極振り7
考えれば考えるほど平均値との違いについてばかり考えてしまう。なろうの中の読者はアニメ平均値をもっと攻撃すべきだと思う。多くのアニメ視聴者の見解は平均と極振りは同レベルだとの見解だ。だが実際は配信において圧倒的な差がある。この差はいい加減なものじゃない。なろうの価値を一番認めてるのはなろう外では配信だと私はこれで確信した。
キャラクターの可愛さがあまり高く配信は評価されない。その辺りBDの売れ筋と全く違う。キャラクターの可愛さが何か別のものに絡んでると高く評価される。ゆるキャンがBD配信とも高かったのはそういう理由になる。まちかどマゾクもマシな部類。なろうときららの融合って視点で一番高く評価されてるのは配信だと私は見ている。
だからネットの書くタイプ人の見解は間違ってるとみてて、平均値と極振りでは全く違うと見ている。根本的に異世界転生とVRMMORPGでは違う。これがかなり大きい。モンスターの盗伐などは変わりないが、護衛の任務などで人間に襲撃された場合がかなり違う。もろ平均値ではこれを扱っていたし。
他にもある、まだやってないがギルド同士の戦争のようなものでゲームなら全く意味合いが違う。ややこしいのが、メダル獲得イベントでPKをした時のサリーへの反応がかなり否定的だった。でもこれ正規に認められているゲームプレイの一環であってペナルティが全くない。ギルド対抗戦で対人戦闘で殺してしまうのは多分当たり前だと思う。
それと何が違うのか?というとペナルティがあるPKと勘違いしてるからになる。このあたりもヘイトに関わる部分で全く異世界転生と違う。だから平均値はそこがなかなか厳しい。
それでもそれだけじゃないと思う。実は近い点で、極振りもかなり原作はしょってるらしい。聞くと、ああこれはあかんとわかった。この点に関しては、極振りは頑張ってる部分がプラスなだけでマイナス部分は平均値とかなり似ていると言える。ただじゃ何故改変するのか?の根底が違うのが問題だと思う。
両者ともバトルは作画がきついから雑になりがちになる。ただ平均値はどうもそれだけじゃない。多分その違いが決定的に大きい。返金地が何が壊れてしまってるか?は正直分からない。とにかく結果なんだこの退屈なシーンは?となってしまう。
極振りは、2つの点で許せる部分がある。1つは手を抜いた作画はキーとなる戦闘では逆にめちゃくちゃ頑張ってるからだ。それはなろうアニメにしてはじゃない、他の深夜アニメと比べてもすごく頑張ってる。鬼滅は言いすぎだが、そういう高い水準で作ってる。ただ、そういうバトルはなろうらしいものじゃないのは残念だが…。
以前から書いてるが、なろう作品は独特の面白さだけじゃない。外と共通する面白さにも上位の作品はあふれている。リゼロはむしろそれが際立っていてなろうらしくないぐらいのものになってる。盾もちょっとそういう部分がある。この作品も例外じゃなくて多少てこずる強いキャラとの対戦は映像的に映えるバトルに仕上がっている。
もう1つは文字的に面白いバトルが壊れてしまってる点で、これは平均値もそれはある。原作の方が文字情報を聞くと面白そうに感じるから。ただ映像にしたらどうなのか?はなんとも言えない。ただその点も平均値はもっと致命的な何か?が破壊されてる気がしてしまう。
悪い点を比べても平均値の方がバトルがつまらないからになる。のんびり冒険ならデスマーチのバトルの方が平均値より優れていたと思う。
後両者に共通する点として何故か描いてるけど機能してないって点では前回書いた最強無双的な突き抜け感が平均値はいまいち気持ちよくない。またメイプルさんがやってくれました。みたいなのがマイルは足りなかったと思う。描写自体はしてるのだが、そのあたりどうも生かしきれてない。それを生かすバトルが壊れてるからが大きいのかな?と思う。




