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今期アニメ感想  作者: とびうお君
2020冬
122/331

ランウェイで笑って2

 ストーリー展開は間違いなく面白いけど、これ料理漫画にとても似てる。評価が専門家に頼らなくても判断してしまえる部分と、逆にそれが違うって部分がかなり問題。その点は小説にも似てる。専門家独特の肥えた目なら違って見えるのかもしれないが、パット見素人目には何か微妙に見える。


 ただこれむつかしいのは、実際のモード系の服とかもぱっと見悪くはないと思うが、どうやって絶賛とそうじゃないのを分けるのか?がさっぱりわからない微妙さがある。


 いまいちだなこれtって思ってもそれが本当にそうなのか?なんとも言えないんだ。根本的に扱いにくい。料理と似てると書いてしまったがまるで似てないかもしれない。素人目に判断できるんだけど、その判断が専門家とずれまくってる可能性がある。だが現代芸術ほどわけわからんってほどじゃない。


 似てるものがやっぱ思いつかない。料理と決定的に違うのは料理は旨いと素人でも判断できても、ものすごくうまいとそこそこ旨いの差が専門家の判断になるが、素人はただ旨いで終わってしまう。舌が肥えてないとなんでも旨いと思ってしまうのと同じ。


 決定的に違うのは、これ良いのか?って最低限の部分の重なりすらないケースがよくある点。


 小説家なら作中話に対する判断だろうな。漫画も含めてなかなかこういったものって良いとすぐ思えるものがない。アニメじゃなくて敢えて音がないからこその表現としてのピアノの森はやっぱり傑作だったんだなと素直に思える。


 間違いなく面白いのに肝心の服の部分がなんとも言えない気持ちがある。


 後この服じゃ大胆すぎて元ブランドイメージもう無いような気が。そのあたり心変わりしたのだろうか?が分かりにくかった。本人に合う服って方針転換があった気もするのだがなんともそこが微妙な部分だった。


 ケチばかりになってしまったが、かなり致命的になる部分なので。引っ掛かりはあるが、それでも十分面白のは逆にすごい。


 これをダサいイカサナイなんて軽く言えるってのはいまいちな感想だ思う。それよりも問題は、これ扱う題材がハードル高すぎたのでは?と思う部分がある。間違いなくマイナージャンルで希少価値がある新鮮さはプラスになってるが、その分なるほどこれは扱わなかった人がいても当然だと思う面もある。問題はただ単純に良いものじゃないそれじゃない、根本的なモチーフの選択の問題な気がする。誰が作ってもかなりややこしいものになる。


 仮に今新進気鋭のモードの先端をいってるようなデザイナーが協力してくれてもそれを視聴者が良いと思えるか?あやしいものだ…。


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