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不自然な交流  作者:
4/9

4.絵


 絵、と、言っても、そもそも、わたしの絵へのスタンスは、詩と同様に、自らへの精神療法のような意味合いが強く、最初、書き始めた動機も、そのような意味合いが強かった。


 わたしにとっての創作は、自らの治療のために必要に迫られて始めた自分で出来る療法に過ぎず、自己流のカウンセリングに過ぎない。



 ……そもそも、子どもの頃からわたしは、妙な拘りがあるところがあって、わたしには、本当の絵も本当の言葉も、本当の友達も出来るはずがない、と思い込んでいて


 いくら、友人と言われる人に優しいとほめられても、


 いくら、作文で賞を頂いて、写真を撮られても


 いくら、絵で表彰されても


 くるしくなったり、かえって、かくことが嫌になるような子どもだった


 第一、小学4年で死ぬ日を決める子どもだ


 変人としかいいようがない

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