バックアロウ6
なんだろうこのもやもや感、面白くないわけじゃないんだよな。すべてがギリギリなんだよ。わざと狙ってるのか?ぐらいつまんね-ってギリギリのライン。多分これだな。コードギアスとかスクライドのような水準をさすがに求めてない。それで分からなくなっていたけど、もうちょっと下でも良いから虚渕氏のサイコパス、まどマギに対するガルガンぐらいのものは求めていいだろう?
期待するなってのが難しいよ。しかも中島かずきもいるんだよ。この人の作品高確率で楽しめてるし、かつ最近のDNAが近年じゃ良かったアニオリの1つ。
言葉にするのはむつかしい、とにかく1つ1つに驚きが足りない。ないわけじゃないんだ。それがどれもなんというか地味。全く分からなかった。言葉にすると面白い作品の条件すべて満たしてる。そのどれもがつまんねーって水準のちょい上でしかない。これじゃな、驚きが無いと言おうとしたんだ。でもそう?って思いなおすとそれは違う。足りないんだ。ああすべてにおいて物足りない。
ここまで物足りなさがそろうと、つまんねーに近づいてしまう。初期に比べたら本当に良くなったよ。でも、そのどれもがあまりに低水準なんだ。なんというか感想泣かせの作品だ。面白くないわけじゃないんだけど…。って何かもやもやしたものを抱えるが、明確なダメって点が一つもないんだ。そのどれもがギリギリなのがもやもやの正体だった。
後気になる点だけど、これだけいまいちだと気になってくるが、谷口監督のキャラってめんどくさいな…。ああこれ間違いなく売りだよ?でもそれって水準が高いときは文句なしに良い部分になるが、低いときはこれ視聴が面倒になる部分があるな。悪い意味であくの強いキャラが全体をマイナスにしてしまってる部分がある。
何度も書くが、これ水準が低いせいなんだ。作品を単純な要素で見ると分からない。全体の調和で見た場合、この個性必ずしも良いとは言えない部分がある。言葉でなんとか片づけようとする人には多分これ分からないんだろうな。複雑な人格ってやつが、エキセントリックなだけに見えて、結局シンプルなステレオタイプみたいになってしまってる。