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新年の挨拶〜2018〜

狼「明けまして、おめでとうございます」

真「今年も皆様にとって、良い一年になりますように」

出「Happy new year」

真「今年の絵馬は戌年だからな……今年の抱負は苦手を克服にしようと思う」

狼「あー、僕は無事に進級できますように……かな? いや、本当に危機感を感じてるんだよね」

出「中学を卒業してない俺の前で、よく言うな?」

狼「あっ、いや、別に出流に釘を刺すつもりはなかったんだけど」

出(ジト目)

狼「はは……。まぁ、ほら! 僕たちより社会を知ってるってことで」

出「まっ、いいけどな」

真「むしろ、学園の理事長がこの状態だからな……学園の存続が危ぶまれるぞ?」

狼「えっ!! 嘘だろ……」

出「よしっ! これでおまえも俺の仲間入りだな」

真「……輝崎の当主としては、非常にまずい。俺の代で異例な事ばかり起こすわけには……」

出「バカ殿。諦めろ。おまえはそういう星の元に生まれてるんだ」

真「やはり、今年の抱負はそういう運を断ち切ることにしよう」

狼「僕は……もう神頼みしかないなぁ。そういえば出流の今年の抱負は?」

出「そうだな…………真っ当な生活を送る」

狼「あーー、それはきっと僕たちにも被ってくるね」

真「そうだな。ではそれを書き初めにして綴るか? もう二日の日は過ぎてしまっているが」

出「書き初めか……小学生のとき以来だな」

狼「僕も小学生のとき、父さんの気まぐれでやったくらいかな」

真「では、今年の抱負を一文字で綴ろう」


一〇分後。


狼「書けたよ」

真「ああ、俺もだ」

出「右に同じく」

狼「じゃあ、せーので……」


狼『受』

真『進』

出『次』


狼「僕は何事も受け止めるって意味を込めて」

真「俺は自分の道を進むって意味だな」

出「俺は次に行くって意味だ」

狼「割と、皆あっさり決まったな」

出「まっ、それだけ自分のやることが決まってるって事だろ」

真「そうだな。しかし、ちゃんと自分の方針が決まってるのは良い事だ」

狼「うん、そうだね。あとはこれをちゃんと実行できるようにしないと」

真「無論だな」

出「当然」


それでは、皆様、良い一年を。


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