バックアロウ10
谷口監督も中島かずきも何にも変わってなかった。何かが悪いとかじゃない。設定を好きになれるか?それだけだと思う。何か最後までぐっとくるものが無かった。そういう部分以外は良くできてると思う。リンガリンドの住人が何者だったのか?は良く分からないが、まるでAIと人間の関係に似てる。
生物的な意味の人間だったのかもしれないけど、意味合い的には情報って存在でも置かくなかった。まるでゲームやシミュレーションの中の仮想世界のような世界だった。そう見える、そう見えると、これ意外と先端の世界観になってる。そう感じさせる部分が弱かった。ここなんだよな。
これ剣と魔法をベースにしたゲーム世界でも多分作れる。何故地球人が2000年も変化せずに生命を維持できたか?はさっぱりだが、そこは強引にしんねんしがあればできるそうだ。栄養じゃない。栄養があっても2000年も変化せず維持する様なものにならない。
この作品なろうにあってもまるで驚かない作品。それぐらい相性がいい。だからこそ、世界観の何かがツボを押すようにできてなかった点の違いしかない。
まあ見た目はただのロボットものにしか見えないのは大失敗の部分ではあるが…。
結局最後まで自分にとってこのふわふわしたぐっと来ない世界観がダメだったこれに尽きる。ここまで見たのは、そういった部分以外はなろうにある代表的なもんじゃないが一部の作品となんら変わらん。
根本的世界観は、時折宇宙論で出てくる。この宇宙は知的生命体による仮想世界かもしれない。ってあれと本当に良く似てる。作った人は意識してるか?怪しいけど。