23秋アニメまとめ
・すごく楽しみ
フリーレン
・楽しみ
薬屋
・そこそこ楽しみ
シャングリラ
・適当
ティアムーン
聖剣学院
はめつ
ラグナ
暴食
16ビッド
アンラック
テレパス
テレパス
言いたいことがいろいろあるな。きらら原作のアニメ化という事で、このタイプを作るならきららである必要があるのか?という疑問がある。なろうと似てて、絵柄じゃなくて、作品の中身もやや偏ったものになりがちなのがきらら原作になる。
山あり谷ありのストーリー作りをあまりしないってのがきらら原作の特徴になる。いわゆる日常系である。ただきららだから作ってはいけないは言いすぎだとは思う。でも結果としてこんな作品だと文句も言いたくなる。例外に挑戦するなら結果を出さないとさすがに腹が立つ。
理由としては、それならきららじゃない作品が激しく競争してるからだ。今までやってこなくて、そんなの可能なのか?ならまあ結果がやっぱりだめじゃないかとなってしまった。見るんじゃなかったって思いがある。
アンラック
言葉にならないぎこちなさがある。あえて言うなら、設定は刺激的だが、それを展開させるストーリーが引き込まれない。2クールでアニメ化するほどの原作側の意図はわかる。だが光るものは分かるがそれを生かしきれてない。2クールあるらしいので後半も見てみようかなとは思ってる。
ただ、あの言葉にならないいまいちさがどうなるかな?と不安はある。本当になんかよくわからないが見てて気持ちよくないんだ。
16ビッド
まだ数話残ってるが、最後のあたりの改変された現代の会社が出るあたりがつまらない。主人公が強く歴史を改変しようって動機付けとしてはかなり良い。この辺り主人公ちょくちょく悩んでるのがうざいから。そこ以外は本当につまらない。作者が面白いと思ってるなら仕方ないが、そうじゃなくて話の流れとして必要なら短くまとめてほしかった。
暴食
いわゆる異世界の外れスキルが違ったよってやつ。最初は面白く見てたけど、なんか最後のほういまいちだったな。しかもこの手のスキルでよくあるスキルイーターなのだが、奪ったスキル使えてないのも多かったな…。ポイントポイントのこの手の部分が弱いし、かつ流れ展開がイマイチ乗れなかったな。
ラグナ
過去に戻って改変するってやつだがその土台はなかなか良いな。死んでしまった人がいて、その人が死んでから努力して強くなった。でもそれじゃ遅いじゃないか。だから過去の自分にその力を託すってのはよかった。だが、そのせいで、強くなりすぎて、弱い守りたかった人が弱いせいで死んでしまうのが嫌なので一緒にいられないって点がかなり問題。
もちろん竜を倒すという目的があるから動機はある。だが守りたかった人がいきなり退場してしまうんだ。君の名はでヒロインが作品上どうでもよくなるようなものになる。推しの子もにたようなものでは?推しの子結果論だと思う。結果それでも面白かったけどリスクは高かった。
はめつ
今期は言葉にならないいまいちさの作品が多い。これも何かひかっかる。似てるのがこれも設定がなかなかぶっ飛んでる。ただこの設定ストーリー展開の起伏のためでありそっちありきなので、ストーリー自体はそこまで悪くない。
じゃ問題は?バトルなんだよな。だがバトルとストーリーが簡単には分けられないので、全体としていまいちさの原因がよくわからないんだ。アンラックは展開も微妙だが、バトルが多少引っかかるんだよな。バトルじゃないかな?って強く思うのは記述式魔法でもたもたしたバトルが展開される点。
これ漫画原作らしい。致命的にアニメに合わない…。逆にアニメがとてもよく仕上がってるらしい呪術と比べると動きがついて逆にマイナスになってしまったような作品だと思う。
聖剣学院
なんだこのありがち感すごく漂う設定は?という作品なのになぜか楽しい。これはストーリーじゃない。女の子キャラがこれ絵もそうだが、かわいいんだよな…。それらと全体が絡んで楽しく感じる。今季いまいちだと感じた作品に比べて、素材は凡庸だが料理が悪くないって感じる作品。
ただ決して傑作などではない。そのあたり以前あった陰陽師が異世界転生したらに似てるな…。後進撃最終回を見てたので、アルミンとミカサがいちゃいちゃしてると見えてしまう。
