空艇ドラゴンズ
この話しの作りじゃ期待薄いな…。この先どうするか分からん。ただこの1話じゃ期待できないな。
良くあるアニオリの創り方。イマイチだしアリキタリに尽きる。そのルーツはジブリにあると思う。宮崎駿は漫画ナウシカ以外基本行き当たりばったりでしかない。それでラピュタはあれだけ面白いのだからすごいものだ。コナンは一応原作がある。キャラを改変しすぎて全く別物になっただけで大筋は似てるらしい。1話1話全く関係ない話も溢れてるけど。
名探偵コナンが推理で解決せずに孫悟空でバトルで解決だぐらい変わってると思ってほしい。そもそもドラゴンボールって強烈な宮崎オマージュで作ったものなので悟空とコナンのキャラは似てるのでそう外れてない例えだと思う。
ただ宮崎監督がおもしろいのは映画だからがかなり大きくて、短いストーリーだからってのが大きい。後は先ほど欠いたように長編と言えるのは未来少年コナンだが大筋は原作があるので。そもそも漫画ナウシカからディストピアものをベースに持ってるから大筋も改変が簡単に出来る。原作未読だがあらすじは似てると思ったから。
次に先駆者だから。ストーリーはそこから競争によって洗練されていく。じゃラピュタは今はつまらないの?ならさすがに初期見た時よりは大幅に落ちてる。そして最後に宮崎アクションとその先駆者だから。今でも中々刺激的だが、これもまた先駆者効果がある。後当時のアニメーションの水準からするととんでもないレベルだったから。ゼロ年代の京アニの快進撃を連想すれば良い。当然今見ると落ちる。
世界観から強烈にジブリを意識してるのが分かるし、作者もそれは言ってるらしい。まあ今時使えないってものを下敷にして、微妙な3DCGアクションを交えてみてもうーんとなってしまう。
アニオリで多いのは、これ船内を上手く紹介している。それが説明じゃなくてやってるのだが、だが根本のストーリーがイマイチなので後でその辺り役に立つのかもしれないが、微妙な気持ち。
やっぱすぐ話しの連続性から来る展開の刺激が欲しい。古い2クールの作り方。もちろんその1話が面白かったから全面的に良いとするが、やっぱりイマイチな1話完結って想像以下。ここでこれを持って来る弱いつくりがな。
こういうのは全面否定じゃない。ジブリが今でも素晴らしいのは世界観刺激の先駆者だからだ。そのフォロワーの薄い刺激で弱い話しを作ってもな。こういうのは世界観の先駆者より弱くなった刺激をストーリーで補って欲しい。
良く似た作品で多分宮崎オマージュがあると思ってる蟲師だが、あれは1話完結自体が面白かった。蟲と言う良く似たものを使っても、専門家以外見えないって点で、妖怪や幽霊の話に近いので別物のに見える。そもそも私があれ宮崎オマージュだよと言っても納得してくれない人が多そうなぐらい別物になってる。宮崎駿の漫画ナウシカの蟲のタッチと似てるんだ。
根本的な世界観刺激としてオリジナリティが持つ刺激が多少似てると思うがとても強い。後この話だけじゃない、1話から多少引っかかる話の作り方だったので、この2話見てうーんとなってしまった。