慎重勇者3
1クールの区切りの良さが本当に素晴らしかったな。なおかつ完全に終ったと言う完結のアニオリでもない。この先あるんだけど、それはまた別のお話しって区切りがある。多分この区切りの良さはゲーム的な現実世界とファンタジー世界の転生転移システムにあると思う。ファンタジー世界で死んだらその世界ゲームオーバーで一旦退場ってのがすごく区切りが良い。
どの作品もこうやって綺麗に区切りを入れたいとは思うけどそうはいかない。その点本当にアニメ向きな作品だった。逆に言えば原作読む気がし無い。あまりにアニメにあってすぎる。ネット小説は基本アニメ向きだけど、この作品は特別アニメ向き。正直これ文字で読む気がし無い…。ただ原作既読者からはこの先シリアス濃い目らしいので文字向きかも。
相変わらずなろうでも面白いじゃないか、でなろうじゃないのツッコミがしつこいけど。これ意味が無いから嫌いだ。ネット小説は全体で文化になってる。その代表としてなろう系と書いても良い。古いけどファッションなどで渋谷系と言っても渋谷にいる若者じゃなくても良いはずだ。頭固いと思ってる。
後ヒヤヒヤしてるが、なろうじゃないから面白いんだって出ないかと見ている。まあ出ない。前もって釘を刺しておくけど、私はカクヨム発足からずっといたけど、特に色を作れなかった。今でもたまに見に行ってるが色が無い。敢えて言うなら読者が少ないなろうの亜種としか言えない。
でも随分なろうと違う作品じゃないか?進化論でまあどっちも正しいと思うけど、全くの偶然と必然の進化って2つの考えがある。多分どっちも正しい。わずかばかりの必然はあると思うし、もう一度繰り返せば全く違う生物だらけになっていたはずだと言う考えもある。どっちも正しいと思ってる。
んでカクヨムとなろうの違いはこの偶然の進化によるものに過ぎない。多少の必然があってもそれはものすごく微妙だと思う。少年漫画の編集ぐらい徹底したカラーを創っていく努力がカドカワに足りないんだ。
それは何故か?編集者が直接色をつけるわけじゃないからだ。だから私は何度も書いてるんだ。ランキングを工夫しろと。システムそのものに手をつけずにやっても無駄だ。何故なら大きくはネット小説読者って多数派が場所を変えてるだけだからだ。彼らの多少の好みの違いが出るだけだ。
ネット小説読者の多数派は独特すぎて多様な色を作れない。色を持った読者を作りたかったら色を持った小数派を選択すべきなんだ。その割に私はライトノベルシリーズなんてやってるのだが、唯一可能性があるのが、日本人全般のライト層と同じ性質を持つ部分にファンタジー以外のものをぶつけてるんだ。
ネット小説読者の多数派は何故か?不明だが異様なまでに異世界ファンタジー好きに偏っている。多数派に向けて何度でも何かやっても絶対にネット小説では色を創る事は出来ない。
アニメ視聴者なんかに突っ込んでも仕方ないのだが、なろうがどうかは重要じゃない。ネット小説全体が偏った人しか居ないからなろう以外を出してきてなろう以外なら問題が無いと思うのは意味が無いと思うし、かなり偶然性が高いことだと思う。他サイト発っての内容の差はエロが過激だとかその程度の必然的差しか無いなと感じている。




