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今期アニメ感想  作者: とびうお君
2020冬
147/334

20冬アニメまとめ

・楽しみ

ランウェイ

DG

イド

推し

虚構推理



・そこそこ楽しみ

極振り

リケコイ

異種族


シートン


ID



・適当

映像研

ドロヘドロ

恋する



ランウェイ

 原作ファンから急ぎすぎってのがあったけど最後見ると納得できる。千雪の活躍が途中なさすぎる。まさにそこがラストにカタルシスになってる。そしていくとは少し下げられる。W主人公ってのを生かし切った流れだった。まあ急ぎすぎの指摘も分かる部分もあったので、プラスマイナスちょいプラスで1クールとしては良い作品だったと思う。


 ただ比較対象として琴を題材にしたこの音とまれに比べると、決め手の服がなんとも言えなかった。これは最後にも語られるけど、市販の服のようなデザインじゃ駄目と主人公評価低かった。で、問題はその市販の服みたいじゃないもので決着がつく服がぱっと見何がいいんだ?となる点。音の持つわかりやすい刺激と比べると残念で。


 しかもその素人には分かりにくい服も本当に玄人には評価されるのか?も疑問。だってそれなら漫画家なんてやめてデザイナーやれば?となるから。題材の差がもろでた。もちろん琴ももっとハイレベルな良さがあると思うが、市販の服とずれているなんてのは無いからマシだった。


 玄人ならもっと楽しめるが琴で、玄人しか楽しめないってのがパリコレレベルの服。この差は大きい。だが逆に言えばそんな題材でここまで楽しませたのはすごいとは思う。



DG(ダーウィンズゲーム)

 良くあるバトロワものだけど、これは良かったし、客観的にも評判がいい。じゃ何が違うのか?で考える部分だろうな。ただし正しい答えがあるわけじゃない。まあ平均的な人が思う突っ込みどころの少ない考えられた展開って点。ここが難しい、ただ知的に優れていればいいわけじゃない。そんなものほとんど作れない。そうじゃなくて平均的な人が納得できる。こういうのが大事。


 後シュカだと思う。その両者に共通するのはどれも決定的な差別化があるわけじゃない。シュカも特別個性的なわけじゃない。いろんな部分地味に良いって部分だと思う。なんというか私が常日頃書いてる飽和時代ってテーマに合致する。飽和時代にはよくある素材をどう生かすか?の時代になってる。そういう点でなろうも似てるのだが、なろうは平均的な人が納得できる展開ってのは無い様だ。私はそんなに不満無いんだけどね。



イド

 面白かった。ただちょっと理解が難しかったな。私は何度も見てやっと理解できるってどうなの?ってのがある。後からそうなんだとわかっても何かそれなと思う。原案は小説家さんなのでそうなったのかな?と見ている。面白かったけどとにかくややこしかった。特にややこしいのは深層心理世界と現実世界の区別が分かりにくい。



推しが武道

 今まで面白かったはさんざん書いたが、最後に書きたいのは、続きが気にならないと書いたし、ストーリー展開の連続性の欠如はある。だが、終わる時ええ終わるの?ってがっかりな気分があった。そのせいでワンランク評価を上げた。終る事で次回もう見れないのが嫌なのと、後は、連続性が弱いのに何か1クールのまとまりを感じた。不思議な終わりだった。謎は良くわからないが、終わったとき確実に見ていた途中とは違う感情があり、それが強い感情だったのでワンランク上げた。


虚構推理

 IDとは違うけど、これもアニメが全く合わない作品だったな。ただ説明はダメって思い込みが多いけど、それ違う。説明の中身に興味があるか?に尽きる。その点これ私は面白かったんだけど。ミステリー自体それなりに好きだけど、アニメでやるへんてこミステリーってのも面白い。例えば氷菓もそうだと思う。桜子さんはへんてこでもなんでもなかった。あれがアニメだったのはちと謎。元なろうって話があったのでそのあたりの関係かな。


 後ただもう1つは不当な評価だと思う。1クールでやるミステリーはダメって意見だけど、その場合犯人が決まってすっきりは確かに1話完結、せめて2話完結がいい。でもこれは過程を楽しむものなので犯人は早い段階で立花さんとわかってるので、その過程がたんにつまらんだけの人が批判してるだけだと思う。


