20年秋アニメまとめ
・楽しみ
無能なナナ
呪術廻戦
・そこそこ楽しみ
いわかける
・適当
クマくまベアー
100万人の命の上に俺は立ってる
安達としまむら
アサルトリリィ
キミと僕
神様になった日
神様になった日
初期は面白かった。誰かが話いつ動くんだと不満を漏らしていたが、話が動いて数話でつまらなくなった。求めるものが別の作品になってしまった。作り方自体は王道も王道。楽しい時間が終わってしまうって流れ。急展開とかでもない大半の作品はこういう作り方になってる。壊すのが目的の楽しい日々。リトバスはまさに壊す世界を重点を置いて作ってるからこれが悪いわけじゃないんだ。
結局そうした感動ってやつに飽きちゃったってのが大きいのかな…。
最後まで見ると何がしたかったはとても良く分かる。よく批判で何がしたかったか分からなかった作品ってのがあるが、これは王道と最後の締めで描きたいことがあまりに分かりやすかった。ただ問題はそれが面白いか?は全く別。結局面白いか?面白くないか?となり、その次に理由探ししてるだけで、何がしたいか分からないから最低ってわけじゃない。
何がしたいか?分からないから面白くないわけじゃない。多分この作品迷走してると思われると思う。ただこの作り実際は王道なんだ。前半と後半が違いすぎて多分この急展開不評だと思うが、これこてこての作り方で急展開に問題があるわけじゃない。
この手の問題は過去にもちらほらあってその時思ったのは車の運転に似ていると思った。急カーブを曲がり切れなくてクラッシュしてしまったとなる。じゃそれが原因か?なら何とも言えない。ただ急展開が悪いんじゃない。観客の感情をハンドルさばきに例えると運転の例がふさわしいってだけで。
最後の何がしたいか?はファンタジックな奇跡に頼らないハッピーエンドだと思う。これはKEYをずっと見てきたらとんでもなく飛躍したものだと分かる。ずっとそればかりやってきたのだから。前も批判したが麻枝氏はファンタジーの作りが悪いと書いた。奇跡が現実的なストーリーに対して唐突にファンタジーでぶっこまれる。
明らかにおかしい作りだがこの作りになった原因もある。村上春樹にある。彼のワンダーランドはその点クラナドの作りにそっくりなのですぐにわかる。ファンタジー世界と現実世界の乖離ってのが小説の手法として面白かったってテクニカル的な部分があって、冷静に考えるとあれ良い部分か?と言うとそれまで見たことがない作りだ以外あれ微妙な部分があるのと、ワンダーランドは現実世界がSFなので不思議設定と相性がいい。後正確にはファンタジーじゃなくて脳内妄想なので。
その点で言えばシャーロットは綺麗に作ってるのでは?そうなる。あれは本当に尺の問題が大きいと思う。今回の作品でシャーロット案外面白かったのでは?って評価が上がってる。もうさんざん裏切られてきたのでもう私は距離置きたいが、シャーロットを見る限りまだSFファンタジーを描く作家としての可能性がわずかだがあるのかもしれない。
王道と書いたが、決してKEYだけの王道じゃない、楽しい時間を壊すって作品は多々ある。ただその作品がエロゲ作家に多いってのは何とも言えないのだが、例えばゆゆゆも全く同じつくり。まどマギは幸せ?だが、初見部分は騙す壊すって作りは全く同じ。
この作り全体を通すと良くある王道なのだが、1クール原作なげっぱに慣れてる深夜アニメ視聴者にとってはきついかもしれない。この方向性で見ていたのになってのが消えてしまうのだから。ただ動くのを楽しみにしてた人ががっかりしてるのでなんとも言えないけど。たまに聞くゴミのようにどうでも良い麻雀回の方がまだ面白かったなってのになんとなく同意する部分がある。
