フェアリーゴーン
すべてアニメ製作者のせいにしてしまったが、この十文字青と言うラノベ作家自体分かりにくいのではないか?と思えてきた。もちろんグリムガル以外知らないというのが致命的だと思うが、それでもグリムガルしか知らないってのがキーかなと。
大体の人が分かると思うけど、転生転移ってとても分かりやすい。主人公の背景が現代日本って決まってるから頭に入りやすい。その中でもグリムガルのスタートは良くある転移前と転移した間の記憶ないというものだった。良くあるから無視していたが、これ分かりにくい流れの原因になる。
彼らは何かを読者に隠してるんだ。特に顕著なのは死んでしまったとても善良な声優の島崎信長(キャラ名忘れた)のキャラになる。何か生前の記憶と違う違和感を自分に抱いてるようだったが仲間に言わずに死んでしまった。こういう背景が分からないって部分がちょくちょく後で展開するのじゃないか?見たいな流れになってる。
典型的な小説の伏線回収の作り方になってる。そうなってくると、転生転移では些細な事なので無視した部分で十文字青って作家は実はアニメ的には分かりにくくなる原因の創り方をする人なんじゃないか?と思わせる。
他にも転生転移自体がもつ分かりやすい流れが逆に、分かりにくい流れで書いてしまう癖の作家の本質を覆い隠してしまって無いか?となる。十文字青と言う作家自体が持つアニメと相性が悪い小説では王道の流れを得意とする点が関係してるのじゃないか?とグリムガルという作品1つでも見えてくる。
とにかくこのフェアリーゴーンと言う作品はアニメとしては何かすっと頭に入ってこない部分がある。そこが初期継続するか?の点で、致命的な欠点になってる。