 アニメの面白さに答えがあるのか?なら数なんだろうな。その点ではこれは正しくないんだとは思うけど。数の大小ってとりあえず考えるなら程度の答えなんだよな、なんともねその辺り馬鹿馬鹿しのだが。



極振り(痛いのは・・・)

 これは後に超える作品がないだろうなと思う女性主人公なろう系作品。ただ本好きとか悪役令嬢みたいな根本的に違う作品じゃない。なろうファンタジー系では女性主人公で今後これを超える作品は無いだろうなと思うほどのレベル。後、これBDがあまり良くなかったのに、配信が超ぐらいのヒットになった。


 ネット小説はこういうケースが多いのでBDの売り上げででネット小説アニメを否定するのはいい加減やめてほしい。そもそも配信が強いなろう系でちょっと桁違いぐらいのヒット作になった。



リケコイ

 キャラが可愛いってのとコメディが完全にかみ合ってる。ラブコメなんだけど、このケースはかぐや様ととても似てると思う。理屈っぽい男女って点でも似てると思う。新感覚ラブコメと私は見てるんだけど、その流れかな。恋愛よりコメディ部分に力が入った作品でもコメディ力だけじゃない。それはキャラクターの可愛さ頼みが大きい。その点脇がしっかりしてるかぐや様と本当に良く似ている。


 当時5等分と重なったのでそっちで見てたがあっちは古典的ラブコメだと思う。こっちと比較するとこっちがむしろ比較対象だと思う。2作品が生まれたのを考えると時代背景を感じるな。何故?っていうとシンプルなラブコメにあきちゃったってのがある。めぞんなんかと比べるとコント的部分が強くなってると思う。



異種族

 いろいろと話題の多かった作品。ただ私これエロってよりファンタジーの部分の性風俗中心の設定を楽しむものだったと思ってる。何よりネタが飽きずに面白かったのが印象的だったから。ただ原作はすごく量がすくないらしい、それをアニメ12話としていろいろもって楽しめたのはアニメスタッフの力だと思う。



シートン

 まだ全部見てないけど、これも良く飽きずに動物ネタ続くなって感心した。すべてのストーリーが動物ネタと絡めて楽しむものなのでそこが楽しかった人なら楽しめたと思う。意外と知らないネタ豊富にあった。泳ぎが得意ななまけものってネタが本当にあって検索して驚いていた。その点こんなコメディ重視なのにしっかり事実をもとに作ってるんだよな。



IDインフィニット

 まだ全部は見終わってないけど、続き物だが原作が終了してないので多分変化しない。これはもうなんというか好きな人だけ見ればいいと思う。後なろうは俺TUEEE嫌い意外に文字でやる設定語りの面白さが楽しくないとそこも嫌う人が生まれやすいと思う。なろうってアニメに全く向いてないって意味で俺TUEEEよりこっちのほうが人選ぶと思う。


 ただ結局中身に刺激がない物なんてアニメに向いてようがつまらないので、好みの問題だなとは思う。それでもこの好みはあんまりいないだろうな。それなりに好きな私から見てもこれは酷評されるのが良くわかる。罵詈雑言の数々しゃーねって思ってた。



映像研

 これ不満な部分が何故か?最後にとけた。2つある。これ見てると悲しくなるものがある。青春ドラマ仕立てなのに、作中アニメで扱ってる題材がSFってのが、これに比べると彼方のアストラの方がSFを今楽しませるって点で良かった。だからってファンタジーなら良かったのか?と言うとそうでもないんだけど。


 扱ってる題材のせいで、青春ドラマがノスタルジーあふれるものになってしまった。過去を振り返るって形の坂道のアポロンや落語心中みたいなもので良かったのに。


 もう1つがかなり重要。私湯浅監督好きなんだけど、見た中で最低の評価になってしまった。間違えないでほしいのは、最後まで見たから十分楽しめた。ただ、世間の評判と乖離しすぎてるため白けてるってのが大きい。2つ、湯浅監督への期待の落差、私以外の評価の異常な高さ。この落差のせい。