私はクラナド無印が好きじゃない。そこからすると矛盾に見えるかもしれないが、PAの麻枝アニオリはすべてそういった部分の方が面白かった気がする。泣きゲーで受けた部分ってもっと前から麻枝氏って飽きられてる気がしてる。散々くそ寒いギャグと言われてるが、私は正直言って笑えるが重要じゃないと思うんだよな。
かといって可愛いでもない。これはとても深夜アニメで重要な部分で、麻枝氏はその部分エロゲ時代より洗練された気がする。笑いの場合それは無い。基本笑いはネタが飽きられて劣化する。その酷いのが一発屋ってだけで、だから違うと思うんだ。良いところがない作品で見るんじゃなかったと思ってる。だが前半感じた楽しいアニメって感情は確かにあったんだと思う。全体を通してつまらなかったからと言って、それをなかったことにはしたくない。その部分は多分麻枝氏作品を創るたびに磨きがかかってる気がする。
多分すごく批判的にみられてると思うから、同意は得られないかもしれないが…。
キミと僕の最後の戦場
思ったより楽しめた。ただ最後の最後にイマイチだと感じた。その理由が多分ベタすぎる。じゃありきたりなのか?と言うと違う。多分古いんだと思う。古き良きラノベって意見がすごくあった。どこがと言われるとまずなろうじゃないって点。次にハルヒ後の学園物一色の時代のさらに前の時代って意味だと思う。
され竜は明確に魔法と科学って流れの魔道ってのりがFFが多分流行の発端だと思うけど、分かりやすい型がある。この作品はない。いやもちろん魔法と科学国家との戦いとなってるが、そこが主たる部分かと言うと違う。そこがまた分かりにくい。魔道は魔法と科学が融合してる様な世界観なので対立してるって点で全く違う。
良く分からないが、結局どこかで見たような既視感とそれに耐えうるほどの王道じゃないため物足りないと最後にわかってしまった。見て損したとは思わないが、しいてみたいほどの懐かしさはない。
アサルトリリィ
ちょっとほめ過ぎた。これも物足りないに尽きる。なんというんだろう見るんじゃなかったって後悔じゃない。思ったより楽しいが、やっぱりイマイチって部分が終わるときに気が付く。終わるときの締める部分が弱いから、上手く着陸した程度じゃ前の貯金が無いから補いきれない。それはラストにしか分からない。多くの作品はそれまで楽しかったため全体のイマイチさをカバーできるとなる。
このケースの場合切ってしまうからほぼ発生しない。後今まで感じていたかもしれないが微妙なものなので無視してきた可能性もある。原因は、あれだけ直前で大きくしてきた美鈴様の怨念のようなものが、意図したものじゃないって終わる点。デメリットのある副産物みたいなもので終わってしまった。
肩透かしも良いところ。見るんじゃなかったにならないのは、根本的に全体には繋がりが内単発のEPの中でのキャラを見る作品なのでかなり日常系のきららに近い。戦うごちうさとならないのは、このジャンル自体が巨大なのできららと合体しなくてもいい。まどマギでもない。それ以前からずっとある。根本的にはプリキュアやセーラムーンなのかな。
アニメでしか面白くない水準のストーリー。なんというか。アニオリはこの水準が多分理想なんだろうなと思う。アニメでしかつまらないけど、逆に言えば作家としてライバルが少ない。漫画やラノベと戦うと言ってもあれは外れもしこたまあって、それらはアニメ化されてない。確かにお金にならない原作ってある。
だが、配信時代になってそういう偏りほぼなくなった。それゆえアニメ化されない埋もれたビジネス都合ってのがほぼなくなった。今はアニメ化されてないものは多分あまり良くないか?極端にマニアックなものぐらいじゃないかと思う。イマイチなので人気が無いのか?数多くの人が読むタイプの内容じゃないか?は分からないので断定はしないで濁しておく。アニオリは上澄みとだけ戦うことになるので、アニメ作家がレベルが低いとは言えないんだ。
逆に言えばハイレベルな戦いにしてはヌルイ作家ばかりしか集めてないのはなんとも言えない気持ちだが。
