表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今期アニメ感想  作者: とびうお君
2020夏
162/325

20年夏アニメまとめ

・楽しみ

デカダンス


・そこそこ楽しみ

GP


・適当

宇崎ちゃん

モンスター娘のお医者さま

かのかり



かのかり

 前半はめんどくさいって感じるやり取りが多かったけど、後半は新規のキャラがどれも良かった。ただその前半の部分これ主人公きっついーな。私は嫌になるって程じゃないが、刺激がちょっと足りないのにこの主人公だと素直に視聴意欲堕ちるなって感じだった。なんでこんなひどい主人公なの?と言うと、話が終わってしまうからって身もふたもない。


 優柔不断じゃないとラブコメって長期無理だよねってあれと同じ。ずっと嘘ついてないと話がなりたないのでそこでひでーなってその場しのぎの対応が満載になるので。後は、この主人公見ててあまり心地の良いキャラじゃないのはモテナイキャラってのをあまりに頑張ってやりすぎてる。


 仕方ないけどさモテナイキャラなのに女の子わんさか寄ってくるから…。状況的にモテナイキャラってのが説得力全くないから、反動としてみてて気持ちの良いキャラにならないようにしてるのかと。しかもはっきり不快ってほどじゃない。その絶妙さ加減が妙にリアルで悪い意味のリアルで嫌な気持ちになる。誰しも持ってる自己嫌悪の部分。


 後メインヒロインの水原の性格の良さを出すためってのがある。とにかく良い人。幼稚な主人公に対するお母さん的な女性の良さだと思う。ある意味この二人お似合いではあるのは確か。基本ラブコメの主人公ってたくさん女キャラが出てくると大体クズキャラになる。はがないなんてその最たる例だろう。


 だから必ずしもだが、だからこそ異性恋愛系のキャラ萌えってかなり減ってしまったのがある。何度もハーレムってなろうの流行を私はアニメの流行とはずれまくってると書いてきた。それが悪いとかじゃない。ただそれが正しい路線みたいに思ってる人はちょっと知らなすぎると思って書いてきた。


 原作ファンは多いと思うがアニメ的にはあんまり受けないだろうなと思う作品。ヒロインは本当に4人とも個性もあっていいんだけどね。


 後これは主人公が悪いわけじゃないんだけど、最初本命マミでそれでいろいろとふらふらしてまず不快。次に水原にしても一方的に言い寄ってくるルカにあまりに態度が冷たい。マミも水原がレンタルだし、本人が悪いわけじゃないんだけど、とにかくここかなりマイナス。終盤の新しいヒロインがすべて良くて評価上げたほどだけど、この主人公は最後まで市長意欲を落としてくれた…。


 この主人公関係では爽快感ほとんどないよなって驚き…。ラブコメって基本そうだけど、だからなろうファンタジーのハーレムって流れが全く違う。なろうファンタジーのハーレムって学園ラブコメが流行する前の90年代のSFファンタジーアニメの流れ、端的に言えば天地無用だと言える。


 古いから悪いってわけじゃない。SAOもあるいみその流れに近いから。あの作品ゼロ年代初頭の小説なんだから当たり前だけどさ。ようは主人公が大活躍するって視点だと今時のラブコメって違う。ヒロインを見るために添え物としての男主人公がいる。俺ガイルとかよう実は主人公のタイプが違うと書いたがまさにここ。


 今でもよう実のヒットはラノベの落ち目だってのは変わらないけど、よう実は昨今の俺TUEEE主人公の流れにある。ただその中でもお兄様もそうだが、実はすごい主人公の系列。特に俺ガイルは陰キャだが実はすごいってのがよう実がかぶってる。


 なろうが古いと言うより、ヒロインをメインに楽しみたいならもう男主人公なしの百合を見てろとなる。男主人公の扱いで2つの分岐をしたとなる。それがなろうのハーレムの正体だろう。だからキャラクターを愛でるって視点ではなろうはアニメじゃ通用しないとずっと書いてきた。リゼロだけが異色の作品であれ以外その視点ではあまりヒットしてない。


 敢えて言うなら防振りがまさに女ヒロインの周りって形になっててかなり女同士のきららに近くなってる。後破滅フラグも多分近い。男女キャラだが女主人公がその気が無いのでその要素薄い。



モンスター娘のお医者さま

 もろなろう。ファンタジー医療がメインの異世界レビューズ。ただこれを医療物としてカテゴリーするのはまずい。それよりモンスターの習性体質の設定披露、その点でこれをブラックジャックなどの系列に入れるのはまずい。もろなろうの趣味の人向け。ただし話の作り上一話完結なので、そこがなろうファンタジーではめったにない作品。


 異世界食堂の客側に近い。あれ日本料理SUGEEだが、それだけじゃない。客側に立つと、ファンタジー世界の住民ゆえの食レポになってる。あれは旨い。後一応ラブコメ。エロゲなら医療行為からそのままいたるだろうと想像できる…。ルート別なので、サーフェの嫉妬も回避。



