探偵はもう死んでいる
なんかもうあかん。1話は本当に面白かったのにな…。ただ切った理由から考えると結局1話からダメだったとなる。シエスタが消えたってのがかなり大きい。これストーリーのためにキャラが犠牲になる典型だな。間違いなく1話とそれに続く2話についてはシエスタが消えたことによる刺激があった。だがその間の一瞬だけなんだ。後は弊害しか見えない。心臓移植でシエスタはまだいる。これは良い、問題はそれが全く生かされない3、4話のストーリー…。
そして決定打は、シエスタとの過去話って展開で久々シエスタ出てきたけどいまいちだった。スペードだったかな?改造人間たちがいる秘密組織と戦う、こんな内容なんだけど、それが探偵って軸で展開される。推理とかが悪いというわけじゃない。根本的にそういったファンタジーバトルものに近い設定を無理やり探偵でまとめてるのがすごい食い合わせ。
これ多分この部分が失敗だな。元々ファンタジー要素と探偵ものって禁じ手な部分がある。だが絶対ダメじゃない。むしろこっちよりそっちの方がマシ。禁じ手よりひどい、それが切る理由。逆にファンタジーバトルに推理要素程度なら良かった。これ違うあくまで探偵ものが軸で、それががっつりファンタジーバトルな世界観と設定で作られてるんだ。これやったらダメってものをさらに悪化させたもの。これで面白くなるとしたらそれはそれですごい作り手だ。