2020春アニメまとめ
・楽しみ
かくしごと
グレイプニル
イエスタテディ
BNA
・そこそこ楽しみ
たまよみ
悪役令嬢
アルテ
・適当
8男
8男
これは面白くなかったな。最後だけそれなりに面白かったのでまあ楽しめたけど途中はこれどうなんだ?となろうで切るか?切らないか?の瀬戸際の作品だった。つまらない原因として原作と比べた省略しすぎらしい。いつものことだが…。後はこれは個人的なものか分からないが、省略しまくってるのになぜか変な間がある。ゆっくりと流しすぎ。気のせいじゃないか?となるが、実際早口で声優に演技させる作品とかあるんだ。分からないようなレベルでだけど。
だからわざとゆっくりしたテンポで作っていたんじゃないか?と思ってる。これが雑にはしょりまくって作った内容と全く合ってないってのがな。原作知らないのでは?みてりゃわかるレベルの雑さだから。
後は根本的に8男って設定が最後以外生きてない。だからこそ最後面白かったのだが。なろうはタイトルだけの差別化が多いのでこれはもうなんというかなろう特有の問題かと。差別化を楽しみにしてたら全く差別化されてなくて、悪い意味で爽快感が弱い俺TUEEEもので劣化したものを見てるようだった。
この原因はおそらく古いせい。古い有名作品は何故これが?って微妙な作品がちらほらある。競争相手がいない間にPT稼いだ作品が多いから。もちろん初期の先駆者だからってのがあるのだが、この作品が先駆者じゃないのはさすがに分かる。上位20は本当にはずれが少ないののだが、これははずれだな。個人的なものじゃない、自分もはずれだが、周りこれダメだなって分かる。
アルテ
最初はありがちでつまらなかったが、ベネチアに行ってから面白くなった。ただ、じゃフィレンチェ早く出ていくべきだったか?と言うと、その時のエピソード生きたのがベネチアなので何とも言えない。後ラストフィレンチェに帰ってきて占めるのも綺麗でよかったので、仕方ないのかなと思う。この大枠が古い名作ハイジによく似ている。
悪役令嬢
文句なしと言いたいが、中盤はひどかった。シリアスがダメなのか?と言うとむしろコメディが駄目。原作ストーリーがないアニオリコメディがことごとくつまらない。これはアニメスタッフの勘違いも分かる。私もこれコメディが面白いと勘違いしてたから。あくまでキャラ攻略って流れがあってそこでコメディ的にギャグを挟むってのが面白いだけで、コメディ自体が面白いわけじゃなかった。
これは作品の本質をつかめなかったアニメスタッフの失敗だと思う。ただ無能とは言いたくない。私もそう思ってしまったんだ。逆にアニメスタッフが失敗したから自分の見方が間違ってると気が付けた。馬鹿だなこんなことも分からないのか?と言う失敗じゃない。アニオリなのか?知らない人は微妙に面白くないのでその原因すら分からないと思う。
2期が決まったけどここまで明確に攻略ストーリーの面白さを感じるとすべて落とした2期ははたして成立するのか?疑問がある。全員がそろった状態での新たなストーリー展開ができるのだが、それに期待が持てるか?なら未知数だとしか言えない。アニオリの失敗と言うより、攻略以外つまらないのじゃないか?ってストーリー構造の不安がある。
卒業までやるほうがきれいなエンドだけど、そこまでたどり着くまでに面白いストーリーを出せるのか?が疑問がある。まだ描くことはあるのに、面白いツボはネタキレだと言う状態になりかねない。はたしてどうなるのか楽しみじゃない2期だ。
たまよみ
単純に野球が面白い。最初は魔球が武器だと思っていたら、なんとストーレートこそが決め球だった。これはやられた。魔球が簡単に打たれすぎて物足りないなと思ってた。だって魔球以外は並みのピッチャーなんだから。でも実はストレートまだ伸びる余地があって、最後ストレートで決めやがった。
完全にやられた。魔球があまりに派手だったので完全にやられた。あのストーレートと組み合わせる魔球ならとんでもない武器になると良く分かる。分かってても打てない玉ってほどじゃないんだ。初期のフォークなんてそういう玉だったらしい。王道だが良いストレートに組み合わせるならえぐい玉。
BNA
面白かった。完結するストーリーとしては良い部類。まさにそこが一番良かった。最後まで見終わってワンランク揚げてしまった。本当に全体を通して楽しむ部分がある。
ただ、最後にネタバレになるが、アランもかーってところ展開は面白いがテーマはぶれた。人間VS獣人って差別問題が雑種VS純潔ってナチ思想みたいになってしまった点。これは良くないと思う。テーマがいかにも勧善懲悪的で陳腐になってしまった。ただ展開的には面白かったのは確かなので、なんとも言えない気持ちもある。
イエスタテディ
途中の空気感とそれに混じる感情の機微を楽しむものでストーリーじゃない。だが最後やられた。まさにストーリー展開の面白さで最後占めた。それでワンランク揚げた。まさに痛快爽快感があるストーリー展開。この作品が持ってる空気感と真逆な面白さだと思う。しかし、それが悪いと言えずむしろいい。雨を楽しむ作品だが、最後思い切りからっとはれ上がって占める。
グレイプニル
最後原作続いてるのが微妙になったけど、それ以外はかなり面白い。しかも最後の展開もシンプルに面白い。過去の友達同士の関係が世界の危機ってもろ世界系の作品。ヒロインを通して世界の危機と繋がるって過去のエヴァ後に連発された作品と重なってる。ただそれはそれも面白いってだけでツボはむしろ前半。
この点に関しては原作途中の部分のイマイチさと重なっていて±ちょっとプラスって事になる。不完全燃焼感に不満な人はいて当然だろう。前半のツボはエロとストーリー展開の無駄のない構成。わざとらしいと言えばわざとらしいが、無意味にはエロシーンを入れない。だから単純にストーリー展開が面白くてかつキャラがいやらしい刺激があって可愛い。
すごく似てる作品と言えばエルフィンリートのあの作者さんの描き方にそっくり。エルフィンより極黒がさらに極めてるのであっちの方が似てるかな。悪い意味で模倣っぽさがないのは、そもそもあれを模倣できると思ってなかったから、おお旨いって素直に思う。
かくしごと
いやギャグアニメだったが、まあそこは当然面白かったが全体を通したストーリーの部分も楽しめた。まさか最後あんな風にやるなんてと、しかもそこで終わらずにハッピーエンドで占める辺りも憎い。
今期上位完結の良さが占めた。グレイプニルがまさにそこが残念だっただけに余計に際立つ。イエスタディもかくしごとも連載年月なら1クールに収まるものじゃないらしいかくしごとはネタを減らせばいいからできるけどイエスタディも駆け足感がなくてすごくきれいだった。1クールの傑作選におせるシーズン。
ただ今期はコロナに尽きるとなってしまう。多くの楽しみにしてた作品がコロナで中止になった。今後どうなるのか…。




