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召喚された世界はスキルがものをいう  作者: 雷
冒険への足掛かり
18/237

レベルアップ

「流石ですな。正面から向かっていった時には驚きましたがの。」



 俺が1人ナーバスになっているとブランが声をかけながら近づいてきた。



「とりあえず試したいことがあったからね。

 でも考えていたのとはちょっと違ったけど、もう少しなんかこう、スマートに戦えるかと思ってたんだけどな。」



 剣術スキルで舞うように切り付けたりとか考えたんだけどな。やろうと思ったら出来るかもしれないけど無駄が多そうだ。



「いや、普通あんな風に1人で正面からブル・ボアとは戦うことはせん。

 罠を張ったり、岩陰とか使ったりして少しずつ攻撃を当ててったりするもんじゃ。」



 ブランは首を振りながら言った。それはまぁそうだろう。いくら強くたって怪我なく狩ることが出来る手段があったらそっち使うよね。

 正面切って戦うなんて戦闘狂(バトルジャンキー)くらいだよね。



「怪我はありませんかの?」



 ブランに聞かれた。

 俺に怪我はない。でも何だろう、変な感じがする。



「怪我はしてないよ。でも何だろう、変な感じがするんだけど・・・。

 高揚感と言うか、強くなったというか。」



「レベルが上がったんだろ?」



 俺の言葉にガイが答えてくれた。

なるほど、レベル1がEランクのモンスター倒したんだからレベルくらい上がるか。

 レベルアップした時にファンファーレでも鳴るのかと思ったけどそんなことはないみたいだな。


 俺はちょっと嬉しくなって【鑑定眼(アナライズ・アイ)】にスキルを付け替えて自分のステータスを確認してみた。



レベル:9

HP:512/512

MP:35/570

STR:450

INT:560

AGI:230

DEX:480



 えぇ~、色々突っ込みたい。

 どうしてこうなったんだろ。数値間違ってないか?



「ちょっと聞きたいんだけど、レベル1の人間がこのブル・ボア倒したらどれぐらいレベルって上がるもん?」



「そうじゃな~、これくらいの獲物だったらレベルが3になるか、良くて4くらいじゃないかの。」



 ブランがう~んと、唸ってから答えてくれた。その3倍くらいレベルが上がってんですが先生。後ステータスの数値が2人に届きそうなんですけど、まだレベル9ですよね?



 そこで少し考える。こうなったには必ず理由があるはずなので想像してみる。



 まずレベル。確か勇者の称号には見えないけど成長度が上がる恩恵があったはず。それはもしかしたらレベルが上がりやすくなるってことじゃないのか?経験値〇倍増とかそんな感じではと思う。


 後、実は俺は戦闘の前に補助的スキルとして【成長速度アップ LV.10】と言うスキルがあったので付けておいた。このスキルの説明を見るとレベルが上がりやすくなるとあったのでそれも関係しているだろう。

 勇者の称号の恩恵とスキルの恩恵で一気にレベルが上がったんじゃないだろうか。



 ステータス値も同様に勇者の称号に成長値補正とかあったし、これまたスキルの【成長値アップ LV.10】をさっきのスキルと一緒に付けておいた。


 まぁ勇者は超人的に強くなるって言われてたしこれが普通なのかもしれないけど。また付けたり外したりで試してみようかな。



「なんか結構レベルが上がったみたい。」



「ほう、わかるんですかの?」



「うん、確認する為のスキルとか持ってるから。」



 話を聞くと普通自分のレベルは分からないらしい。雰囲気とかで大体は判別出来るみたいだけど。

 そこでギルドカードである、ギルドカードにはレベルの表示が出るようになっている。


 それで俺もギルドカードを見てみるがレベルは1のままだった。

 おかしいなと思って聞いてみると、ギルドに依頼を達成した報告に行くと更新されるとのこと。

 普通1回の依頼をこなしてもレベルは1上がったりする位でスキルも滅多に増えたりしないらしい。じゃあまたギルドに行くときに【偽装(イミテーション)】を使えばいいか。

 いきなりレベルがこんなに上がってたら不審に思うだろうし。




「じゃあブル・ボアの牙でもとろうかの。」



 ブランはそう言ってナイフを取り出してブル・ボアの頭に近づいた。そして牙の根元にナイフを突き差して肉を剥がしていった。

 結構手際がいい感じで直ぐ2本の牙がブランの手に収まった。



「解体するのとかって慣れてるの?」



「見様見真似じゃな。わしは基本は戦闘ばっかりしておって他のやつがこうして回収とかをしておった。わしはそれを見てただけじゃ。」



 ブランは前衛職っぽいもんな。先陣切ってモンスターに突っ込んでいきそう。



「後の残りはどうするの?」



 疑問に思って聞いてみた。ブル・ボアの肉って結構美味しかったよな。持って帰って売ったり出来ないのかな?



「ブル・ボアの肉は食用になるからもって帰って売ればそれなりに金になると思うがの。

 ただこのデカ物を持って帰るのは一苦労じゃと思うがの。」



 そうか、売れるのか。じゃあ持って帰ろう。



「だったら、持って帰ろう。俺スキルで【倉庫持ち(アイテムボックス)】あるし。」



「なんと!色々持っておられるんじゃの。」



 ブランは驚いて言った。

 とりあえずスキルを付けてと・・・。俺はブル・ボアに触ってスキルを使った、するとブル・ボアの巨体は瞬時に姿を消した。スキルの中は時間経過もないから腐ったりしないだろう。


 そう言えば【倉庫持ち(アイテムボックス)】のスキルは物を入れてる間にスキルを外したらどうなるのかも城にいる時に確認してみた。


 部屋の中の消耗品を一つ倉庫に入れてスキルを消してみた。

 入れてみた物がどこかに急に現れたりはしなかった。

 消えてなくなったかなとも思ったが再度スキルを付けてさっきの物を出したら普通に取り出すことが出来た。


 このスキルはどこかの空間に扉をつける感じのスキルかなっと思った。

 空間自体はずっと存在してるから、物を入れてから扉を無くしても中の物が無くなったりせずまた扉を付けると取り出せる、そんな感じかと俺は認識した。



 その後俺は少し返り血を浴びていたので自分にスキルを付け替え【浄化(クリーン)】をかけて綺麗にした。


ちなみに戦闘時のスキルは


スキル:


【八百万のスキル】

【剣術 LV.10】

【体術 LV.10】

【反応速度アップ】

【成長速度アップ LV.10】

【成長値アップ LV.10】

【スキル習得度アップ LV.10】

【剛健】

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です。


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