2025/11/14(金)『妄想「零れ閉づる夢」』更新記録① 「始章」を掲載。 +散文:「始まり」と掛けてイギリス情勢の新たな動きに焦点を当てたいと思います。(約200字+散文:約10300字)
※作品の文体とは一部異なります。
初めまして、あるいは改めまして、オトオリと申します。
前作「瑣瑣たるひかり」完結後の日記にはすぐに掲載するようなことを書いておいて、すっかり遅れました。待っていてくださった方は、本当に申し訳ございません。
新作「零れ閉づる夢」の掲載を始めました。
いつ決まったか自分でも判りませんが、おおよそ定期更新で、一週間か二週間置き、金曜日の夜二三時一〇分かその前後に、新章──新しい頁──を掲載してゆけるように頑張ります。今回、「始章」を一一時に掲載したのは私の不注意です。申し訳ございません。(本当に単純なミスで、特に裏はございません。ええ、本当に。)
さて、今回も、例の如く以下は散文です。散文は、作品とは一切関係ございません。なぜなら、私が今後掲載予定の作品を含めて書き終えた頃に知ったことのみです。
章題にもある通り、イギリス情勢の新たな動きについてです。Xではむしろそればかり触れているのですが、こちらで本格的に触れるのは初めてになるかも知れません。また、新たな、とは書きましたが、これを執筆し始めた時点で既に数箇月前の出来事が起点の出来事であり、掲載時となるとさらに時が進んでいることでしょう。
と、散文における本題に入る前に、イギリスのことをさっとお浚いしましょう。言うまでもございませんが、飽くまで私見です。間違いもあるかも知れませんので気楽にご覧ください。
保守党政権を打倒し大量の議席を獲得、久方ぶりの政権返り咲きを果たした労働党。これを率いるKeir Starmer氏(表記揺れにより「キール・スターマー」とも)が移民受け入れ政策などイギリス国民を追い詰めています。首都ロンドンに不法移民とゴミが溢れ返り、全国的に暴力事件が日常茶飯事、それにも拘らず、反対を訴えたりデモを起こしたりそれらを支持したりあるいはネット上でこれらを拡散するなどすると警察官がやってきて逮捕される──、冗談のようですが、現実です。逮捕者が262人も誤って保釈されたなどという話まで出ています(ロンドン時間2025/11/05 14:00〜放送の「GBNews」にて)。
それに対するは保守党──、ではなく、Brexit、つまりEU(欧州連合)離脱を訴えて支持を集めたReformUK(表記揺れ:リフォームUK・リフォーム党・改革党)でした。EUを離脱すればグローバル政策(いわゆるDEIDiverCity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包括性⦆)による移民政策を退けられるため、「移民流入を阻止できる」と考えられたわけですね。
ところが、このReformUKの党首Nigel Farageが移民政策においてまさかの方針転換を口にし始めました。「不法移民は全員追い出せばいい」と言っていたのが「無理だ。どうしてもできない」と、180度と言っていいでしょう、方針転換して投票した国民を裏切ったのでした。
しかしその時点で、二大政党である労働党と保守党に次いで大きな人気を集めていたReformUKは瓦解しませんでした。そもそも支持基盤(いわゆる団体票)を持つとされる労働党・保守党と比べるとReformUKは政治的にクリーンで、国民としてはほかに選択肢がなかった、ともいえるでしょう。
さて、ここからが本題です。
ReformUKには党首ファラージ以外に有能な議員が複数いました。そのうちの一人が、副党首だったBen Habib氏(略していない名前はベニャミン・ナイーム・ハビブ。2025年10月現在60歳)です。事は、彼が、ファラージ氏及び党の方針に同意できなくなったことに端を発しています。EU離脱の目的、国民の意思を尊重した方針、これを変えたことをハビブ氏は受け入れがたいとして、表向きは「副党首解任」という形で、離党したのです。しかしすぐに大きな動きは見せません。それと言うのも、上述の通りReformUKは依然として人気を維持しており、労働党や保守党など既存政党に対抗できる唯一の政党として議会と体制に民意を届け、反映し得る、と、考えられたためでした。ハビブ氏はReformUKもといファラージ氏の、いい意味での心変りを期待し、静観したのですね。