安達としまむら
何故男性作家が百合を描くのか?と言うのが新しい視点で描かれてる。安達は男子学生っぽい。もちろん単純に男っぽいわけじゃない、思考がどうも性的なんだ。男性嫌いな部分があったら確実にLGBTとして描かれるような部分のあるキャラ。これをライトに描いたってのが面白い部分。
アニメにありがちなきらら系のゆるい百合を期待すると多分違うと分かると思う。だが女性作者が描くガチレズとも違う。最近だとライトに描いたレズものと言えば推し武道がそうだと思う。その辺り推し武道がリアルな女性の描き方だとすると、安達はシンプルに女体化した男子学生って形になる。
推し武道はそのあたり正直言えば雑な部分がある。じゃえりぴよさんは男嫌いなのか?と言うとそういう部分が見えない。でも安達は多分男とどうこうが考えにくい。男性の方が意外と深刻な男性脳の女性キャラを描いてる奇妙な感じ。ただもちろんそういう部分ごまかしてあるのでどうでも良い部分だけど。
とにかくだ百合として辺りアニメを見ようとすると失敗すると思う。これは女体化したラノベラブコメだと思った方がいい。ただし性的指向以外はとても安達は女の子っぽい。その辺りは何故ラブコメが衰退したのか良く分かるアニメ。しまむらも可愛いが、なんといっても普段どうでも良い男性主人公側がとてもカワイイ。
両方楽しめるアニメの方が優秀なんじゃない?と思うと常に男性主人公との相手で楽しむヒロイン単独よりも多分こっちの方が面白い。何度もなろうのファンタジーにおいてハーレムはおまけでしかないと書いてきた私の発言に説得力を持たせる内容だった。恋愛だけじゃ男性主人公を楽しむ部分が無さすぎるなと良く分かる。
100万人の命の上に俺は立ってる
うーんなろうとは違う方向性、現実とのリンクの部分が微妙だけど、ファンタジー部分は面白いと思う。神様でも思ったが、現実部分のシナリオと相性の悪さを感じてしまう。それいったらローファンタジーは成り立たないとなるが、実際ローファンタジーって古い手法だと思う。多くのローファンタジーは昨今は作りこみが激しくて、それ主人公周りはもうハイファンタジーだよね?って異世界化してる作品が多々あると思う。
まあ神様はSF風ローファンタジーだけど。なろうとは違うヌルゲーじゃない部分だけど、これちょっと失敗してる。クエスト失敗でゲームーオーバーなんだけど、このゲームオーバーの緊迫感がほとんど伝わらない。そのせいで、死んでもやり直しの部分だけが強く見えてしまってなろうよりヌルゲーな部分がある。
主人公の性格のおかげでなろう臭さが全くなくなってるだけだと思う。この作品って主人公の性格にほとんど作品の特徴が集約されてる気がする。谷口監督のリヴィジョンズにその辺りすごく似てる。ただ違うのはあっちは漫画アニメにはありがちな主人公であるのに対して、こっちは多分あまり見たことがない。内容よりこの主人公が我慢できないなら見ない方がいい。ただし分かりやすい嫌悪感が出るキャラでは全くない。その中途半端さがピカレスクロマンにもなってないなんとも言えない部分。
個性のあるキャラってので参考になるキャラ。個性があっても受け手に好かれないってのは意味がないよなって分かる主人公。
クマくまベアー
最後賛否両論だけど、まあ最後の最後は悪くなかった。それでもアニオリがマイナスの部分が多かったな。この脚本の人平均値も微妙だったし、なろうに全く向いてないね。リゼロは逆にアニメ向きなのがなんとも言えない部分。アニメ向きと言うより、アニメによくいる脚本家が面白さを理解できやすいって点だよね。
ただ面白かったと思う。神達とほぼ同じ切りたくなるなろうだが、違いは女主人公に尽きる。内容はなろうにありがちだが、なんというかストレートで単純なのが良かった。全体をつなぐストーリーは皆無。単純にやりたいこと羅列しただけ。その点棒振りにとても似てるけど、単純なゲーム仲間が増えていくあの作品に比べて、関係者が増えていくとまりだったのがかなり弱い部分。
