値切りスキルの数学授業 4
海外の携帯電話ってかっこよかったですね。
先生とSIMカードの登録しているとみんな食堂に集まって来た。
「わー携帯!こっちの小さいんだね」
「カメラついてる〜ゲッ!英語表記か。。」
そんな具合に盛り上がる中、時刻は昼時。食堂も混んできた。学生も使うみたいで、クリーニングのオバちゃんは屋台で大忙しそう。
‥いつの間にかホテルの前は簡易的フードコートになってる。青いプラの椅子やテーブルまで。。すげえなバンコク!
「ここは邪魔になるな。みんな少し違う店行くぞ」
みんな「はーい」とついていく。メインの買い物ゾーンも昼になれば料理を売っている店が増え、いろいろな匂いがする。座って食べる人から座布団をひいて。中には車の上で食べてる人もいた。物売りも増えている。
すぐあった大きめな建物に入っていく。マックの看板もあり朝は気になってたけど、暗そうで少し怖かった。シャッターが上がり中に明るさが戻り店がそこら中に合ったのは驚いた。そしてクーラが寒いくらい効いてる。
英語表記の○○コーヒーと看板のある店に入り、大きめのテーブルに着く。
「まぁ初めはタイ料理かな。好きなも頼んでいいぞ」
「‥‥コーヒー屋ですよね。」
「まぁ焦るな。ほらメニューが来た。いろいろあるぞー安いしまあまあ上手い」
メニューを見たら驚いた。ファミレス並みにメニューが多く、さらに日本語でも書いている。皆メニューをくいつく様に見ていた。
「パッタイとソムタムね。あとアイスコーヒー」
聞いた事ないメニューを普通に頼んでた先生はみんなを見る。
頼むにしろタイ料理など知るよしもない。
「はぁ‥‥困ったらカレーにしとけ。グリーンカレーとかレッドカレーあるだろう。」
「わ、わたしも先生と同じで!」
未亜が話をする事は少ないので、少し驚いた。
「俺、ガパオライスでいいですか?あとコーラ」
となんとなくうまそうなの頼んだ。
ガパオって挽き肉だったような。あと米喰いたい。
それぞれ悩でたがみんなオーダーを頼みだした。
グリーンカレーが人気だ。
定員がオーダ取り戻るときにニヤリとガンジャ先生がこちらを向いた。何か追加注文しているみたい。
まぁ料理のできる間携帯をそれぞれ選んだり、道行く人を見ながらみんな外国だよなぁ〜としみじみ話をしている。
「あー緊張は取れたか?この携帯電話はそれぞれ大事に使うんだぞ。メールもできるし写真も取れる。海外製品だが、日本以外ほとんど使える機種だ。ヨーロッパも楽勝。」
「日本では使えないのですか?」
「日本は何か独特のロックと、この2Gの領域異なるんだ。よーわからんが米国でも使えるのになぁ。」
一同「へー」と不思議な感想抱いた。こういう事は結構多いことみたいだし、やはり出てみないとわからない。
「あと、日本にも繋がるから無事ついた事くらい家族に言えよ」
「ちなみに、これがあればいつ外国に出ても大丈夫。海外でてもSIMカードなんてコンビニで買えるから大切使ってくれ。連絡あるといいだろ」
これは嬉しかった。今の時代スマホに変わっているが、海外に出て使える携帯って価値がある。また大人気といえないけど僕ら世代はこうした機器敏感だから。委員長はnokiaの携帯を不思議そうにいじっている。ちなみに僕は小さいながらシンプル!ソニエリのw880シルバー。カッコいい〜と無理言って買って貰った。テンションは高い。
「んで!いろいろあったけど、みんな両替できたか?」
ピクッとしたけどみんな両替は無事終えていた。お金も確認したし僕らはみんな机にそれを出す。そういえば。。財布も持ってなかった。
「やるじゃん。1,2人はできないと思ったんだが。。額の一番は未亜。おめでとう」
みんなで「わー」と拍手し、未亜は顔を赤くし照れくさそうだ。
「んで最下位が。。3170でタツヤと匠〜差が200バーツはあるな。200あればここの飯2回は食えるぞ。」
ギクッ! としたが確かにメニューでどの物も100バーツいっていない。高いのも120バーツ程度。逆にコーヒーが60バーツ。。んー物価安いのかな?
「その両替したお金好きに使っていい。が、無駄遣いしない様に。また知っての通りここは暑い。気が付かないうちに体力も水分も奪われる。だから水はクソ安いから必ず持ち歩くように。ただ、こういう店でも氷は気をつけてな。当たることはないけど、耐性ができていないので腹を下すことはある」
みんながうんうんと頷く。てか初めてまともな事聞いた気がする。ガンジャ先生できるじゃん。
「あとものの単位は覚えておく様に。騙されるのも自由だけど、無駄に高い金払うことはない。大体10バーツが30円。この硬貨な。金と銀。で100バーツで300円。緑の紙幣。
まぁ物価が安いのは気がついたと思うが。。感覚的には100バーツは500円か千円札くらい価値がある。普通に100から500払えば何で食える」
そういう事か。確かに物価安そうだ。サンダルとかも30バーツだったし。そこまで考えて。。ここはいい国だなと改めて思った。
みんなも目をキラキラさせている。お金の話ってみんな興味津々だよね。
ちょうどいい具合に料理が運ばれてきた。普通量も多く美味しそう。
「ではみんな揃った?いただきます。の前に!匠、タツヤはこの青とおがらしの切り端をかける事♪罰ゲー厶それでいいぞ」
ニヤニヤしながら、小瓶に入ったとおがらしを軽くスプーンで乗せ。改めていただきますをした。
う。。辛いの苦手なんだよな。でも腹減ってるし従うしかない。
僕はまず。とおがらしのついていない方から食べてみた。あ、上手いぞこれ。ガパオって香草が程よく混じって食が進む。みんなうまそうに食べる俺に注目して箸が進んでない。‥食べれいいんでしょ。
青とおがらしをスプーン乗せ一気にほうばる!
「!!!☆」
次の瞬間汗が止まらない。というか舌がしびれて味がしない。
急いで水をかけ飲む僕を横目にみんな一斉に大笑いしてた。おいタツヤ。笑ってなくてお前も食うんだぞ。
「フハハハ!青いとおがらしはポピュラーにいろいろ入っているけど、ハハ、みんな気を付けろよーw」
先生は焼きソバ?みたいなのを美味しそうに食べて、また周りも自分の料理を食べだした。感想はみんなちょっと辛いけど美味しいと好評価みたいだ。歩と茜は交換こしたりしてお互いのカレーを食べてる。
未亜ちゃんはココナッツサラダ?みたいなの食べて「辛いけど美味しい!」とにこやか顔をしてる。良かった良かった。大丈夫そうかな。
ふと横を見れば「辛え!まじ辛え!」とグリーンカレーを食うタツヤで盛り上がり。あー何か久しぶりだなぁー楽しい食事の一時を味わったのは。いつぶりかな?
ちなみに青とおがらしは、皿の端にキチンと残しました!
明日より夕方更新予定です。頑張って書きます!
まだ投稿開始したばかりで誤字など多くあると思います。面白かったと思った方はブックマークや評価、応援よろしくお願いします٩(ᗜ*)و