呪術廻戦
この作品は鬼滅になれるか?とよく言われる。何故か?と言うと現代物のローファンタジーだが呪術と言う和風テイストのファンタジーで、ちょくちょく人が死ぬし、人肉食いとかはないけどまあグロい描写もそれなりにある。どうみてもダークファンタジーと呼ばれるものだと思う。後アニメの映像がなかなか凝ってる。
私は無理じゃないかなと…。これ何故女性に受けたんだ?って部分と、たまに言われるまた女性作者じゃないか?って話もあるが、この話の作り方女性漫画家だと思えない部分があるな。ドラゴンボール並みにバトルしかない…。
最初は気が付かなかったんだけど、その理由はいきなり主人公死んじゃう衝撃展開のせいですっかり忘れてたけど、この作品バトルがどんどん重なってストーリーが展開していくため後で振り返ってみるとバトルしかしてない。それなりにキャラのEPあるが、まだ五条先生も恵もそういうの無い。さすがに主人公はスタートがそれに溢れてるのでまあそれなりにある。
野ばらがそれなりにがっつりやったから気が付かなかったのもある。女性作者ってバトル漫画でもそっちのけでキャラEPや鬼滅なら鬼のEPや、人間模様が濃くなる。男性作者でも今時これほどこってりバトルがバトルをつないでいく作品そうない。ああDBだとすぐ思った。
んまー犬夜叉がその部分があるが、あれは高橋先生が手を抜くとの展開が多い…。もっと手短に奈落編を片づけていれば本当に手放しで名作だったのに、そうは言いつつも蛇骨あたりのバトル展開は素晴らしかった。あそこはあまりうまいとは言えないバトル描写の高橋先生も絶賛できる部分だと思う。
それに対して呪術は素直に旨いと思う。ただ、鬼滅と比較すると上記の理由から全然違うと思うんだ。バトルは子供に受けるとあるが、だが、それなら他の作品だってジャンプは基本そうだ。だが受けたのが、人物描写に力の入った女性好みの鬼滅なんだ。ようは鬼滅って普通の実写ドラマみたいな話の作りからだと思う。