無能なナナ
ガバガバとは何だろうと思う。ネットには最初から否定が目的の人が居る。これに踊らされてはいけない。サンドバッグがあってむしゃくしゃしてたら叩きなるでしょ?そんなものとして物語が使われることが多々ある。なろうはさすがにいないとは思っている。なろうのあれもネットにいるからそっちだろうと見ている。
前から書いてるけど、好みが違うって程度だろう。自分には全く面白くないのに何故か大量のファンがいる。ほぼ鬼滅アンチと同じだろう。何が違うか?と言うと叩きたがりにも面白い作品はあるとは思うが、皆無に近い。なら何故見てるんだ?となる。最初は違ったんだろう。だがそのうち叩くのが目的化してしまったんだろうなと見てる。
最高の作品じゃないからたたく。あほかとなる。そこで根本的な思考パターンが似てるってのが、このガバガバになる。どの程度なら納得できるんだ?って視点がない。
漫画アニメが実写に比べてそうなりやすいのには理由がある。トンデモ設定が多いからだ。もし現実的な作品でがばがばならそれはそれで問題だろうが、大体はトンデモ設定が絡んでいる。そうなると漫画アニメだけで比較した方がいい。その中ではこの作品十分知的な方だと思う。よく考えられている。
賢しら顔で、このガバ加減を生暖かい目で楽しんでるんだよとか言う視聴者には本当に嫌になる。お前が何も知らないんだと言いたくなる。私は相手の土俵に乗って面白ければガバくても良いとは言わない。漫画アニメの中じゃマシな部類だと思うと私は書きたい。
じゃ不思議設定がないコナン君は?あの作品の最大の問題は、週刊連載で大量のトリックを考えてる点にある。その点で最初から破綻してると思う。逆に週刊連載であの質量を保てるのが恐ろしいと見てる。同じペースでやってる漫画アニメ以外のミステリー作家なんて知らないからそもそも比較できない。
結論としてはガバいの?ならまあ同期のひどさは本当にね。トリックとかはどうかな。この点は漫画アニメの別の視点がいるかも。ドラマもそうだが、受け身の視聴で細かな穴にすぐ気が付くってどうかな?とは思うんだ。小説とは決定的にここが違う。そういえば火サスと比べるとそう酷いか?とは思うけどな。
前から書いてるけど、時間が創りてにコントロールされてるような作品で、犯人が受けてにも推理できるような構造が望ましいとある小説の鉄則は必ずしも重要じゃないと書いてる。媒体の違いを理解しないってあほだと思う。探偵の推理ショーはTV向きだと知った方がいい。
では似たようなデスノコードギアスとの比較は?コードギアスはどうか?と思う放送時からその手の否定的な論者は多かった。デスノは少なかったのだが、問題があってあれは能力が無限に増えるなんでもバトルじゃなかった。その点ギアスの能力が多彩だったコードギアスは近いと思う。
トンデモ設定が絡む知的ゲームなんて最初から知的に楽しむには無理があるんだ。知性とは消去法だとつくづく思わされる。ナナがちょくちょく途中失敗するのもうまく作ってある。こんな無茶苦茶な相手勘弁してくれよってなる。まさになんでもありだなと出てしまう。
そして、その2つはこの手の作品では文句が少ない上位の作品だと思うのだが。そこで最初に戻るが程度の高い作品を持ってきてあかんあかんとやられてもなと。