86-2
一応一区切りなのかな。なんというか、別に詰まんなくはないけど、なんでこれがネット小説以外でここまで人気作になったのか?それがさっぱり分からん。よう実の方がまあ人気作だけど。
結局よう実と同じで、希少価値のあるジャンルってのが大きいと思う。それでいて細かい部分は斬新だと思う。前から書いてるが見た目はありがちなSF戦争ものだけど、86って人種差別が絡んだ部分は素直に斬新だと思うが、細かい…。この手の人種差別が絡んだ戦争って実際はない。
戦士って一応民族の名誉だからな。敵国から属国になったとかだとこういう使いつぶしある。モンゴルに対する朝鮮とかこんな感じ。アルゴルモアがその辺り描いていたと思う。でも人種差別に絡んでってのは無いな。後武器持たせて裏切られたらって話で、多分無いのかと。属国だと全く違うのはこの辺りが絡んでいる。属国と人種差別的な扱いを受けてる集団とじゃ天地の差があるんだろうな。
多分その辺り当然作ってあるとは思うけど…。って進撃のエルディアに似てるなこれ…。エルディアは見事に一部裏切ってたわ。エルディアの扱いは全く違う部分で、戦場を共にしてる。こっちの方が危ないけどね…。これ典型的な曹操の時代の後の反乱と同じ構図だ。戦闘民族部下にしたら統制が緩んだら好き勝手暴れだすと…。
なんでこれが?って不思議はあるが、今回はとりあえず大きなイベントになってたと思う。仲間の死でやっと本音で86達が話し始めた。
空々しい会話って奴が狙ってやってるだけどこれ苦痛だった。どうもこの作品会話が多すぎる。その会話が基本つまらん…。