フィナの家族って重要なメンバーがいるので、ある意味リアルな人間関係なんだけどね。
いわかける
最後だけちょっと不満だけど区切りの良い終わりだなって点で±0。以前も書いたが、ライフルイズビューティフルが日常系ならこっちはガチなスポコンだと思う。多少キャラに癖が強いので色物=咲みたいに見えるが、内容はガチだと思う。どうみても見て楽しむ部分が弱いので、それを補っただけで内容はかなり真面目にボルダリングで競うプレイヤーたちの真剣さってのが伝わってくる。
どこに境界線があるのか?と言うと基本トップ狙うぞが変わってくる。次にそこでライフルが出てくるが、んまーその違いは言葉では無理。見てなんかこれ日常系としてくくっても問題ないなと分かる。これもそのタイプのゆるキャン△などの似た部分があるかと思ったが、スポコンとして扱って何の問題もない。
マイナー競技物としてちはやふるなどと一緒に紹介できる。そこまで面白いとは言ってないけど、はねばとよりは、あれは原作の方が面白いね。ほとんど変わらないんだけど、あれ区切りが悪い。1クールのアニメじゃ短すぎた。はねばと失敗だったとは思わない。1クールじゃああなっても仕方ない。1クールで魅力を出し切ったなら圧倒的にこっちだ。アニメ化の成功失敗じゃない。単純に元が合わないのを失敗と言うのは違うと思う。
呪術廻戦
ポスト鬼滅全く信用しない方がいい。鬼滅こんなバトル中心じゃないどっちかと言えば女性らしいキャラの人間(鬼だけど)ドラマの方が濃い作品だと思う。とにかくバトルバトルの連続で鬼滅を期待すると多分がっかりする。似てるのは陰惨な世界観って部分と和風テイスト。ただローファンタジーのこれと過去の大正ローファンタジーの鬼滅じゃその点話にならない。
あくまで呪いって軸が和風だというだけ。孔雀王や陰陽師が扱うものだけど、そういった流れは全くない。鬼滅との共通点は進撃から流れる腐がくいついた暗いぐろい世界観の作品ってだけ。鬼滅は腐から広がったのが一味違うヒットになった原因で、腐層の支持が似ててても何の意味もない。
これをポスト鬼滅と言ってる人は頭が膿んでるんじゃないだろうか?と思うほど違う。これが幅広い年齢層に広がってからそう言ってほしい。ただここから変わってくる可能性もある。原因として、呪物と言われるモンスターに背景がない。そのため人間に近い呪物もいるので、それらがもっと中心になってからだと思う。
この辺りはむつかしい、モンスターとのバトルってのは昔からあり、これが知性体が出てきて対人のような戦いになると、数ある対人バトル物と差別化が出来なくなってしまう。この辺り境目がないなろうのモンスターバトルとは全く違う。なろうの場合あんまりモンスターバトルに重要性がない。
この作品はモンスターバトル色って売りが薄いので問題はない。その点鬼滅も薄い。早い段階から鬼が知性モンスターでかつ大半が元人間と分かってるから。
この流れはブルージェンダーが起源だけど、ただ元をたどればエヴァだと思う。ようはウルトラマンの怪獣退治とガンダムのような対人バトルの違いだと思う。エヴァはそれが徐々に知性体との戦いに変わっていく流れも後の作品踏襲してしまうが、そこに失敗すると良くある対人バトル物と差別化が出来なくて凡庸になってしまう問題もある。
この作品の場合そういったモンスター退治に重点が置かれてないので全く問題になってないけど…。おそらくそれは作品の中心であるスクナが原因だと思う。とても重要な初期設定のスクナが性格はギルガメッシュのようだがほぼ人間的な呪物だから。最初からモンスター的知性がない呪物は雑魚ですよーって分かる内容になってる。
無能なナナ
