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今期アニメ感想  作者: とびうお君
2021秋
261/331

21年秋アニメまとめ

・楽しみ

ブルーピリオド


・そこそこ楽しみ

王様ランキング


暗殺者

ライカ


・適当

境界戦機


サクガン

真の仲間



真の仲間

 なろうでスローライフはゴミって言いたくなる。結局面白かったのは、加護に振り回される人間たちってテーマ性の高いものだった。全くスローライフな面白さじゃない。ネット小説とスローライフは多分相性が良い。問題はきちんと作れない。土台が俺TUEEEなので、すぐにギスギスしたバトルが始まってしまうし、仮にやらないとしても根本がそのベースで作ってるので全くやる事が無い。


 スローライフって作ってこの土台ってあほなのか?と言いたくなる。スローライフの部分のやる事をもうちょっときちんと考えないといけない。なんとなくスローライフで始めたけど土台がゴミなのでどうにもならない。スローライフを軸に作る作者ってどいつもこいつもアホと言いたくなる。まともに楽しめる作品見たことが無い。


 後このテーマでがっつり作ってもうまくいかないと思う。だってキャラクターの主体性が無いんだから…。テーマ的には面白いが、物語としてまさに作者の人形になってしまってる。それがテーマなので失敗ではないが面白くない。スローライフのごみさに比べればマシなだけ。やる事ないからいちゃいちゃいちゃ…。本格的にラブコメでやるなら学園物にはやっぱりかなわない。そしてその学園ラブコメが大半の人間も自分も食傷気味なのに…。



サクガン

 真の仲間と似てて、全体はそこそこ面白いのに1話1話がゴミ…。しかもこっちは悪いって言えない部分がある。1話1話もよく考えられて作られてる。ただこういったものより大半の人間にはNOを突き付けられても一部の人間には需要があるなろうの方がマシ。これネット小説原作なので書いてる。


 万人受けによく考えられたものってそうとうハイレベルじゃないと面白くならない。その力量が無い。だったらそういう人は一部の人に刺激になるのを作った方が良い。とにかく無味乾燥を思わせる酷い1話1話だった。ひょっとしてこれ、全体だけ小説原作で、1話1話はかなりの部分アニオリなんじゃないか?と思ってしまった。真相は分からないけど。



境界戦機

 すごい評判が悪い。だが私個人は戦記物が大好物なので…。ロボットを使ったファンタジー戦記ってかなり好きなのでものすごく甘い評価になってしまう。現代を舞台にだけど、それも十分OK。ギアスに似てると悪い意味で酷評だが、私がネット小説好きってのが大きい。ネット小説の独特さってここなんだろうなと思う。かぶってるネタってのが何がつまらない部分なんだ?ってなる部分。


 しかもギアスって戦記って部分あまり突っ込んでない。あれどっちかと言えば個人プレーが目立つ。もちろん能力的に個人じゃルルーシュは全く光らない。でもそれ込みでも、あれはルルーシュって主人公が強烈な作品で戦記ってのがどうもピンと来ない作品だった。バック・アロウもそうだけど、谷口監督って土台はこてこての戦記なのに、全く戦記として面白くないんだよな…。何故かはわからない。



ライカ

 これ良かった。まだ原作続いてるっぽいけど、終わりがすごく綺麗にしまってる。逆にこの先何やるの?って思うほど。1クールで綺麗にまとまってるって点ではかなり高評価。その割に下だなと、とにかく地味…。それでもそういった部分の押しの弱さを払しょくする最終回だった。



暗殺者

 ざなろうって感じだった。ほどほど楽しめた。すごく毎週楽しみだったってのはないが、毎回外れなく楽しめた。とにかく単純で分かりやすい俺TUEEE。特に暗殺者ってのを軸にしてるのでなろうの中でも冒険者などと差別化出来てて個性がある。これと無職が似てるって変なのがわいてたが、以前から問題視してたなろうアンチって実はなろうの中の人なのでは?がもろでちゃった作品。無職VS暗殺で読者同士の対立があるようだ。


 今回それがアニメ視聴者にもばれてしまった。いよいよ皆なろうの中の工作員がなろうのネガキャンしてるって気が付き始めた。私はずっと前からこれ問題だと書いてたけどね。今回露骨すぎて隠す気が無かった。おいうか前から隠す気が無い。無職はこの作品の何倍も好きだが、それでも無職読者に言いたい、どこが似てるんだ?と。


 なんちゃって暗殺者が大事じゃない。そういう細部の甘さよりもこれ暗殺者って土台がもろ生きてる。そういったものが無い無職とどこが似てるんだ?ってあほらしくなる。結局分かったのは、ディアが年上魔法先生が同じなんだって…。そういった部分煩いアニメ視聴者なら分かるが、なろうの中でその程度の被りを言うなんてアホ!