ティアムーン
まだすべては見てないけど、これ面白い。なろうでありがちな周りが勝手に勘違いして持ち上げるコメディテイスト。今季影実がやってたのでよりその特徴が目立つ。だがこの作品ならではの良さは、前期やってた極悪だなこの悪役令嬢ってのと比較してそこが違う。
何故か?というとこれ中身が入れ替わったわけじゃない。同一人物だが反省して性格が激変もしてない。見てるとわかるが、前の人生そんなに悪い王女じゃなかったのではないか?これをきちんと感じさせるうまさがある。大きく変化してるわけじゃないのにちょこちょこ変えるだけで結果が激変してる。
この辺りが実にうまい。運命というのか周りの流れが彼女を処刑されても仕方ない人物にしてしまったとわからせてくれる。別人転生憑依じゃないから、このあたりクリスマスキャロルに似てると思う。でもクリスマスキャロルは不思議な体験によって性格が大きく変わる。
そのあたりがそうじゃないのがうまい。
シャングリラ
いわゆるVRものと言われるやつ。ただアクション性がかなり高い。主人公がそもそも低レベルだし紙装甲。ゆえにテクニックでカバーする。ただそのあたり単純な肉体を使ったものと違うので、そこでたまにこれゲームだったなって思ってしまうが、やや異世界転生と似てる。
でも、ここまでアクション動きのあるバトルにこだわった異世界転生ってあったかな?というと予算の差なのかな?とも思うけど、上記に書いたようにややリアルな肉体を使った戦闘と違うから違和感がある部分があるが、おおむねそこが面白い。
後レアなくそ強い敵が数体居て、これを倒すのをメインにしてるかな。その点ここまで強いモンスターにこだわった異世界転生もないから意外と新鮮な部分多い。ああ蜘ですが?あれはそこが似てたな。動きが蜘蛛だけど…。
薬屋
これ単純に面白い。ミステリーの面白さだと思う。そんなの溢れない?後宮と薬を扱う医者って点で斬新だと思う。設定と組み合わせの勝利かな。ストーリーは王道なのに設定は新鮮って感じ。ただたまにレギュラーキャラを軸としたつながりがあるので、数話完結だけじゃなくて、展開されるストーリーの面白さもある。
後キャラがいいかな。じんしさまと主人公のからみはコメディテイストや恋愛テイストを絡めてそこだけ切り出せる面白さになってる。
フリーレン
とにかく面白い。薬屋と似てるが数話完結がべらぼうに面白い。ストーリーに着目するとわかるけど、アニメの30分ぐらいの1話完結ってストーリーを作る視点ならそれほどむつかしくないけど、それが刺激的だってのは相当ハイレベルな競争になる。だからこの作者べらぼうにレベル高いと感じる。
後泣かせるってのがまたうまい。この手のは大体コメディになりがち。笑いの要素もあるけど、ストーリーはコメディではない。以前も感じたが夏目友人帳とタイプが似てるんだと思う。ただRPGっぽい旅をかなりうまく使ってると思う。舞台や人が旅先で変化していくのをうまく使ってる。その点は夏目友人帳と全く違う。
後アニメ化でバトルがやたらよくなってるらしい。この漫画の弱点だといわれてて、展開はバトル物としてうまいが見た目のわかりやすさやアクション性が弱い。もろアニメ化でアニメ制作者が動きのあるバトル描写がうまくて生きた作品。
23年総括って形で推しの子をあげたいのにうわーーダークーホース超えて対抗馬だよぐらい良い作品のフリーレンがやってきた。押しの子が根本的には圧倒的だと思う。アニメってそのあたり安っぽくていい。でも、ちょっと目の肥えたアニメ以外も好きな映像作品や小説全般も好む人ならフリーレンは無視できないだろうな。
私はそういう質を語る漫画アニメ玄人あまり好きじゃないけどね…。
後なんでこんな2クール多い?って点で年間ごとに増えてきてるって点と期末だから増えてるって点を分けて考えてなといけない。何度も書いてるけど、秋シーズンって税金の調整から来年の払いを今年でやってしまう会社も多い。これを狙って予算をぎりぎりまで使い込んで税金対策する会社が多い。
だから秋は2クールが多いんだ。年々増えてるのもあるけど、この辺りはちゃんと知って分けてほしい。