BEASTARS6
綺麗に終わった。今期はCパートに炎上叩き込むアニメが多すぎた…。サイコパス3、星合、ぼく勉。典型的な俺タタで2期決定でかたづけたドクストみたいな好例もある。それよりも理想的な気になるCパートじゃないか?と思う。ドクストはさあこれから戦いでマジ終った。あれほど俺タタでひどいのもない。
ただそこはドクストは実際はバトルが軸ではない。むしろそっちは科学の成果の話しで、実際の科学の話しは無線機を作って終わってる。だから綺麗なのだが、あまりに見事な俺タタENDなのでつい書きたくなった。さすがにあれで終ったら不評だと思う。
その水準の上を行く綺麗な1クールの占め。きちんと食殺未遂を告白して、好意も告白して、綺麗に終わってる。返答は無いが、それは良いかと思う。それは原作物なので最低限の問題は残る。
だがCパートにブッ混んできて、2期決定だ。
基本的に直接的な考察は好きじゃない。私は読者が推理するって嫌いなんだ。映像作品における推理物は、探偵がぺらぺら最後に語れば良いと思ってる。何を意味するか?と言うと映像作品における推理物の大半は探偵のヒーロー的キャラクター物だと思ったほうが良い。根本的に小説の推理マニアが映像作品の推理物の面白さを分かってないだけなんだ。
その上でこれざっくり考えるなら虎が怪しいなと思う。ええ?と思うでしょ。それが物語に犯されると思うんだよな。うさぎの血から初めてじわじわと強い刺激を求めて最終的に抑えられなくて直接やってしまった。最初から動機が明白なので候補から外したくなるんだ。だが現実は逆なんだ。間違いなくそういった怪しい血を飲んで興奮する行為の常習者は疑われる。
これが推理する面白さを求めるなら、これを単純に外すわけには行かないんだ。だがそういう作品じゃない。かつ漫画もどっちかといえば小説より映像作品的な物語つくりをする。
悪い意味で意外性のある犯人だろうなと。何故悪い意味なのか?意外性を頑張りすぎて逆に意外性のありそうなキャラをピックアップする事になるからだ。これで虎なら自分を笑いたくなる…。