モンスター退治開始
バイクでこけて足首捻り、寝ながら書きました。
(今夜も仕事なのに足の甲パンパンす)(ToT)
今回パーティーメンバーがひとり・・・、
お楽しみ下さい。
(後は作者の描写力次第ですが)
改稿済み
テシナ団長に連れられてギルドに登録にきたカツキとユウ。
先ずは申込書に名前と年齢を記入し、水晶玉の魔道具に交互に手をかざす。
これは王宮で適正調査した時と同じ要領だった。
称号 勇者
名前 カツキ 人属
スキル 1剣術・1体術・魔術(×攻撃・×防御・1回復・×治癒)
1盾術・1スキル統合
職業 冒険者(剣士)
職業スキル 1剣武・×威嚇・1縮地
level 1
HP15 MP5 SP3
ギフト 全語翻訳(読・書)・女神様の祝福(levelup時SP+25)・ステータス視覚化・マップ視覚化
称号 神様の眷属
名前 ユウ 人属
スキル 1剣術・5盾術・1護身術・魔術(1攻撃・×防御・5回復(全般)・5治癒(全般))・5スキル統合
職業 神様の見習い(眷属)
職業スキル 5神眼・×神の祝福・×神の怒り・×神の一撃・×神の慈悲
level 100
HP 消滅しない程 MP そこに魔力がある限り 神力少しずつ強くなっているようですでもまだまだ SP お好きなだけ
ギフト 【今生のみ】全語翻訳(読・書)・物質の具現化・女神アクユリナ様の加護と溢れる愛
ギルド職員がギルド長(オーサ:女性:28歳:緑髪で腰まである髪は肩甲骨辺りで一纏めにしている細身で有能な美人さん)と共に、顔を引くつかせながらやって来る。
「王室から無用な詮索はするなとは言われていましたが、勇者はともかく、連れの方はいったい・・・。」
ギルド長が話すとテシナ団長は
「とある聖人の生まれかわりでね、今は勇者と共に行動するそうだ。
わかるだろう?この話の重要度が?」
オーサは頷くと、簡易のギルドカードを発行すると言った。
世の中身分を隠して冒険するものも多いので簡易版が存在するのだが、ユウほどの者は居る訳がなくギルド長の心情はたいそうなものだったろう。
因みに、テシナ団長に女神様がこの話をした(捏造)のだった。
王国から市街地を抜け、門から外へ出る。
「おぉ、まさにファンタジー!」
カツキが雄叫びを上げ、テシナ団長からありがたいチョップを頭上にいただいた、涙目のカツキ。
「油断しない!もう目の前にモンスターが1体迫ってきているぞ。」
そう言われ、構えるカツキとユウ。
モンスターはドロドロのスライムだった。
「スライムは低レベルだが気を抜くなよ、不定形で飛びかかられたら喰われるぞ!」
カツキは剣一閃、スライムを倒しlevelが上がった。
「やったー!level上がった、level2だ!!」
「最初は上がり易いからな、SPは必要なものだけ上げるといい。
後々levelが上がり辛くなってくると、欲しいスキルを有効出来なくなるからな。
まぁカツキはその心配はあまり無さそうだが。」
そこからは、カツキのlevel上げが始まった。
「狼の集団だ、5匹だがこいつらは集団戦に特化しているから気を引き締めろ。
俺が弱らして後ろに送るからカツキが仕留めろ、ユウはバックアップだ。」
そう言われたユウは狼の前に炎の壁(小)を出す。
テシナ団長はなかなか良いぞと言い、たじろぐも襲いかかってくる狼を一撃叩いて後ろに送る。
飛んできた狼をカツキが仕留める、これを4度繰り返した。
残る一匹が姿を消す、逃げたかと思ったその時ユウの目の前に行きなり現れて襲いかかるが。
すでにテシナ団長に後ろから絶命されていた、ユウの前に現れた壁にぶち当たって。
カツキのセンサーが反応する、カツキがスタスタ歩きだし何も無い処に向かって
「おい!過保護すぎないか?」
そういうとユウが近づき、
「カッチャンごめんね、昨日あの後心配しないでって話したんだけど。」
「いやいやユウはいいんだよ、まぁ女神様の気持ちもわかるが・・・、こうしよう!」
まだ姿を表さない女神はドキドキしていた、ユウに嫌われちゃうかと・怒られちゃうかと・ヤサシク怒られたらクセにナッチャウカモト、女神は錯乱状態だ。
テシナ団長は不審な顔をするが、すいませんと詫びて少し待って貰った。
「なぁ女神様、この際人に化けて俺たちとパーティー組んだらどうだ?
こうやって見に来るなら今は暇なんだろう?そうすれば何時でもユウといられるぞ。
それに女神様がユウに直々指導できる、確かそんな役回りだったよな??」
ユウに聞こえないように呟くと、女神の気配が消えて・・・。
ひとりの冒険者(女性)が現れた、容姿はどうみても女神様で聖銀の胸当てと手甲に聖銀の鎖帷子、腰にはミスリルのレイピアが携えられている。
「勇者様御一行とお見受けします、私は女神様の導きにより参上しましたアリナ・テザートと申します。
どうか私をパーティーに・・・」
「どうしたのですか女神様?」
空気の読めないテシナ団長にカツキが近より、
「どうやら女神様が、神の力は使えないけどサポートしてくれるそうで、いろいろバレたら不味いからここは知らない振りしていただけると。
あまりにも美しい女神様に似ていてとか言っていただければ女神様も・・・、」
とヒソヒソ声で言う。
テシナ団長はカツキの言う通りに話し、それを聞こえてしまっている女神は恥ずかしげな居辛そうな顔をした。
とにもかくにもこれで3人組パーティーが誕生した。
まぁ、ここまではヘルメース神様の予定通りでピンポーンとか言われるのはわかっているので、他に無ければ要りませんよとカツキは心に呟いた。
ブツブツと何か聞こえハァーッと盛大な溜め息がした。
『神をも恐れぬ勇者よ。
・・・・・・・・・
アッパレ!』
( あれだ、神様達は結局手出しできなくて暇なんだ!
だから俺たちを寄越してあれやこれや事態を良くしようとはするが、多々暇潰しだな!?)
『ピンポーン!さすが勇者、言い切っちゃう処が勇気あるよね。
称号に神をも恐れぬ勇者としようか?』
「マジ勘弁してください、すいません反省してます。」
『残念ですね、ではそのままにしておきますよ、お・に・い・さ・ん。』
あー、誰か助けてくださーい!と心で叫ぶカツキだった。
その日はカツキのlevel上げメインにユウとアリナとの連携を計り終わった、後半はカツキ一人で倒していた。
テシナ団長からスキルは少しずつ上げるように言われた。
スキルに振り回されない様に馴れる為らしい。
この日の成果は、スライム(ゼリーの状とか呼んでくれ系魔物)10・狼(ワンワ獣)5・オーク(ブヒ系魔物)3・ゴブリン(生意気な小鬼系魔物)7となり、討伐部位を取ろうとしたら、
カッチャン、次元収納魔法覚えた、というユウの爆弾発言だ。
どうやってときいたら、なんか脇辺りに物をいれたら変な感じしてスキルを確認したらあったって・・・んなあほな。
試しにやってみた、あっ、ほんとだー、わー!!
全部収納してギルドに戻り、翌日報酬を受ける話をした。
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ありがとうございます。
気合い入りました、頑張ります♪