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あー、駄女神様・・・。  作者: 陸海 空
14/17

古き家族

遅くなりました。

一応確認はしたんですが、

変な処あったらすみません。

 ユウはアリアに、今夜カツキと出かけることを話す。


「ユウ、カツキとデートですの?二人だけでなんて、あたしとシスティーナは除け者ですか??

 まさか!いえいえ、無いですよ!!私とシスティーナがそんな関係なんて事、私はユウの事しか考えてないのですから。

 ユウの為なら世界滅ぼしますよ!!!」

「滅ぼしちゃだめー!

 本当にそれだけの力がるんだから、ふきんしんな発言禁止。

 アリアはシスティーナの事看ててあげて、移動は転移で済ませるから朝までには戻れると思うよ。

 後、今回のキャンプが終わったらアリアと二人で旅に出ようと思ってるんだけしど。

 だめ?」

 この言葉にアリアが大興奮。

「ふ・ふ・・ふたりだけ・・・????

 あ・うん、大丈夫だよ、心の準備しとくね。」


 ユウはカツキの処に向かう、アリアは・・・

「システィーナさん!今のユウの発言は・・・」

 システィーナは顔を赤らげ、二人だけで旅なんて!

「殿方と二人ですよアリア様、ずるいです。」

 アリアは勝ち誇ったような雰囲気を醸し出し(ナンノコッチャ)

「システィーナさん、私達が居なくても大丈夫ですよ!ちゃんと上手く行くように祈っていてあげますから!!」

「女神様なんですから祈らずに旨くいかして下さい。」

「そんなに簡単に上手く行くなら、私とユウはここまで時間がかかっていません。」

 アリアはフーンだ!て顔をして横に向く。

「それにしても、何処に行くんでしょうね?転移でって??」


 今回カツキと二人で行くのは、このキャンプ終了後アリアとユウがパーティーを離れる為のパーティーメンバースカウトの為だが、それをアリアたちに伝え忘れたユウ。

 カツキと二人で転移してきたのはエイシャーム王国内西の外れ。

 元はサリルという小さい国だったのだが、竜の逆鱗に触れ国を潰される。

 廃国となった場所をエイシャームが管理しているのだが、竜の事もあり手つかずそのままで誰も寄り付かなかった。


「朽ちた村だな、ユウこんな処に人がいるのか?そういえば転位できたんだ??」

「転移は疲れて眠いなーってベッド見てなんか行けそうだと思ったら、出来たよ?」

「イヤイヤもう驚かないよ、俺も出来るかな?後でやってみよ。」

「この村はテンペって名前でね、170年前に居たんだよ。

 こっちに来て。」


 ユウは村外れの崖の下にカツキと向かった。

「この近くに何かいるな?」

「わかるー?確かこの壁沿いの先に、・・・ここだ。」

 そう言うとユウは、目を閉じて崖壁に手を当て

『パイロン!来たよ!!』

 念話で話しかける。

『我が名を呼ぶものは何ものぞ!』

『テンペのユクタスだよ、シェイルとパイロンに逢いに来たよ。』

『確かに我が名とシェイルの事なぞ他に知る由も無し、だがユクタスは死んだ。

 何ものだ!』

 ユウは面倒くさくなり、カツキと共に崖の中のパイロン前に転位した。

『?』

 パイロンは唖然とし、ユウを見つめる。

 そして、パイロンの姿に驚くカツキ。(もう驚かないって言ってたのに)

 パイロンはホワイトドラゴンだった。(やっぱり驚くか)


『確かにユクタスの魂の色と同じだ、だが、なんだ?魂の輝きが恐ろしい程神々しい。

 ユクタス、何があった?』

 やっとユクタスと認めたパイロンを一時待たせ、その傍らの藁の上に寝かされてる少年の元へ行く。

「シェイル待たせたね、今起こしてあげるからね。」

 ゆうがシェイルに手をかざすと、シェイルの体が光だした。

 横たわる少年は当時12歳の姿のままで、パイロンの時空魔法で生命維持以外の時の進行を止められていた。


 ユウはカツキに今迄の話をした。

 170年前この小国が、素材欲しさにパイロンを狩ろうとした。

 小国の部隊がパイロンの子供を攫った。

 シェイルがそれを見つけてその子を隙を見て助けたが、その時には怒り狂ったパイロンが小国を滅ぼしていた。

 子供を見つけシェイルが攫ったと勘違いしたパイロンがシェイルに近付いたが、子供が説明した。

 シェイルが倒れそうになり崖から落ちかけた処をシェイルの薬草を探していたユウが偶然見つけ、飛び込んで庇ったがパイロンが飛んで背中に乗せ無事だった。

 シェイルは病で動くのもやっとだったが、ユウに心配かけまいと自分でも薬草を探していたこと。

 そんな身体で子供を助けてくれたシェイルの体を治そうとしたが、不治の病だった。

 シェイルの体が長い年月をかければ竜気で治るというパイロン、それを望んだユウ。

 ユウの傍に居たいと泣きながら嫌がったシェイル。

 パイロンにシェイルを眠らしてもらい、必ず迎えに来るといったユウ。

 治るまでに付き添うと決めたパイロン。

 

 その話を聞いてカツキが後ろに振り返りながら、ユウの弟なら俺の弟かと言い、ユウが嬉しそうにそうだねと言った。


また少しあきます。

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