ゆるキャン△2期
つまらないわけじゃ決してない。だが1期のレベルには無いな。擁護ではない体感時間が驚くほど短かった。集中はしてるんだ。ただ、なんだろう早く次が見たいってのが薄いな。もちろん展開に刺激が無いからそんなもの無いのだがそれとは違うパターンで次見たいがある作品がある。え、もうこの時間終ってしまうの?継続を望むだと思う。
それがない。飯を食う場面が多いから孤独のグルメと似た部分を持つなと思ってた。いやこれ無理だな。確かにあの作品も次見たいとあまりならない。だがそれは3シーズンぐらい見た後だ。さすがに慣れ切った。つまらないわけじゃないから繰り返しに耐えられないわけじゃないが、トーンダウンしてる。
やはりこの作品はキャンプが軸なんだと思う。キャンプで食う飯は旨いで、飯ものじゃない。飯の比重が上がってしまったら実写にありふれた飯ものにかなわないな。キャンプ部分が多分ネタが弱くなってる。繰り返しに強い飯の比重が上がるというわけだ。
キャラクターが好きで楽しんでいた人はまだ十分面白いと思うよ。私にとってそれは従で、あくまで相乗効果で引っ張るものじゃない。極端なぐらい深夜ではキャラクターへの好みが私は弱いと思うから変わった意見である点もあると思う。ただ2期に期待するなって意見が始まる前にあって、その指摘があまりに的確だったので私だけじゃない。飯だったんだ。キャンプネタが切れてきて、飯の比重が上がりすぎて飯物みたいになってしまってるからと。
異例の出たしになってしまったが、それも意味があると思う。最近続編が増えたのを気が付きだろうか?明らかに続編の比率が高い。1シーズンだけなら気のせいだろうと思っていたが、もうずっと続いててこれ多分傾向だと思えてきた。理由は明らかに海外と配信だろうな。収入構造が見えにくくなってる。
原作販促も言われるが、それは前から。分かりやすい例がレンタルで好調だったちはやふるがBD軟調だったが2期が過去決定した。レンタルが良いって作品は多々あるが異例だったのでよく覚えている。以前からBDが売れない=つまらないってバカは消えてほしいと思っていた。平均値からずれたようなマニアしか買わないのがBDの正体だ。
以前から指摘してたが、レンタルDVDの実写映画ではごく一部のファンが買う。このハードルをさらに上げたのがTVアニメになる。レンタルが主であって、BDが主である深夜アニメのビジネスモデルは異例なんだとずっと言ってきた。ただ配信は単純にランキングじゃわからない。ランキングが歩合的な売り上げになってないから。
でも2期決定はここが大きいだろうな。歩合じゃなくてまとめて契約が多いから1期の実績から2期の値段は多分上がると思われる。後日本だけの配信じゃとても補えない。グッズなども含めた海外の権利による収入が補ってる。
ただちはやふる作ったときは赤字になると話してたのでかなり長期の回収予定で作ったんだとは思う。BDは即効性も武器にはなる。
ただ一部の人の面白いについてはBDは正しい指標だったんだと思うよ。その点は間違ってないと思う。広い層に共有できるものかは?怪しいけど。
深夜アニメが変わってきたと分かる人は中々細かい差が分かると思う。根本的に巨大な漫画文化だからね。でも、漫画全体の質に深夜アニメは近づいてきた。鬼滅のヒットは別にその流れじゃない。あれは進撃と同じで女性オタ層がリードしたヒットなので過去のビジネスモデルでもできる。
そもそもいつものマニア向けに劇場公開したら大ヒットしちゃったんだから…。
ライトノベルが将来駄目になると言ってたのはここになる。アニメは漫画に近づくようにビジネスモデルが変わったんだそれに対してラノベはそれが出来ない。なろうはラノベを抜いて直接原作としてコミック化が将来プロ作家になる道だと思う。当然今のような数のラノベ作家はいらないごく一部だけの当たり前の状態になるだろう。
誰もかれもプロ作家って今がおかしいんだ。