これは良かった。完結じゃないのがって思う部分。ただこれここで終わっておけば的なものもさえある。その点で約ネバとそういった扱いは似ている。その後の原作は知らない。じゃここで終わりと思えば良いじゃないか?それにしてはすっきり感が無さすぎるんだ。まだ続いてる作品の大きな区切り。やはり完結向けて描くってのは違う。
話のバランスがすごくいい。ありがちなラスト付近無理やりシリアスって言われるものと違う。そもそも人殺しが作品の中心なので、シリアスが軸だと言えば最初からそう。感動ものとかその手の流れだと思う。それが上手くいってる。だからこそこの先問題なんだ。作品の軸であるピカレスクロマン的な部分がどうなるか?となる。
デスノートでライトが後悔して行動指針が変わったら見れるか?となる。そういう危うさも秘めてる。ここで終わりだからこそバランスが良いと言える。初期はそのとおりで無能力者が圧倒的力を持つ能力者の隙をついて殺していくミッション型の作品。次にデスノートのエルみたいな敵が現れるきょうや。
そしてそこからが違うのが、当初殺す予定だったミチルに命を救われる流れ。しかもナナも相手の命を救った友達としての行動からになる。もう全然前のナナと違う。
安定して楽しめていたミッション型が消えてしまう。
その点批判も多いが、2点指摘しておく。まず現実的なサスペンスなどと比較してち密さに欠けるって点で突っ込むのはおかしな部分が多い。もう一点、キャラクターの心理のち密さじゃなくて、見てる受け手の心理をどう動かすか?においてはとてもち密だって点。手品に似てる。科学的な精緻さで見たら穴だらけの詐欺だと分かるが、観客としてみる大多数は騙される。
それは大多数の受け手の心理に合わせた流れが創られてるからになる。ひねくれた少数派の騙されない受け手の意見が重要なのか?を考えると本格サスペンスとうたってるわけじゃないないのだから問題ないだろう?って点。
マリックを超能力者だというのは、科学的には話にならない詐欺で手品だとなるが、娯楽としての手品としての穴が見えるってツッコミじゃないって点。すぐにガバガバと使ってとにかく悪く言おうとしたり、ガバガバだが面白いと言って分かってる風な上から目線で語るしたり顔したいのはすべてマウント取りたいだけの馬鹿だと思うようにしてる。
ただ幾つか気になる稚拙な点があった(それさえもミスだったのか?まだ分からない)。問題は見てる時にはそれに気が付かないって点だ。後から言われたら確かに気になるなって点。だが大事なのは手品と同じだ見てる時現行犯で気が付かなきゃ、それはミスディレクションに成功してるって事だ。黒子のバスケはこの言葉を認知させたのはすごいな。
ガバガバだけど面白いじゃなくて、面白いからガバガバさに気が付けないって作品じゃないか?と思う。まあ漫画アニメレベルだとガバガバだと思ってないけど。漫画アニメが低レベルなのか?なら違う。求めるものが本格サスペンスとは違うからだ。そこで、また戻る、非現実的設定をふんだんに盛り込んだ本格サスペンスなんてあるの?ってね。
さて、今期は大当たりだと思っていたが終わってみたらかなりの数切ってた。切った中でそこそこの作品があるが後悔は全くない。理由を書く。多くの人は萌え豚として自分は違うとして意見する。だが正直嘘ばかりだと分かってきた。深夜アニメの批判的な意見言う人ってキャラ可愛いが重要過ぎない?って点。
私が切ったがやたらと評判が良かった作品をピックアップすると魔王城や魔女などになる。両方ともキャラが可愛いに重点がある。正直言えばそれ以外楽しみが無かったあだしまと比べると何故あだしまは切らなかったのか?となると私もよーわからん。ただもしあだしまを切っていたら、この3つ同じ空気を感じていたと思う。
正確にはガチレズのあだしまは深夜の流れと違う。ただ、そうとも言えない部分がある。あだしまってある意味緩い。それが表面上は分かりにくいだけ。まあ魔女は違うが、魔女も魔女でキャラデザと内容の個性だろうな。
