日常の終焉、そして
小説投稿初めてなので投稿のペースも遅いかもしれませんが背一杯頑張らせてもらいますので
よろしくお願いします!
太陽が沈み日はくれ、夜の闇が強くなってきた頃、俺は2人で会社の近くにある人通りの少ないコンビニで買い物をしていた。とそんなときである。バン!!という大きな音がしたのは、驚いて音のした方を見るとそこには、ちょうど目出し帽をがぶった強盗犯らしき人が女性定員に拳銃を向けていたのだ。そして強盗の目を一瞬だが見たとき、「なっ」俺は驚きのあまり腰を抜かし逃げることすら忘れて動けなかった。女性定員も同じように恐怖に顔を引きつらせていた。しかし次の瞬間、「やぁぁ!」なんと、俺の横で同じように買い物をしていた連れの女子高生がその強盗の腰を横に蹴り飛ばしたのだ。「ぐぁっ!」拳銃は手から滑り落ち、入り口の窓ガラスにぶつかる強盗、しかし、驚きの表情を見せのも一瞬、強盗はすぐさま女子高生の顔に目掛け右パンチを振るう、そのパンチをかわした女子高生は相手の腕を掴み下に組み伏せた。「大人しくして!」だが強盗は足を巧みに使い女子高生を引き離しポケットに隠し持っていたスプレーを噴射、「きゃぁッ!」「ふんっ、こんなところで捕まるかよ!」強盗はそのまま近くに止めていたバイクで遠くへ走り去って行った。
「あの、助けてくれてありがとうございました!」
「ああ、全然大丈夫だよーこれくらい!」
「そうですか、よかった!」と、ホッとする女性定員、いや名札を見るとアルバイトと描いてあるので高校生なのだろう。
「それに慣れてるしねこうゆうこと…」
「えっ!」それっどいうことですか?という言葉は、「それより〜」という女子高生の次の言葉に遮られた。
「霧島さんは何をしてるのよ〜あんた男なんだから、そんなにすくみ上がってないで立ちむかわなきゃ!」と、俺に話しかけてきたからだ。
「いや、拳銃を持ってるやつに素手で立ち向かっていけるやつの方がそういないと思うぞ。」
と、俺は反論したが、「いやいや、今時困ってる女の子を助けなかったらモテないよ」と、「それにあのままわたしが止めに入らなかったら定員さん撃たれてたかもしれないしね。あの強盗すごい血走った目で彼女を見てたから…」苦虫を噛み締めるようにそう言った。
「ああ、それは俺も感じた、あんな殺気がこもった目を見るのは初めてだよ。」
この言葉に定員の彼女は驚きに満ちた表情を作った。
「このことを警察に連絡した方がいいんだろうけど…」
女子高生はそこで言葉をつまらせ、「私達警察に顔を合わせるとまずいのよね…」
このつぶやきに対し定員の彼女は疑問を示したが、「とりあえずあなたの親御さんにこのことを、」と続く俺の言葉を聞いた途端、彼女は「いやです!!」と強く言い放った。
彼女は震えていた。
(どうしよう、今親を呼ばれたら取り返しのつかないことになる!)
震えている彼女に、俺はびっくりしながらも「なんでだ?」と聞き返すと、
彼女は少しためらうような表情を見せた後
「あの!わたし今、家出しているんです!!」と嘘をついた。
この音声がコンビニに付いている隠しカメラに映像ごと保存されていると知らずに。
この回はプロローグみたいなものですので次からは主人公の背景なども細かく書けたらいいなと思っています!