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方針を決める魔物


「なるほど。それでスカビオサは俺の母親代わりをしているって訳か」



「そういうことなの。

…ねえ、フリージア。」



「どうした?」



「あなたは私の事、恨んでる?

 貴方のお母さんを、もしかしたら助けられたかもしれないのに…」



「……スカビオサ」



「…」



「恨むわけないだろう?なんで、俺が生まれるまで見守ってくれていたのに恨まなきゃいけないんだよ?」



「え?」



「それにこれから俺が1人で生きていけるように育ててくれるんだろ?どこに恨む要素があるんだよ」



「本当に?よ、良かった………」



 スカビオサは緊張の糸が切れたように座り込んだ。恐らく俺が断るだろうと思っていたのだろう。

 スカビオサに感謝こそすれ恨むなどする訳がない。



 それに、もし今ここで許さないなんて言ったらこいつが逆上して襲いに来るという可能性も無くはない。


 こいつがどんなやつかはこんな短期間じゃ判断出来ないが、生まれたばかりで自分を守る手段を持っていないであろうこの状況で反感を買うようなマネはしない。



 しかし、どういう訳か親であるはずのサンというドラゴンが死んだと言われてもなにも感じない。スカビオサの過去を聞いてもそうかと思うだけ。


 面識がないからか?いや、なんと言ったら良いか。なにかこう、抜けている気がする。人の頃は持っていた筈の……




「あ、そうだ。サンさんから貰った記憶をフリージアに渡したいんだけど、どうやら記憶の受け渡しはスキルによるもので、受け渡しに少し条件があるみたいでね。」



「受け渡し?普通に口頭で伝えればいいんじゃないか?」



「それでもいいんだけど渡した方が手っ取り早いし、記憶にはサンさんのこれまで蓄えた知識も入ってるの。

 口頭じゃ忘れちゃうかもしれないからね。記憶を渡せば忘れるなんてことも無くなるわ」



「なるほど。知識もついてくるのは嬉しいな。それにしても条件か。」



 記憶の受け渡しに必要な条件は受け取る側と渡す側それぞれにあるらしい。


 スカビオサの話をまとめるとこうだ




渡す側

・スキル[記憶伝授]を持っている

・精神のステータスが3,000を超えている

・記憶を渡すことを了承する



受け取る側

・ステータス合計値が渡す側の、5割以上である

・精神のステータスが3,000を超えている

・スキル使用者に敵意がない

・記憶を受け取ることを了承する




 スカビオサのステータス合計値の5割は40,000ほどらしいのでひとまずはステータス合計値が40,000を超えることを目標にするか。



 ちょっとまて、スカビオサ。え?強くね。前世の俺の8割位はあるぞ?俺結構ていうかかなり強かったぞ?あのリングさえ無ければ捕まるなんてことはなかったくらい。


 この猫そんなに強かったのか…。脅威度Sは固いな…。




「私は条件を満たせるからあとはフリージアね」



 落ち着け……とにかく今は条件についてだ



「3つ目のは満たしているな。

とりあえずステータスを見るか。ステータス」


-------------------

名前:フリージア

種族:クリスタルドラゴン(突然変異体)

Lv1

体力:5000/5000

魔力:2000/2000

物攻:3800

物防:3000

魔攻:3500

速度:1000

精神:500

スキル

魔法:

武術:飛翔術Lv3

   爪牙術Lv2

特殊:クリスタルボディ 鑑定眼[全]LvMAX

   ステータス隠蔽LvMAX

   偽証

   八色魔法の素質

エクストラスキル

世界龍の受容枠 ▪️▪️▪️▪️▪️ セブンズブレス(火・水・風・土・雷・光・毒)

称号

世界の孤児 記憶継ぎし者 復讐を誓いし者

世界龍の加護

-------------------



は?


いやいや、なんだこのぶっ壊れは。

 一応俺生まれたばかりだよな?年齢30分程度だよな?

 さすがに前世の全盛期よりは弱いけど、いや、生まれたてでこのステータス?


ドラゴンってこうゆうもんなのか??

しかも、ドラゴン(突然変異体)って…



と、とりあえずステータスの詳細を見ようか




飛翔術:Lv3

翼がコントロール出来る

レベルが高い程その精度に上昇補正



爪牙術:Lv2

爪や牙による攻撃が出来る

レベルが高い程そのダメージに上昇補正


クリスタルボディ:EX

状態異常無効化

物理魔法防御力上昇(大)

