その着せ替え人形は恋をする
なろうが嫌われる原因の1つに間違いなくネット小説全般で女キャラに人気が無い。レムが唯一の例外と言えるだろう。同性キャラ人気もまあオバロのアインズや、このすばのかずまぐらいかと。その対極に位置する作品。何故こうも違うか?と言うと、根本帝に今キャラ萌えが下火になってる。
ネット小説の女キャラはその下火の平均レベルしかない。だからいまいちな作品でも女キャラ人気があるとそれなりに盛り上がる部分が皆無といって良い。決してレベルが低いわけじゃない。水準が高すぎる。で、今大半のキャラ人気は、付随する要素がある。馬娘なんて分かりやすいだろう。私は見てないが当時の競馬は良く知ってる。競走馬の歴史を絡めたキャラになってる。
これも典型的な今を代表する何をさせるか?で男女の絡みにして、男の方にも意味を持たせた。服を作る、女が切る。ちょっと前やってランウェイをとてもライトな題材コスプレで仕上げている。これも旨い。キャラの位置づけ的にはランウェイとなんら変わらないけど、当たる作品とそうじゃない作品の差がかなり出ている。
ただしランウェイはどっちかと言えば面白い作品だと思う。ただキャラを愛でるって意味だとイマイチな作品。女性読者少ないけど、この作品皆無ではない。主人公の男キャラが好きらしい。そのせいでWの性別でキャラを愛でるって層を獲得してる。ただ、どう違うのか?が上手くは言えない。本当にキャラの位置づけはすごく似てるんだよな。だがこれは全く違うってその視点では分かってしまう。説明できないけど。




