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貧乏神の涙、乙姫の微笑み ~鈍感な貧乏神に恋した乙姫の婉然たる悩み~  作者: M
十.おまけ

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35/35

カーテンコール

乙姫

神社:(おと)清水(しみず)(ひめ)神社

本名:オト

自称:私

→貧乏:あなた

→浦島:亀

享年:14歳

説明:思春期に神になったので、好きな人に対してどうしても素直になれないままの神様。

 ツンデレキャラのつもりでしたが、ツンデレってバランスが難しいね。


貧乏神

神社:御殿森(おとのもり)神社

本名:ジン坊

自称:俺

→乙姫:君

→真尋:真尋

享年:35歳

説明:鈍感なおじさんの神。実はヒモ体質で、甘やかされたらきっと何もしなくなるタイプ。

 話を書き終わってから「この話、おじさんに恋する未成年の物語なんだ……微妙。」って気付いた。プロット書いた十年前当時の私は何を考えていたんだ。


真尋

本名:豊田(とよた) 真尋(まひろ)

自称:私

→貧乏:神様

→有美:有美

享年:23歳

説明:小さい頃から神社に通うことで、巫女の才能が目覚めた少女。

 名前は、豊玉姫(とよたまひめ)から一字を変えたもの。豊玉姫は、浦島伝説の乙姫のモデルになったと言われる神様。

 十年前のプロットでは「かんなぎ」という苗字でしたが、どこにも再利用できなかったなぁ。


ミカン

本名:豊田 ミカン

自称:ニャア

→真尋:ナーゴ

→貧乏:ニャー

享年:21歳

説明:要所要所で神様を導いてきた猫。実はミカンの方が真尋よりも力が強く、それが真尋にも影響を与えていた。

 秋祭りのエピソードにも出したかったけど、真尋の活躍を奪ってしまうので留守番することに。


浦島

神体:裏島の亀岩

自称:儂

→乙姫:乙姫様

→貧乏:貴殿

説明:すぐひっくり返るマスコットキャラ。無自覚に乙姫の恋路を邪魔する亀。

 彼は浦島太郎の物語を読んだことがないので、なぜ自分が浦島と呼ばれているのかを実は知らない。


有美

本名:二生(にうむ) 有美(あるみ)

自称:私

→真尋:真尋

説明:真尋の高校からの親友。アルバイト

 十年前にこの話のプロットを書いた時、「真尋」はもともと「有美」という名前でした。せっかく最初に思い付いた名前なので、親友の名前にコンバート。


豊姫

神社:天別(あまわけ)豊姫(とよひめ)神社(かんのび大明神)

自称:妾

説明:上下関係なく話してくれて楽しいんだけど、ちゃんと仕事はする上司。多分、合う合わないが分かれるタイプ。

 某県某市網付谷に実在する神社だけど、本当に由緒正しい神社。決してはみ出し者を集める神様ではありません。


おばけ橋

神体:(おお)木瓜(ぼけ)

自称:我

享年:18歳

説明:橋を架ける際に人柱にされた娘。忘れ去られ消えようとしていたが、偶然、都市伝説として復活。

 大きな木瓜(ぼけ)の木の近くに掛けられた橋→おおぼけ橋が訛って「おばけ橋」と呼ばれるようになった。

 十年前のプロットでは最初と最後しか出てこなかったけど、もっと活躍させたかったので登場頻度が上がった悪役。


真尋の父

本名:豊田 尋文

説明:DIYで絵馬掛けを作ったり、自宅をイルミネーションで飾るなど、そういうことが大好きな人。

 一人娘を大事にしており、氏子総代を引き受けたのも真尋のため。


真尋の母

本名:豊田 真理

説明:クリスマスなのに受験勉強を頑張る真尋に持ってきたケーキは、もちろんクリスマスケーキ。

 真尋の名前は、両親の名前から一文字ずつ取った。


せっちゃん

説明:秋祭りで迷子になった子。超マイペース。

 当初は女の子のつもりで書いていたけど、性別は書いてないし、男の子でもいい気がしてきた。

 どこかで再登場をさせるつもりだったのだが、そんな機会はなかった。


蝉取りの少年

説明:夏休みに森で蝉取りをしていた白い半袖の少年。おばけとか嫌い。


ナオ君

説明:蝉取りの少年と一緒に蝉取りをしていた、真尋の幼馴染。

 秋祭り前には社殿の拭き掃除を手伝ったり、有美からは彼氏対象外と名指しされたり、ちょこちょこと名前は出てきている。

 真尋のことがずっと気になっていたが、告白するとかそんな勇気はなかった。


自治会長

説明:御殿森地区の会長。

 昔から住む住民と新興住宅地の住民が交流できるよう、地区のイベントに力を入れていた。その尽力のおかげで、この地区の住民は仲が良い。

 正直、この人以外に会長に相応しい人はいないんじゃないかとみんな思っている。


前・氏子総代

説明:亡夫が御殿森神社の氏子総代だったので引き継いだが、本人は神様に興味がなく、神社をほったらかしにしていた。

 でも、賽銭はごまかさずにちゃんと別に管理していた真面目な人。


乙姫神社の宮司

説明:正月には毎年、大学生にアルバイトで巫女をさせている。

 かなりのお爺さんなので、年末年始の神事は体にこたえる。夜は早く帰って寝てしまいたい。


金物屋の夫婦

説明:迷子になっていたミカンを保護していた。

 ミカンが家を出て行ったのを止めなかった店主は、後で奥方にこっぴどく叱られた。

 首輪に書いてある電話番号に気付かない当たり、二人してちょっと抜けている。


魚屋の祖神(おやがみ)

享年:102歳

説明:魚屋の大女将。港や市場も近いため、漁師とも仲が良く、商店街でも中心的な役割をしていた。

 人が死んだら神になるという設定を説明するために登場。


八百屋の親父

説明:秋祭りのために芋を提供するなど、けっこう気前のいいおやじ。真尋と一緒にせっちゃんを探した。

 十年前のプロットでは金物屋の店主が再登場する予定だった。

 のだが、金物屋の場所が真尋と同じ自治会(要はご近所)だと、ミカンが迷子になる程離れてないじゃん!という矛盾が発生するので八百屋に変更となった。



各話でのマヒロの年齢。ミカンはマヒロより二歳下です。

・1水無月 5歳(幼稚園)

・2葉 月 11歳(小5)

・3神無月 14歳(中2)

・4霜 月 16歳(高1)

・5師 走 18歳(高3)

・6睦 月 20歳(大学生)

・8弥 生 23歳(社会人)

・9皐 月 2年後

神様の概念について、説明が長く難しくなってしまった気がしています。

設定をどういうバランスで物語の中で説明していくかってとても難しいですね。

最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

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