変形



鑑定眼[全]:LvMAX

相手のステータスを見ることが出来る

見れる情報量はレベルに依存



ステータス隠蔽:LvMAX

何らかの手段で自分以外がステータスを見る時に発動

好きな部分を隠蔽出来る

隠蔽の範囲はレベルに依存



偽証:EX

任意のものを偽ることができる



八色魔法の素質:EX

スキル:火・水・風・土・雷・光・闇・無魔法の獲得出来るようになる



セブンズブレス:EX

火・水・風・土・雷・光・毒属性のブレスをはくことができる



世界龍の受容枠:詳細表示出来ません 



▪️▪️▪️▪️▪️:詳細表示出来ません




世界の孤児…神の管轄外へ行った者

特典:鑑定眼[全]LvMAX取得



記憶継ぎし者…前世の記憶を受け継いでいる者

特典:ステータスボーナス&ステータス隠蔽LvMAX取得



復讐を誓いし者…強い復讐の念を心に誓った者

特典:▪️▪️▪️▪️▪️取得 偽証取得



世界龍の加護…世界龍からの加護

特典:八色魔法の素質取得&ステータスボーナス



いやぶっ壊れステータスの原因ー!!

称号ってこんなにスキルとかステータスに響くのか…!




 しかもなぜか復讐を誓いし者の特典がぼやけて見えない。嫌な予感しかしない。



 そして世界龍ってなんだ。思い当たることなんて......1つだけあるな、あの神っぽいやつか?

 あれくらいしか加護を渡されるような覚えなんてないし。



 世界龍の受容枠と▪️▪️▪️▪️▪️の詳細が見れない。これはもう放っておこう。


 セブンズブレスはそのままで、闇と無属性以外の代わりに毒属性が追加された計7種類のブレスが出せるスキルだな。火属性なら炎がはけるってことかな。


 最初から全属性攻撃ができるスキルって……



 はあ……もう気になるところがありすぎて疲れる




 なんにしてもスカビオサに見られると面倒くさそうなやつが何個かあるな。

 復讐関連と世界龍関連のやつを隠蔽しとくか。隠蔽と偽証では何が違うのか分からないから1つずつ試そう。


 まずは隠蔽で!



-------------------

名前:フリージア

種族:クリスタルドラゴン

Lv1

体力:5000/5000

魔力:2000/2000

物攻:3800

物防:3000

魔攻:3500

速度:1000

精神:500

スキル

魔法:

武術:飛翔術Lv3

   爪牙術Lv2

特殊:クリスタルボディ 

   八色魔法の素質

エクストラスキル

セブンズブレス

称号


-------------------



なるほど、隠蔽すればステータスに表示されなくなるのか。スキルとかに使う分にはいいが、体力と魔力とかには使えないな


よし、次は偽証だ


-------------------

名前:フリージア

種族:クリスタルドラゴン(突然変異体)

Lv1

体力:500/500

魔力:200/200

物攻:380

物防:300

魔攻:350

速度:100

精神:500

スキル

魔法:

武術:飛翔術Lv3

   爪牙術Lv2

特殊:地獄耳

   八色魔法の素質

エクストラスキル

セブンズブレス

称号

私だ!

----------------


 ほうほう、偽証は数値とか表示をいじれるのか。

 称号もスキルもいじれたから実際には持ってないスキルを持っている様に見せることも出来そうだ。



「フリージアのステータス見てもいいかしら?」



 自分以外のステータスを見る時にことわってから見るらしい。勝手に見たり盗み見したら印象が悪くなるそうだ。


 とりあえず偽証をする前の隠蔽だけした状態のステータスを見せておいた。


「こんな感じだ。

スカビオサに敵意がない以外は条件は満たせてなかった」


「そのようね。って!フリージアすごく強いじゃない!」



「これは強いのか?(ドラゴンの)基準がわからん」



「まだこの森では弱い方だけどLv1で合計が1万を超えるなんて見たことないわよ!流石はフリージアね!」



「そうなのか。」



 この森では弱い方なのか...これで?

 え、この森やばくね?このステータスで弱い判定の所なんて人間の時は聞いたこともない。



「ま、とりあえず当分はフリージアのレベルとスキルレベルを上げるのを目標にしていくわよ!」



「そ、そうだな。いろいろと試したいことが山ほどある」



「そうと分かれば早速狩場にレッツゴーよ!

ビシバシ鍛えるわよ〜!」



 そう言うとスカビオサは尻尾で俺の尻尾を掴むやいなやとんでもない速さで駆け出した



「ちょ、はやっ

てか、まって、尻尾を掴むな!俺後ろ、後ろ向きになってるからぁぁぁぁぁぁぁあ!」



俺は半ば引きずられる様に森の奥へ進んで行った
















--------------



ちなみに、フリージアがおよそ生まれたばかりとは思えない様な言葉遣いな件について


スカビオサ:そう言えばフリージアって生まれたばかりなのに凄いはっきり喋れるわね...やっぱり天才かしら…



スカビオサはそんなに気にしていなかった。


これで序章は終わりになります。

主人公のキャラが定まらない(´;ω;`)



あとフリージアが話せると分かった瞬間にスカビオサは心を読むのを止めています。

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