かぐや様を告らせたい
うーん面白いんだけどすぐに飽きそう。それと言うのもありがちな笑いだから。ラブコメだけど、これ明らかに笑いの比重が高い。他にもある。笑いとしてはアリガチって事で頭悪い笑いなのに、声優がしゃべりまくりでわらいにするから吸収するのにめんどくさい部分がある。
そういった部分でこれ、シャフト+西尾維新=物語シリーズになんとなく似てる。ただ西尾維新のユーモアに溢れた台詞や、西尾維新の屁理屈、ストーリーに絡んだ長い台詞。すべてをとっても全く追いついてない。尤もまるで内容が違うけどなんとなくシャフトっぽいと感じてしまう。動きが少ない台詞劇だからだろうか?デザインも学校が中心でなんとなく色使いもシャフトっぽく感じる。
ただ、この作品面白いとすぐ感じたのはアリガチな分王道の分かりやすい笑いって点。その辺りマニアックな人より万人向けの笑いですぐに食いつきやすくかつ、広く楽しめると思う。問題はありがちなのでこの先もこういった根本的な作り手の能力の限界から慣れてしまうと飽きそうって感じの部分。
笑いの能力で一番重要なのが、笑いの事ばかり考えていられる熱意だと思う。これ通常出来ないから。ありがちな人って大体ここが駄目なんだ。ずっと考えられないからありがちな浅いもので思考が止まってしまう。
悪口ばかりか?ならこれしょっぱなに笑いが強いラブコメと書いたが、実はこれ複雑な構造をしてて、明確に笑いが強いのは確かだが、カグヤ様って良く見るとツンデレじゃないのか?って部分。どうもシャフト臭がするのは、カグヤ様微妙にひたぎにキャラが似てるからになる。
これツンデレの進化系としてみると、ありがちとは言えないのじゃないか?とも見てる。自分個人がキャラ可愛いが弱いためあまり面白さにはならないが、これキャラで楽しむ人には意外とキレキレな作品である可能性がある。