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あー、駄女神様・・・。  作者: 陸海 空
7/17

特訓開始

書き溜めが出来ませんでした(;´・ω・)

コマメに保存しなかったら、いきなり消えて然失自茫

取り敢えず上がった源稿をお届けします。


※瞬動→縮地に変更しました。

訂正してお詫び申し上げます。


改稿済み

ここは王国王宮敷地内、騎士団の塔。

塔の前にある闘技場にカツキとユウが立っている。

騎士団長アーキット・テシナと団員マチルダ・カンクネン、

それに魔術師団長兼野次馬のオーキクナ・レヨンが登場。


「待たせたな、これから訓練を始める。

二人とも先ずは武器を取って貰う、カツキは何で攻撃したい?」

テシナ団長の問いにカツキはロングソードと話した。

「ユウは何がいい?」

その答えにユウは、

「僕は攻撃のスキルがありませんよ、盾と護身術スキルだけです。」

「それは構わん、スキルが無くても先ず実際に使いたい武器を持ち、振ってみる。

その素質次第でスキルを合わせたときに、戦闘が有利になる。」

「では、日本刀をつかってみたいです。」

「ユウ、ここに日本刀なんてあるのか?もっとこうファンタジー的なレイピアとかショートソードみたいな。」

「日本刀ならあるよ、過去の召喚者で鍛冶に目覚めた者がいてね、ムッシュムネとかムラムラとかいう銘の。」

 テシナ団長のその発言に、二人は嫌そうな顔をする。

「そんな親父ギャグ的な銘はさすがに無理だよね。」

「銘に関しては良く解らないが、業物だとは思うぞ。

試しに使って見たが、使い辛いのに切り口はナカナカのものだった。

相性とか好みの問題だな。」

テシナ団長の話でユウが選んだのは、小太刀だった。


カツキが小太刀を構えて振ったユウを見て話す。

「ユウはモンスターとか退治するの苦手かもな、余り殺生とか出来ないだろ?」

「カッチャン、僕はモンスターも人も殺したことあるよ。」

その言葉を聞いてカツキが唾を飲む。

「転生前の事だけど、人が・ううん僕が襲われている時に躊躇していたらみんな殺されるんだ。

それがモンスターでも、盗賊でも。」

そんなユウの辛そうな表情にカツキはじっと見て頷く、経験者の言葉は深い。

「もっとも、思い出したのはヘルメース神様が封印解いた時だけど。」

その話を聞いてテシナ団長は、

「カツキはその心構えを持たないとな!

それは生き残ると言う事で守ると言う事で、救うと言うことだよ。」

カツキは成る程と心を強くした。


 テシナ団長はユウに本を渡し読ませている間に、

「カツキのスキルポイントは今いくつある?」

という問いに、初期で10ポイントあると答えた。

「では、剣に1ポイント・体術に1ポイントあと回復魔術に1ポイント入れてくれ。」

「剣に5入れたりしないんですか?」

「剣スキル1で初級2初中級3中級4上級5最上級そこまで入れれば剣に問題ない。

 あとは経験を積んでいけばいいのだが、剣が突出しすぎて他のスキルが育ちにくい。

 剣スキル1に体術スキル1を取り訓練するとレベル差が等しい。

 そうすると、スキルの為連携し易くなって統合スキルが手に入る。

 このスキルは他のスキルとのすり合わせをするから、今の内に取るとその後有効にしたスキルが使い易くなるという訳だ。」

 なかなか分かり易い説明をしたテシナせんせ・・・団長、その頃にはユウも本を読み終わり

「読み終わりました、これで覚えられるのですか?」

「これは指南書と言って、剣を使う攻撃・防御の基本、動き等をを分かり易く簡単に書いたものだ。

 これを頭に入れ訓練すればスキルを取りやすくなる、スキルはレベルアップと関係なく取れるものもあるからな。

 ユウは盾スキルと護身術・回復魔術に1ポイントを入れてくれ。

 因みにユウのスキルポイントはどれ位だ?足りるのか??」

 と言われたユウのスキルポイントは”お好きなだけ”と書かれている、これは素直に言わない方が良いのかなと思い、大丈夫ですとだけ答えた。


 訓練開始・テシナ団長はまずカツキと向き合い、直ぐ傍でユウに見させる。

 テシナ団長はカツキにまずは打ってこいという。

 カツキはテシナ団長に向かって走り出し、抜き去り際に抜刀し横薙ぎにはらうがテシナ団長は、構えた剣を両手で斜め上に軽く振るう。

 カツキの剣の軌道をテシナの剣の軌道が、同じ方向で違う角度で流されカツキは体勢を崩し剣を手放す、テシナ団長はカツキが後ろ向きに倒れ込みそうなのを片手で肩を支え首筋に刃を当てる。