宇崎ちゃん

 これかぐや様そっくり。コメディ要素が強いやりとりメインのラブコメ。ただし、後半は二人の仲をにやにやしながら楽しむって点はかぐや様そっくり。ラブコメ臭が強くなる。


 ただ言いたいことがある。アニオリ回がとてもつまらなかった。元々すごく面白いわけじゃないけど、なんだこれ見てられないほどひどかった。これは別の要素だと思う。元々いまいちだと他人が加工しにくい。2タイプある。あまりに個性的で他人が弄れない。もう1つは、絶妙のバランスの上に総合的に成り立ってる作品は他人が弄りにくい。この点破滅フラグもよく似ていた。アニオリがひどかった。


 まあ昨今実写ドラマがオリジナル追加が面白くてってのが評判になってるけど、それはファンタジーメインのアニメだと成り立たないんじゃないか?と思ってる。これ違うでしょ?となる。うん、これ何故だろうね、失敗する部分じゃない。だから2たいぷになる。あまりに個性的の部分でファンタジーって弄りにくい。でもこれはそっちじゃないと思う。ボチボチは劣化すると見てられないから。



GPグレートプリテンダー

 これはちょっと面白い構造。解決編のラストだけやたら面白い。それだけならそのままだけど途中も面白い。ただ面白さの度合いが全く違う。ワンランク違う評価の作品ぐらいラスト1話だけ面白い。その他はつまらなくはないし、ラストがすべての刺激じゃないけど物足りない。ラストがすべてって作品は多い。


 違いは多分途中で刺激を作るのが上手い。それによって分からなくなってるだけで、これ多分根本的に最後の落ちまでの流れで楽しむ作品だと思う。楽しさを理解するなら確実に編が分かれてるからそのラストまできっかり見てからにしてほしい。



デカダンス

 今期はこれだったが、最後はもう1つだった。最後好きな人も多いだろう。だが私は新しい何か?を感じ取ったのでそれが欲しかった。そこが物足りなかった。よくあるナウシカからあるお前たち上位人種のような人類に操作されるんだよってラストでどんでん返しする。それを最初から分かるようにしてて、最終的にそのシステムをぶっ壊すんだけど。


 それはまあ多いと思う。フラクタルがヒットはしなかたが、テーマは同じでぶっ壊さなかった。そういう部分では新しかった。サイコパスもそうなる。サイコパスはじわじわ壊しそうな流れに続編でなってきた。何かこれ新しい解決だわってのを見たかったな。あれはあれでいいENDだけどね。



 今期は特にいう事が無いな。グレートプリテンダーは素晴らしいと思う。私は実写向きは実写にと思わない。大事なのはシナリオ。実写でもシナリオが良いと言う物はどんどんアニメ化すればいい。そこから次のアニメにつながっていく可能性もあるから。大事なのは実はそんなに面白いシナリオじゃなかったってのが露呈するケースだな。役者に助けられたいたとか、そういうのはアニメ化向かない。


 これはもうすっきりしてるので特にいう事はない。すっきりしてない人も多いので、そういう人に向けてくだらないと思って書いてる。


 実をいうとデカダンスがちょっとあるが、アニメ文学と言えるものがSFのデストピア物に多い。何故か?は分からないが、多分究極的にこんな事で生き残るしかなかったんだって悲惨な安住の地が描かれるからだと思う。そこに生きる事とはなんだろうか?って根源的な問いかけがあるからだと思う。


 基本ろくでもない社会が多い。とくにひどいのがナウシカを代表とする作品だろう。ただし漫画ナウシカ、ネタバレになってしまうし、過去のSFをなぞったものとは聞いてる。どうにもこうにも行き詰って極端な世界の構築に走るってのがある。何故過去のSFのテーマと被るか?と言うと根本的には管理社会物の亜種だと思うから。


 まどマギもそうだけど、実は人間だったって改造人間とか別の星、異世界だと思ったら地球だったとかそういうケースが多い。だからなろうにも多い。エルフドワーフはもち元人間とか。


 宇宙に元住人が居て、地球にそれらから支配された人々が無自覚で済んでるとかそういのもあるし、そのまま家畜的に管理されてるってのもある。今回はそれを仮想世界物を組み合わせたような世界観になってるのがやたらと斬新だった。ただこれ私は見てないがアバターって作品がこういうのだと思う。


 生物体を操る遠隔操作のネットワークシステム。斬新だと思ったのは私がアバター見てないからかも。よく見たらアバターそっくりな設定なのに気が付いた。


 SAOのアリシゼーションととすごく似たテーマだと思う。SAOを逆にして、仮想世界に元住人が住んでて、現実世界に彼らに管理される生物体の人間が住んでるって形にすればいいかと。発想が逆転だから上手いと思ったがこれアバターだな…。見てないが設定だけ知ってるから。


 よく考えたら違う、これバージョンアップ。サイコパスとほぼ同じ。でも不満は出た。バグをどうバージョンアップに取り入れたかが分からなすぎる。バージョンアップって言葉がご都合主義に近い。ただ結末としてはサイコパスにとても似ている。


 クソシステムだが、バージョンアップって言葉で受け入れるって形。とりあえずぶっ壊すって部分はしっかり描けてる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