進撃の巨人最終回
終ってしまったな。もっと長い漫画とかあるが、悪い意味で長すぎるのが多い中で、良い感じの長さ。連載の長さを感じられるのにそれでいて長すぎてもうついていけないが無い。かつそれをアニメ化で成し遂げるのもすべてにおいて長期連載の見本のようなアニメ化だった。
さて、なろうの歴史ものばかり見てるとつい思うのは、ヒットラーのように多分エレンも内面が分析されるだろうな…。って強く感じた、人類の8割を殺した大悪党なのだから。
で、イマイチピンと来なかったが納得できたと感じたのが、ああこれ壁の外に出たらまた壁があった。これだと感じた。壁の外を見てしまったので、エレンの願望は満たされてしまう。なのに何故そのまま走り続けたのか?人間の壁だと分かった。そりゃエレンも人が壁になってパラディ島を四面楚歌するんだから、今度は壊すべき物理的な壁が無いから、人という壁が居ない更地にしたくなるよな。
ただこれアルミンの過去の記憶での会話なので外に漏れないから、この分析にたどり着くことはないだろうが…。
ともあれ巨人を駆逐するは達成できた。その点だけは初期に思ったことを達成できた気もする。見て居ればわかるが、目まぐるしく目の当たりにする真実によって、紆余曲折ぐらいあっちこっちに揺れ動くエレンが最後まで初志貫徹する必要は0だと言いたいのだが、やってのけったんだよな…。
最終的に繰り返される歴史として何も変化が無かったようになってしまったが、その点は作者が意識したのか?分からないが始まりと終わりにふさわしい流れになったよな。