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ガンジャ先生。  作者: 出雲屋
2章 南国到着と数学
9/29

値切りスキルの数学授業 4

海外の携帯電話ってかっこよかったですね。


先生とSIMカードの登録しているとみんな食堂に集まって来た。


「わー携帯!こっちの小さいんだね」

「カメラついてる〜ゲッ!英語表記か。。」

そんな具合に盛り上がる中、時刻は昼時。食堂も混んできた。学生も使うみたいで、クリーニングのオバちゃんは屋台で大忙しそう。

‥いつの間にかホテルの前は簡易的フードコートになってる。青いプラの椅子やテーブルまで。。すげえなバンコク!


「ここは邪魔になるな。みんな少し違う店行くぞ」

 みんな「はーい」とついていく。メインの買い物ゾーンも昼になれば料理を売っている店が増え、いろいろな匂いがする。座って食べる人から座布団をひいて。中には車の上で食べてる人もいた。物売りも増えている。


 すぐあった大きめな建物に入っていく。マックの看板もあり朝は気になってたけど、暗そうで少し怖かった。シャッターが上がり中に明るさが戻り店がそこら中に合ったのは驚いた。そしてクーラが寒いくらい効いてる。

 英語表記の○○コーヒーと看板のある店に入り、大きめのテーブルに着く。


「まぁ初めはタイ料理かな。好きなも頼んでいいぞ」

「‥‥コーヒー屋ですよね。」

「まぁ焦るな。ほらメニューが来た。いろいろあるぞー安いしまあまあ上手い」

メニューを見たら驚いた。ファミレス並みにメニューが多く、さらに日本語でも書いている。皆メニューをくいつく様に見ていた。


「パッタイとソムタムね。あとアイスコーヒー」

聞いた事ないメニューを普通に頼んでた先生はみんなを見る。

頼むにしろタイ料理など知るよしもない。


「はぁ‥‥困ったらカレーにしとけ。グリーンカレーとかレッドカレーあるだろう。」

「わ、わたしも先生と同じで!」


未亜(みあ)が話をする事は少ないので、少し驚いた。

「俺、ガパオライスでいいですか?あとコーラ」


となんとなくうまそうなの頼んだ。

ガパオって挽き肉だったような。あと米喰いたい。

それぞれ悩でたがみんなオーダーを頼みだした。

グリーンカレーが人気だ。

定員がオーダ取り戻るときにニヤリとガンジャ先生がこちらを向いた。何か追加注文しているみたい。



 まぁ料理のできる間携帯をそれぞれ選んだり、道行く人を見ながらみんな外国だよなぁ〜としみじみ話をしている。

「あー緊張は取れたか?この携帯電話はそれぞれ大事に使うんだぞ。メールもできるし写真も取れる。海外製品だが、日本以外ほとんど使える機種だ。ヨーロッパも楽勝。」


「日本では使えないのですか?」

「日本は何か独特のロックと、この2Gの領域異なるんだ。よーわからんが米国でも使えるのになぁ。」

一同「へー」と不思議な感想抱いた。こういう事は結構多いことみたいだし、やはり出てみないとわからない。

「あと、日本にも繋がるから無事ついた事くらい家族に言えよ」

「ちなみに、これがあればいつ外国に出ても大丈夫。海外でてもSIMカードなんてコンビニで買えるから大切使ってくれ。連絡あるといいだろ」

これは嬉しかった。今の時代スマホに変わっているが、海外に出て使える携帯って価値がある。また大人気といえないけど僕ら世代はこうした機器敏感だから。委員長はnokiaの携帯を不思議そうにいじっている。ちなみに僕は小さいながらシンプル!ソニエリのw880シルバー。カッコいい〜と無理言って買って貰った。テンションは高い。



「んで!いろいろあったけど、みんな両替できたか?」

ピクッとしたけどみんな両替は無事終えていた。お金も確認したし僕らはみんな机にそれを出す。そういえば。。財布も持ってなかった。

「やるじゃん。1,2人はできないと思ったんだが。。額の一番は未亜。おめでとう」

みんなで「わー」と拍手し、未亜は顔を赤くし照れくさそうだ。


「んで最下位が。。3170でタツヤと匠〜差が200バーツはあるな。200あればここの飯2回は食えるぞ。」

ギクッ! としたが確かにメニューでどの物も100バーツいっていない。高いのも120バーツ程度。逆にコーヒーが60バーツ。。んー物価安いのかな?


「その両替したお金好きに使っていい。が、無駄遣いしない様に。また知っての通りここは暑い。気が付かないうちに体力も水分も奪われる。だから水はクソ安いから必ず持ち歩くように。ただ、こういう店でも氷は気をつけてな。当たることはないけど、耐性ができていないので腹を下すことはある」

 みんながうんうんと頷く。てか初めてまともな事聞いた気がする。ガンジャ先生できるじゃん。


「あとものの単位は覚えておく様に。騙されるのも自由だけど、無駄に高い金払うことはない。大体10バーツが30円。この硬貨な。金と銀。で100バーツで300円。緑の紙幣。

 まぁ物価が安いのは気がついたと思うが。。感覚的には100バーツは500円か千円札くらい価値がある。普通に100から500払えば何で食える」

そういう事か。確かに物価安そうだ。サンダルとかも30バーツだったし。そこまで考えて。。ここはいい国だなと改めて思った。

みんなも目をキラキラさせている。お金の話ってみんな興味津々だよね。


ちょうどいい具合に料理が運ばれてきた。普通量も多く美味しそう。

「ではみんな揃った?いただきます。の前に!匠、タツヤはこの青とおがらしの切り端をかける事♪罰ゲー厶それでいいぞ」

ニヤニヤしながら、小瓶に入ったとおがらしを軽くスプーンで乗せ。改めていただきますをした。

う。。辛いの苦手なんだよな。でも腹減ってるし従うしかない。

僕はまず。とおがらしのついていない方から食べてみた。あ、上手いぞこれ。ガパオって香草が程よく混じって食が進む。みんなうまそうに食べる俺に注目して箸が進んでない。‥食べれいいんでしょ。

青とおがらしをスプーン乗せ一気にほうばる!

「!!!☆」


 次の瞬間汗が止まらない。というか舌がしびれて味がしない。

急いで水をかけ飲む僕を横目にみんな一斉に大笑いしてた。おいタツヤ。笑ってなくてお前も食うんだぞ。

「フハハハ!青いとおがらしはポピュラーにいろいろ入っているけど、ハハ、みんな気を付けろよーw」


 先生は焼きソバ?みたいなのを美味しそうに食べて、また周りも自分の料理を食べだした。感想はみんなちょっと辛いけど美味しいと好評価みたいだ。歩と茜は交換こしたりしてお互いのカレーを食べてる。

未亜ちゃんはココナッツサラダ?みたいなの食べて「辛いけど美味しい!」とにこやか顔をしてる。良かった良かった。大丈夫そうかな。


 ふと横を見れば「辛え!まじ辛え!」とグリーンカレーを食うタツヤで盛り上がり。あー何か久しぶりだなぁー楽しい食事の一時を味わったのは。いつぶりかな?



ちなみに青とおがらしは、皿の端にキチンと残しました!



明日より夕方更新予定です。頑張って書きます!

 まだ投稿開始したばかりで誤字など多くあると思います。面白かったと思った方はブックマークや評価、応援よろしくお願いします٩(ᗜ*)و

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