モンスター退治開始Ⅱ
大変遅くなりました。
短めですが、まずは続きから。
システィーナがパーティーに入って1ヶ月、もうテシナ団長はついていない。
いつまでも保護者同伴のわけには行かない。
(空気の読めないテシナ団長が女神様の機嫌を損ねる為、丁重に独り立ちさせていただきました。)
システィーナは、当初からすでにギルド登録を済ませており、
(王家の者は冒険者あがりの者が多く、現王や先王妃は一平民の冒険者あがり)
すでにモンスター討伐の依頼などは、騎士団引率のもと経験済みで、それなりにlevelも上がっている。
テシナ団長が、わからない事や困った事があったら何時でも来いと言ってたので、騎士団本部にチョコチョコ顔を出すカツキはそこでこんな話を聞いてみた。
「この近辺で、キャンプ張りながらlevel上げに最適な場所はありますか?」
「ルーガの沼周辺だな。
あそこの沼は深くても腰までで透明度が高く、川からでなく湧水なので飲むのにも最適だ。
しかも近くには小さい小山がある。
最初は入り口付近で着実に上げていき、だんだん奥に進めばかなり鍛えられるだろう。
あそこでの食料採集は覚えるまで姫様に頼ればよい。
ただ、飯だけは作らせるな!いろいろと保障出来ないぞ!!」
・・・?なんかよくわからないカツキだったが、メンバーにキャンプの事を話して準備を進めた。
「すみわたる空・少し冷んやりする風・木々の擦れる音小鳥の奇声・・・、んっ!魔物居そう♪」
カツキは冷や汗をかきながら魔物の存在に確信をもった。
しかも鳥の魔物は厄介そうだと、空中からの攻撃は防げてもこちらの攻撃が届くのか?
そうこう考えている内に、スワーキー(燕の魔物)が6羽襲ってきてしまった。
身構えるカツキ・鉈楯剣を逆手に空を向け構えるユウ・バックアップにそなえるアリナ・・・、
「竜巻!」
システィーナの風魔法で、スワーキーは竜巻に巻き込まれ、上空まで巻き上げられると地面に叩きつけられた。
「システィーナ、あなたが倒すとカツキの経験とか経験値とか・・・」
アリナがそう話すとシスティーナは、はっとしてうーっと唸った。
カツキはすごい魔法だとユウに話し、ユウは焼き鳥にする?とか言ってた。
「でしたら、食事は私が作りますね!」
システィーナが汚名返上とばかりに立候補したので、食事を作っている間カツキとユウは沼のほとりにテントを2張り作った。
「こちらが私とユウで、あちらがカツキとシスティーナですね!」
「男女別!遊びじゃないんだから!!」
カツキが突っ込んだ、システィーナは動揺した、ユウはなんのことー?って首をひねった。
かつきはテシナ団長の言葉を気にして、ユウと食べられそうな色々な木の実を採取し沼の魚を釣った。
釣った魚を塩焼にして、果物はシスティーナに確認してもらう。
「出来ました!」
システィーナが呼び、みんなが料理の前に集まり、固まる・・・。
スワーキーの丸焼き(ゴングロ)・色とりどりのキノコを使った丸焼き(ゴングロ)・食べられる生野菜(何故?ゴングロ)
(一同カツキを見る!特にシスティーナが!!)
ゴクン!カツキは唾をのみ、「いただきます」と手を合わせて、
パクン!カツキはスワーキーを口に入れ、
システィーナの方を向き「オイシイヨ」と声をかけ、ユウに皆にわからないように拝みむ。
苦笑いのユウは女性陣に、魚と木の実をまわして「システィーナさんのは僕らに食べさせて」と気を使った。
さすがユウ、俺の義兄弟よ、と思うカツキであった。
ちなみにアリナは、男性陣に喜んでもらえたと勘違いをしているシスティーナに絶句した。
きっと女神の加護で、腹痛になることはないだろうが味は変えられまい。
食事が終わるとユウは真剣な顔でカツキを連れ出す。
「カッチャン、ちょっとスカウトに行かない?
いきたい場所が2か所あるんだけど、付き合ってもらっても良い?」
ユウの言葉が不思議だったカツキは、
「スカウトってパーティーメンバーだろ?俺も知ってる人か?」
「僕の前世で関わった、ここに来て思い出した人なんだ。
とっても大事で、今も僕を待ってくれてると思うから。」
「今もって、いくつ位なんだ?」
「一人は170年前・もう一人は91年前に別れた人。」
おいおい、と目を遠くに向けるカツキだった。
小説を書くのは楽しいけど、
いろいろと難しいのですね。




