女神様、デート開始
日にち跨ぐ前に上げようとしたんですが、
なかなかうまく行かないものです。
ギルドから帰ろうとしたとき、テシナ団長が
「テザート様はギルド登録は済まされているのですか?」
と聞いてきたので、めが・・・テザートはまだですがと答えこれから受けると話した。
発行されたギルドカードには、
称号 敬虔なる者
名前 アリナ 人属
スキル 5剣術・魔術(5攻撃・5防御・5回復・5治癒)
職業 冒険者(修行者)
職業スキル 5メイドの技術心得
level 30
HP2100 MP1800 SP155
ギフト 愛する者への献身
ギルド職員のレイナーさん(受付嬢:女性:19歳:黄色のボブヘアーで、身長146㎝位のポッチャリまではいかない位のスタイル、笑い顔がかわいく、柑橘系のいい香りをまとっている。)が、ギルドカードを持ってきて一言。
「花嫁修行ですか?」
カツキは身分詐称の女神様に、ギルティと目を向け女神様はホワーィな手を上げる。┐(゜~゜)┌
レイナーさんにパーティー申請をする。
「メンバーはテシナ様カツキ様・ユウ様・アリナ様でよろしいのですか?」
「いや俺は外してくれ、あくまでも引率だからな。
カツキとユウあとテザ・・・アリナ様で頼む。」
「わかりました、一応説明しますとこの申請で公式のパーティー登録となります。
ギルド依頼のパーティー条件・要は安全度や達成度の指針ですね、その依頼を受けるための申請になります。
わからないことは何時でも窓口に来て聞いてくださいね。」
テシナ団長と別れユウが、カッチャンこのあとどうする?と聞いてカツキは、
「王宮に行くよ、システィーナ様に呼ばれているんだ。」
「王女様に?なんだろね?」
ユウの言葉にカツキもハテナだったが、
「まぁ今後の話し合いかもしれないし、とりあえず一人で行ってくるよ。
そういえば、アリナはどうすんだ?宿とかとるのか?それとも王宮に行くか?
「今日のところは神界に戻ります。
ヘルメース神様にも報告しますので、まぁギルドカードのあのギフト付けたのはあの方なのですでにご存じなのですが。」
少し苛気味な女神様だが、本人から報告はまぁマタリ前なので。
ちなみにカツキがギフトの内容を聞くと、ヘルメース神様の冷やかしらしい。
「じゃあ、ユウが良ければ王宮とテシナ団長に明日からパーティーで宿屋に泊まる話をしよう。
そのほうが冒険者だしな、
後は向こうに行って話を調整しとくよ。」
「カッチャンに任せるよ、いつまでも王宮に住むのもねー。」
とユウが言い、カツキもうなずく。
カツキは、ユウはアリナと飯食べてから帰ってこいよといった。
女神様・もうアリナにしよう!アリナはカツキを拝んだ。
「女神様に拝まれるとは。」
笑うしかないよねとカツキ思う。
「でーぇと・デート」
ウキウキなアリナはユウを見る、ユウは少し回りをキョロキョロする。
「ユウどうしたの?」
ユウはちょっと待っててくださいねと言い、前にある店に入りすぐ戻るとまたウインドショッピングに繰り出した。
服屋さんで服合わせしたり、おもちゃ屋さんみたいな処でビックリ箱開けて驚いたりとか。
そうこうするうちにユウがまた先程立ち寄ったお店に一人で入り入り、出てきてご飯食べに行きましょうと話した。
「ここのお店、こちらに来て初めて入ったお店なんですが、美味しくて落ち着くお店なんです。」
入ったお店は丸いテーブルが4席とカウンターがL字の2席・4席の6席で、意外と広いスペースでとっている。
店内は少し薄暗いが、テーブル付近のランプで光量は十分だ。
少し離れた壁際には小さいステージがあり、アルパというハープでそよ風のようにユッタリとした明るい曲を奏でていた。
ユウとアリナはL字の2席にとおされた。
「久しぶりにふたりでゆっくり話せますね、嬉しいです。」
ユウはてれながらアリナを見る、アリナもコクッとうなずく。
ウェイトレスが気をきかせつつ、オーダー取りに行くタイミングを計っている。
先に注文すればよいのに、罪なふたりである。
二人が頼んだのは、魚介のカルパッチョ的なサラダ・じゃがいも的なポタージュスープ・美味しく焼けました~的なお肉のスライスに赤ワイン・・・ワインなんですよ。
食事をすすめるふたり
ポタージュスープを飲むとコクが豊かで温かさが体の中まで伝わる、香りもほわっとした土の香りに少し甘さがからまり鼻孔に抜ける。
そしてお肉を食べワインを体に流し込む、お肉はシンプルな塩味だが少しだけレアっぽくしてあり柔らかさが際立つ食感。
塩味だけでこの美味しさは新鮮で良いお肉だろう。
そのあとワインを飲む、なぜかユウはジュースだ。
ユウは飲まないの?アリナが聞くと、
「まだ14だし、アリナ・アクユリナにあってから転生含めて今まで飲んだこと無いよ。
飲酒で徳が関係あるか判らなかったし、酔っぱらってやらかした人を見て自分がそうなったら自分の魂のlevel下がったらと思うと、あはは。」
そんな気持ちを聞いて、アリナはキュンキュンが止まらない。
顔を赤くしたアリナはサラダを口にいれ、
「あ、ホラホラこれも美味しい、甘みと酸味がきいたお魚。
野菜とも相性いいね、シャクシャクの食感に魚介の食感があわさって香りも柑橘系のかおりで。
ユウの飲んでるそれは?美味しいの?」
ユウはアリナに自分のグラスを渡す、アリナはそれを飲み
「さっぱりして適度な甘味、この風味はサラダに使っている柑橘系の香りと酸味ね!」
ユウは自分の横にある2種の果実汁と水を見せ味見させた。
「こっちはあまーい、トロリとして少しこくのある甘さでリンゴのような香り。
こっちはすうっぱ、でもとても香りいいね。」
ユウはそれをブレンドし水でわる、お店のマスターがウェイトレスさんに命令して配分を偵察させていた。
「あのねアリナ、」
「今はアクユリナって呼んで。」
「うん、アクユリナに渡したいものがあって。
今日倒した魔物オークの近くにあった石なんだけど、神眼で見たら翡翠だったんです。。
でさっきの店でネックレスに加工して貰って。」
「つけて!」
アリナは嬉しそうにユウに背を向けた、ユウがネックレスをつけるとアリナは振り返りありがとうって凄い可愛い笑顔でお礼を言った。
アリナは出来上がってしまった。
ユウがつれてきたお店の雰囲気にやられ、料理にやられ、ユウとのトークでやられ、プレゼントでやられ、気づけば・・・間接キスでやられた。
もうワイン飲んでごまかし、・・・
・・・・・・、
ココドコ?
アリナは目を覚ました。
見知らぬ部屋のベッド、上半身を起こして見回すと、ソファーにユウが寝ている。
ウソッ!?
今回から書き方を少し変えています。
内容や言い回しは変えてないので違和感無いとは思いますが、気になったらすいません。
もしよくなってたり、
面白くなってたり、
見込みありそうな気がすると思われたら、
よかったら評価おねがいしまっす。
(読んで貰えてると、やる気になりますので)