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第14話:群れを追う影

夜明け。

船は静かに帆を広げ、東出昌大と漁師たちは海図を広げていた。

レヴィアタンを仕留めた場所から、さらに沖へ――そこで複数の目撃情報があるという。


「あの巨獣が、一頭だけなわけねぇ……」

「群れで移動するなら、海はもっと危険になる」


漁師の声に、東出は短く頷く。

海風を吸い込み、煙草に火をつけ、視線を水平線へ向けた。


海の兆候


数日間の航海。

海面には異様な兆候が現れ始めた。

・海鳥が群れを成して飛び回る

・魚群が水面から一斉に跳ね上がる

・そして、海の奥から響くような低い唸り声――


漁師が息を呑む。


「……近いな」


群れの影


夕暮れ、水平線に黒い影が三つ、四つと浮かび上がった。

巨大な背びれが波間に並び、海面を切り裂く。

それはまるで、海そのものが生きて動いているかのようだった。


「群れだ……」


船上に緊張が走る。

東出は万能狩猟道具を弓に変え、矢を番える。

月が昇る頃、次の戦いが始まろうとしていた。

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