「エスコートはこれっきりだよ。」

 と語るテシナ団長、カツキは思わず飛びのきブルブルと顔を振る。

「では続けようか!次は体術も組み合わせていこう。」

 不敵な笑みを浮かべるテシナ団長に、カツキは気を引き締めて挑んだ。


 1週間の間スキル1で練度を培い統合スキルを取る2人、ユウも剣術スキルを習得し、ある程度動ける様になる。

 団員のマチルダに極限までしごかれ、疲労したカツキに魔術師団長のオーキクナが回復魔法をかける。

「魔術とは魔法陣を使う魔術とスペルを使う魔法・まぁ無詠唱魔法もあるが総称して魔術という。

 魔力を使う力だからスキルで纏められているが、習得はまた別物だから混合するなよ。

 今流した力を体で覚えとけ、疲労がピークの時にかけた回復魔法がどう反応するか分かり易いだろう?」

 こうしてカツキはかなりしごかれながら英才教育を受けていた。

カツキのスキルは、縮地・盾・威嚇・剣武・回復を習得。

ユウも剣術スキルを取り、右手に小太刀・左手は盾ではなく中華包丁のような鉈で刃わたり30㎝広さは10㎝厚みが1㎝あり柄が刃と背の間にあるような物を用意して貰う。

ユウはこの鉈盾剣で相手の攻撃を受ける盾と小太刀を二刀流で使う左手の剣とした。

スキルは、二刀流・鉈術・剣舞・解体・料理(?)を習得した。


ユウとテシナ団長が模擬戦中ユウが吹っ飛ばされた、テシナ団長に少し良いのが入りかけ、

少し手加減が甘くなったみたいだ。

 ・・・、みたいだ、・・・・・・見たいっておいおいーっ!!

 その場が急に光りだしたと思ったらいきなり女神が降臨、いきなり吹き飛ばされたユウを抱き上げ直ぐに女神の加護で全回復・その後テシナを冷たくギロッと睨み、

『・・・、』

 しゃべる前にカツキが女神の前に急いで前に立ち、小声で落ち着けという。

 今は訓練中、OK?そういわれ女神は重く頷く。

 テシナ団長は手加減しながらもユウの力を引き出しそれを超えて攻撃できるようになった、OK? 女神は少し嬉しそうに頷く。

 ではここで女神様の発言は?OK?と言われ、はっとする。

『アーキット・テシナ、素晴らしい指導ぶりです。あなたの話は神官と王女から良く伺っています。

 これからも育成と騎士団長としての活躍を期待しております。』

 そんな話をされテシナ団長は女神様にお言葉をいただけるなんてと、シドロモドロに言葉を絞り出していた。

 ユウは まだ抱かれていたが、女神の耳元で後でお話に伺いますねと囁き、女神は至高の幸顔をしていた。

 事の顛末をあらかた予想しているカツキは、やはり駄女神様と心に呟いたが、ユウを下した女神がいきなり傍により小声で( 有難う御座いました、お・に・い・さ・ま!)と言った為、悟られたか!と思った。


  明日はギルドで登録をしてから、王国の外に出て実戦をするぞ!とテシナ団長が言った。

 どうやら明日はハードそうなので今日はゆっくり休かと言ったら、この後女神様の処に行くからというから後で飯を食おうと話しユウと別れた。

(ユウも大変だな、あれじゃあ、もの凄く愛されているというよりモンスターペアレント状態だな。 

 女神の加護と溢れる愛って半端ねー、これスキルじゃないじゃん・・・いやここまで来ればスキルなのか?)とカツキが思うと、

『ぴんぽーん、アクユリナに愛されすぎたからスキル欄に書いといたんだよー。』

 まさかのヘルメース神からの連絡がカツキに入った。

『アクユリナの暴走を止められるのはユウか勇者のカツキ君だけだからね、まして君の方が制御は得意そうだ。

 頼んだよ!おにいさん!!』

 イヤイヤちょっと待てーい!神様にまでお兄様呼ばわり

『さすが勇者!このヘルメースを捉まえてのツッコミ、今後も頼むよ!!』

 というと、一方的に念話を切る。

 神々はみんなこんな・・・と言いながら、カツキは疲れた表情だ。

「1回部屋に帰って寝よう」

 カツキは黙々と自室を目指した。


もし良かろしかったら、感想等を活動報告にいただけると嬉しいです。

至らない処含め、勉強させていただけます。

返信は頑張って其方に記載させて戴こうと思います。


拙い者ですが宜しくお願いします。

(o_ _)o))

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