バックアロー
あれ面白いぞこれ。中島かずきは谷口吾郎を救う。なったよ。無茶苦茶中島かずき色が強い。1話から強かったけどただ癖が強かっただけ。大河内や黒田洋介と組んだような脚本との相性の良さが出てる。谷口監督はヒット作作ってる様な脚本家と組むことが多いから映像屋に見えるが、実際はそこまで脚本主導じゃない。
典型的な脚本主導は新房監督。こういうのやってみよーって部下に丸投げする中小企業の社長のような人。谷口監督は企画をつめてる。本当は脚本いらないのかもしれないぐらい構想がある。それでも中島かずきっぽさがすごく出てる。中島かずきも企画事作れる脚本家。両方が組んでもうまくいってるのは、黒田洋介や大河内も一本漫画原作やれるような脚本家だからになる。慣れてる。一番いい例があしたのジョーのちばと梶原の関係みたいなもの。
あの1話ちょっとひどかったな…。原作アニメの失敗したアニオリ1話とそっくり。ストーリーとしてはちゃんと時系列になってるんだけど、どう表現していいか分からないからあの例に駄目さがそっくりだなと。
無理に1話でインパクト作ろうとして大失敗してる。誰だあんな1話にしようと言い出したのは。
そんな面白くないよ。私の好みに合ってるだけ。要するに1話が悪いのは誰でもそうだが、2話がぐっと良くなったのは私の好みって話になる。その私の好み通り作るのがアニメ監督って大体同じで嫌いなんだろうね…。