後シグルドとアサリリもものすごく似ている。前者が確率的な部分があるのに対して、こっちは正直言ってリゼロの作者悪すぎない?と素直に思った。基本漫画アニメって一発屋ばかり。だがその中でも何故この人起用しようと思ったんだろ?って考えてしまった。麻枝氏とも重なるが、アサリリと比べると単発で見る部分に魅力がない。
元々展開でぐっときたリゼロなのに何故こんな作りにした?って思う。ほんとなんでこんな作りの作品に起用したんだろうと不思議になる。まあアサリリマシな方だけどね…。
この先に期待するってので、キャラ可愛いが重要な作品はすぐ切ってもいい。私にとってはあまり面白さにならない。ただそれでも、あまりにばっさり消えてしまったな。後で評判になると悔しいって誰でもあると思う。だが自分の好みと絶対的にずれてるってのがあるんだ。それについて深夜の視聴者は自分で自覚出来てないから騙され続けた。
萌え豚と使うタイプほど自分が萌え豚臭い…。ただそれでも1話の時点であかんと分かる。今回のように1話はちょっと期待、徐々に様子見で、数話であかんこれ合わんとなったのは珍しい。あかんけどまあ様子見とちょっと期待で様子見じゃ全く違う。分かりやすい例がまどマギ、あれほんと1話つまんなかった…。あれがあんな面白くなるなんて。
あかんけど様子見するのってまどマギのせいかも。
今期はアニメ史的なものは何もないな。そういった大きな流れで語るものは何もない。なろうってその点そういう部分持ってたよね。私が代表作ってのでそういうの選ぶ傾向が強い。ただ自分が面白かったじゃない。鬼滅って前も書いたけどそういったエポックメイキング的な部分がない大ヒットって事で逆に時代的なものがあると見てる。
面白かったけど、君の名はもそういう部分全くないからね。私が鬼滅面白かったのは、深夜アニメじゃ珍しいタイプだからになる。男性向けを女性が楽しむってのはそういうのが多い。可愛い女の子キャラが重要で楽しむ作品じゃないからね。そういう希少価値が無ければあれほどきちんと見てたかな?って疑問もある。
19話で火が付いたわけだが、それものすごく遅いから…。実際あれちょっと前半弱い。ジャンプでアンケート取れなかったのは当然だと思う。希少価値でそういったゆっくりの部分も含めて楽しんでなかったら前半わるいとは思う。深夜アニメは急ぎすぎるからね。なろうもね。画期的な部分が無いのが今風じゃなくて、画期的な部分が無いのに大ヒットってのが今の時代の逆に特徴だと見てるんだよな。
ますますブルーオーシャン戦略のリスクだけ上がってメリットまでも落ちてるよな…。
今期でちょっと面白かったのは、重なったのもあるが、お兄様って女性ファンが多いってのが説得力があった。呪術の五条先生になる。声優も同じだし。何かあの手の俺TUEEE女性にも受けるみたい。これものすごく重要だから。まあなろうにはそういう読者すごく少ないと思うけどね。
五条先生とお兄様を同じベクトルで見るってすごく斬新だな。お兄様はこてこての男性向けだから。確かにお兄様ってハーレムじゃないんだよな。近親相姦気味だけど…。そこを無視するならいちずで女性が好みそうなものなんだよな。まあ男性漫画を楽しむ女性層は男同士が好きなので、好きな女がいるのが嫌がるけどね。
ただだから近親相姦ありなのかも。ロリも好むんだよな。恋愛対象として現実味ないって腐に受けるんだわ。ただDVDの売れ方が甘いので、ケースとしてはFATE0の女性ファンと似てると思う。あれBD売れまくりだが女性ファン多い。こてこての男性向けなので、こてこての男性向けとあるの一方通行もロリってので上手く共通してる。
基本はホモだけどね。まあ女性層が分かりにくくても不思議な人気の陰に女性層ってのはあると思う。