 で前者が分かった。私湯浅監督作品ストーリーがすごく好きなんだ。小説原作、オリジナル、漫画原作すべて好き。オリジナルも入ってるから湯浅監督のストーリーも大好き。で、今回アニメーションの面白さを熱心に語られるわけだが、私が湯浅監督に期待してるものと全く違う。


 もちろんアニメーションの面白さを土台にしたストーリーなわけだが、この作品アニメーションの面白さに共感できないとそこまで面白いか?って強く言いたい。このストーリー自体がアニメーションの面白さへの共感が必須だと思う。そこが欠如してるからストーリーがいつも楽しめた湯浅作品のレベルと比べてそこまで面白くなかった。


 もう1つある。私が見た限りは湯浅監督の作品って完結した作品か?オリジナルになる。明らかに最後微妙な感じがして、そこが原作がまだ続いてる作品なんじゃないか?と見ている。これがものすごく大きいんだ。私が見た中では湯浅作品で未完結は初めての作品だ。



ドロヘドロ

 この作品も周りの評価と自分とはズレたような作品だった。といっても5chでやたらと人気が高かった奴だけど。ようはそれをまとめると何故なろうは嫌われるか?の逆になるようだ。アニメじゃ珍しいもの、変わったもの。後はキャラがアニメファンの可愛い刺激になってる。この3つかな。


 この変わったものになる。展開のさせ方と世界観だと思う。展開のさせ方は直感的に作っているらしい。計算通りではないらしい。とにかく独特作者もかなり行き当たりばったりなので、ここがすごいんだとかさっぱりわからなくて当然だと思う。滅茶苦茶作ってるようでなんだかきれいにまとまっていく。これがこの作品のストーリーのツボ。まあ実際めちゃくちゃ作ってるに多分近い。後世界観は魔法なんてものだが、その使い方が本当に独特だよな。


 まあこの滅茶苦茶な部分があまり刺激にならなかったとなる。私はとにかく変わったものに強い刺激にならないからだと思う。漫画アニメってあんまり変わったものが根本的に少ないんだよな。なろうだけじゃなくてね。



恋する

 最終回まだだけど大きな変化はないと思う。題材がすべてといって良い作品だと思う。普通面白いと思わないよなと思う。宙のまにまにはいろいろと評判が良かったし私も好きだった。じゃ何故?と言うとなんとも言えない。確率的なものだろう。ちはやふるのカルタみたいなもので、あれもあの作者じゃないと大衆受けは苦しいと思う。


 時折、よくこれでこんな膨らませられるなって感心するから。要するにうまくいく方が珍しいって事。後は内容のせいでノリが堅い。だが、それはプラスマイナス0だと見ている。この内容だと軽いノリでやられるより中身を見せる方に頑張ってくれた方が良かったと思うから。途中切らずに見たのでそれだけでそれなりの評価。うっかり最後まで見てしまってみるんじゃなかったって評価が私はあるから。



 今期はコロナだなって思うが、それはさすがになんとも言えないなので、別の視点で、スポ根もきららも題材がそろそろマイナーなものになりつつある。もっと前からだけど、特に今期激しかった。そもそもそのさきがけのちはやふるが続編でやっていたのもこのシーズンならではだなと思う。


 ただ今期なろうはIDがなろうのもう一つのマイナスを見たけど、極振りはとても良かった。ただあまりに良すぎて、今後男性向け女主人公ではこれ以上の作品は出ないだろうなと思う。それぐらいの作品だった。もちろん女性向け女主人公は別。本好きは男性向けとはっきり言えない面もあるから。


 後流れってほどは多くないが、ちらほら作られるアニメ漫画を作る側のものでアニメーションに焦点を当てたものを見ると何かもやっとする。それは今のアニオリが映像は良いのに中身が本当に詰まらんなってのが多いから。アニメーターから監督になってアニオリって流れでいつストーリーを誰かに選んでもらった時期があるのか?ってアニメ業界って疑問がある。


 実際つまらないのだからこのシステムに問題があると思うのだがな。問題点がどこにあるか?誰が考えても分かるよな…。

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