女神様と勇者の戦い?
約9時間後の投稿となります。
勇者の戦闘回?です。
勇者とは勇気ある者!(なんかのセリフにありましたね。)
「さて女神様、ユウの事どうなってるんですかねぇ?
さすがに俺の幼馴染・ましてや義兄弟の奴だ。
巻き込んじまったとはいえ、何やらそれ以上ん事もありそうだし。
洗いざらい教えてもらいますよ??」
カツキは戸惑いを越して少し憤慨している、本人にとって余りにもぶっ飛んだ事が起きている。
暫しの間女神をじっと見ている、勇者としての初の戦いである(なにがっ?)
『簡単に説明しますと、生まれ変わる3代前のユリウス・・・ユウでしたね今は、と知り合ったのです。
3代前は今の代から全・全・全』
「ストップ!やめて!!問題無いと思うけど、一応やめて!!!」
勇者突っ込む!勇者の防御だ!!(なんのっ?)
『私とユウは会うたびにいろいろの話をし、私はユウに逢う事がすごく楽しみになりました。
しかしいつの間にかヘルメース神様に、ユウの事を封印されていました。
どうやら私とユウの事を知ったヘルメース神様がユウの事を確認し、眷属になる試練を与えたようです。
そうして私達はお互いの記憶を封印しつつ、ユウは魂のlevel上げにはげんでいたのです。
先程ヘルメース神様がこちらに足を運び、ユウにかけた魂の封印を解き眷属化を行いました。
これがここまでの運びです。』
「で?」
勇者はつっこむ!女神に話をハグラカされまいと。(勇者のたーんだっ!)
『はい?』
「いや今のユウは4代目なんだろ、で、今の関係は?」
『あ!あ~ぁ!!いえ、今は・わたしとユウはヘルメース神様の眷属として、私が指導していくという・・・』
「それもそうだろうけど、もっと深い関係なんでしょ?女神様??
ユウとそういう関係になると、俺の妹分て事でしょう???」
『あなた、女神をつかまえて妹分て!』
顔を真っ赤にさせる女神。
「でも、そうなんでしょう?さっきからちょくちょくユウの事で赤らめたり感情的になったり。
さっきの尻にしかれ発言も聞いてたんでしょう?」
女神”うぅー”と唸る。
「それならば女神様、ユウの情報や扱い・考え方なんて俺を引き入れといた方がお得倍増ですよ。
そう思いませんか?め・が・み・さ・ま??」
カツキは女神様を見てニヤリと悪い笑みを浮かべる。
どうやらカツキはハブられているのが気に入らなかったらしい、勇者渾身の一撃だ!!
女神様は少し思案気になるとうなずき、
『成程そうですね!何かにつけ、橋渡しする者がいた方が良いですね。
宜しくお願いしますわ、お・に・い・さ・ま。』
妹分と言ったとはいえ、女神にお兄様呼ばわれされるとは!
面白い展開だとカツキは思ったが、
「皆が居る時はカツキと呼んでくれ。」
さすがに女神からのお兄様呼ばわれはヤバい、俺まで神様扱いは困るとカツキは思い、
『わかりました、皆の前ではカツキ様と呼びましょう。』
勇者は女神からのカウンターを何とかしのいだ。
「それで、ユウとの関係は?そろそろ本当のことを言わないと…、」
勇者、勝負に仕掛ける!
『先程ヘルメース神様から、め・夫婦神として・・・ゴニョゴニョ。』
勇者、グハッっと口から血を吐き、(いや、出てないが)HPギリギリまで落ちた。(気がした)
まさに痛恨の一撃だ!
「ユウはどう思ってるんだ?」
『・・・、確認していません。
私のために眷属の試練受けたのは生まれ変わる前ですし。
私の事を思い出したのも先程のようですし、でも覚えてて・優しくしてくれて・・・。』
「大丈夫だ、さっきのユウの様子ならお互い同じ気持ちだろう。」
そういいながら、つい女神の頭を良い子良い子とナデナデしていた。
『あなた女神の頭をなでるなんて、』
と言いながらも、顔はそんなに怒っているようでもなく、
『ですが、ヘルメース神様は、私にしか夫婦神の話をしてなくて。』
勇者思う、ヘルメース神様!女神様にえらい試練与えたな。
チャンスは自分で掴むもの、お膳立てはしておいたぞ的な?
『ぴんぽーん!』
突然カツキの心の中に男性の声が響いた、女神には聞こえて無い様だ。
ヘルメース神様か、カツキは思った。
勇者、初戦にしてなかなか手ごわい戦い(心理戦???)だった。
本日中にもう一話上げたいと思います。
基本不定期投稿ですので、申し訳御座いませんが宜しくお願いします。
※2/8 改稿済み