王様ランキング

 これ面白いな。単純展開が面白い。次々見たくなる。後特にヒリングのキャラが良かったな。このヒリングのキャラがこの作品のキャラの魅力を代表してる。典型的な悪役って人が皆実はいい人ってのがそのまま面白さになってる。そういった部分もこてこてのキャラ作りをするなろうとは全く違う。


 なろうと違うから面白いわけじゃない。ただなろうとは違うファンタジーのベクトルの面白さがあった。



ブルーピリオド

 これはすごく良かった。やっぱ私は高得点はリアルな舞台が多い。後やっぱこれ実際芸大卒の漫画家さんらしい。芸術が何か?なんて私はうるさい方だが、それでもこの突っ込み方は知らない。私は絵画の歴史はそれなりに知ってるけど、現代絵画って逆に全く知らない。だから今先端はこうなってるのか?って絵画の進化の先を見た気持ちになった。


 知らない世界を覗いてるのに妙に説得力がある気がした。それがやっぱ最大の魅力だと思う。


 ただ原作知ってる人には評判が良くなかった。私こういう人にアニメのお面白さ語ってほしくない。マニアックすぎる。原作より優秀なアニメが良いって風潮があるが、なら原作が面白いほどアニメがつまらなくなってしまう。それおかしい。単純に面白いか?面白くないか?で一般的にはとらえるでしょ?


 そういった意味で十分面白い作品だと思う。漫画読めばいいって馬鹿はアニメの面白さが分かってないので、ネットの発言者として消えてほしい。アニメってもっとシンプルな面白さなんだよ。



 今期はサクガンと秦の仲間が一番言いたいかな。ネット小説原作なのにって思う部分。個性的な分、ネット小説のフォーマットに乗ってないから簡単にそれに刺激を受ける一部のファンにとっても面白くならない。私はこれ全滅だと思う。悪評が無いのは、悪い点がすぐに言えないからと、なろう嫌いにはこれマシらしい…。それだけ。


 真の仲間もそれ。俺TUEEEが面白さなのか?と言うと、まあ様々な欲望願望、制御欲求などそういった部分がシンプルであるって点。その暴力って1つにすぎない。これは分かりやすいが、スローライフが願望だが、そこちゃんと、やる事を作っておかないと。どの作品もなんとなく忙しくなくて、ストレスが少なければ良いやしかない。


 きららがそれで面白いのは、会話とキャラの可愛さがあるからだ。今時全くうまくいかないラノベ的いちゃいちゃなんて刺激になるわけがない。スローライフは多いが、ある意味ネット小説の王道を外してるからサクガンと似てると思う。そしてどっちもなろう嫌いにほど受けがいい。ただ決して面白いと評判なわけじゃない。マシって評価にすぎない。こんな馬鹿な連中相手にするの無意味。



 1年を通した総括みたいのをやってみたいが、特に…。今年は無職が面白かったなってぐらいかな…。ブルーピリオドはかなり面白い方なのだが、特に大きな流れの中で語るべきものが無い。それに対して無職はもろなろうなので。馬娘も話題になったけど、あれアニメとしては1期ですでに火がついてた。むしろソシャゲが大ヒットしたから2期話題になっただけ。後私見てないし…。


 後VIVYだけど、これは本当に締めが悪かったな…。難しいなと思う。ああいったコンセプトならスタートダッシュの良さをもっと褒めるしかない。SF部分が弱いのは作り手も分かってて、ただ、前半の面白さに対しての落差が酷かった。ライカなんてその真逆なのだが、スタートから地味なのでラストが妙に良く感じた。


 所謂期待値バブルだと思う。そしてそれが、とても重要なSFとして難解さを嫌ったって部分がもろ物足りなさになってしまった。後歌に力が無かったのは不味いよな。同じ歌がテーマのマクロスと比べるといまいちすぎる。だからAIの方のイマイチさが強く出てしまったと思う。


 3期やるのか?分からないけど、ぜひ続きをアニメで見たいなと思った無職転生が私の中で今年の顔だなと思った。まあ元ランキング1位だが、アニメ史って流れの中ではものすごく地味だけどね…。オバロやリゼロ、このすばの大ヒットと比較してね。単純に面白い意外の部分が無い。新しい時代の幕開けが3作品にはあった。その点で無職って私の中で転スラと似てる。単純に面白い、次回が楽しみってシンプルな楽しさ。


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