けれども、ハビブ氏の願いとは裏腹にイギリス情勢は日に日に悪化──、ReformUKが移民政策の方針をもとに戻さないことに痺れを切らし始めます。そんな折、ハビブ氏に連絡を入れたのは、ファラージ氏とも面識があるElon Musk氏でした。X利用者なら知らぬ者はいませんね。それ以外でも世界有数の富豪として知られているのがマスク氏です。そのマスク氏が、ハビブ氏に新たな政党を発足するよう促しました。
促したというのがツボです。じつのところは、それ以前からハビブ氏にもその構想があったのです。しかしながらReformUKの存在があり、民意を分断するようなことを避けるためにも一歩引いていたのです。しかしながら、マスク氏に促されたことで、ハビブ氏の愛国者魂に火が点いたのです。多数ある政党の中で実質的に三つ、労働党、保守党、そしてReformUKしかない選択肢ゆえに消去法的にReformUKに支持者が流れている現状があり、一方でそのReformUKの先行きに不安を感じている国民が多くいるのに、その不安を受け止める政党がない。それがハビブ氏が新党構想実現に歩み出した理由だったのです。最新の情報を加筆すると、日本時間2025/11/11を回った頃に発信されたAdvanceUKウェールズ・オフィシャル・ローンチのハビブ氏の人物紹介にある「政治に携わったベンは、イギリス国民が必要とし、望んでいるものを提供する本当の選択肢がないことに気づきました。これが彼がAdvance UKを設立した理由です。最高のひとびとで構成された真に民主的な政党で、国の全てのひとに届けます」という内容が、この段落で私の記した内容に当たる部分です。
振り返れば解る通り、ハビブ氏は国民の分断を避け、かつ、元同僚ともいえるファラージ氏の良き方針転換を歓迎する心構えがあり、本当の愛国精神を持つ国民の意思を掬い上げることに重きを置いています。また、愛国者の団結を大切にしています。それら精神の根幹が、国旗に示されているイギリスの複雑な成立ちにあり、勿論これも大切にしています。そして重大事項として、ハビブ氏が創設した新たな政党ですがハビブ氏曰く「私は党首ですが党を代表しません」ということです。これは一聞すると無責任かのようですが、違います。これは、AdvanceUKがイギリスの国政政党はおろか日本を含む諸外国の国政政党にもないほど希しい「強い権力を持った党内機関〈カレッジ〉」を設置していることに由来します。カレッジにはさまざまな専門知識を有するメンバが所属しておりAdvanceUKの知識と知恵を強化しつつ、党首や党全体が、束ねた民意に背いていないかを確認するのです。それによって、例えば党首であるハビブ氏が「背いている」と判断されれば、即刻、党首の座から下されます。そう、ハビブ氏はAdvanceUKを牽引する立場であり、責任を負う立場であり、当然、顔でもありますが、それは、「民意を束ねていること」が前提。これにより、民主主義における絶対条件である国民主権が党の仕組によって守られます。ですから、「ベン・ハビブが代表」ではなく、「国民こそが代表」、さらに言い換えるなら、「政治を動かすのは国民」、これがAdvanceUKなのです。
法に則って、かつ、国民の目線で語るハビブ氏。彼ほど謙虚な政治家を私は初めて見ました。日本にも何人かいるかも知れませんが、強く主張を続けてひとを率いてゆく中で失われてゆくものだと思うので、ハビブ氏ほどの年齢で謙虚さを失っていないのは奇跡的だとすら思います。
この謙虚さはどこからやってきたのか──。私が思い出したのは、ハビブ氏の幼少期のことです。AdvanceUKの公式サイトによると、カラチ(辞書:パキスタン、インダス川デルタの北西端、アラビア海に面する港湾都市。同国最大の都市。綿花・羊毛の輸出が多い。欧亜航空路の中継地)でパキスタン人の父とイギリス人の母のあいだに生まれた同氏は、一三歳の頃にイギリスに移住、すなわち、移民だと言えます。ハビブ氏に取って、イギリスに暮らすことは人生における大きな転機であり、当然、定住に際して相応の努力を積み重ねて、土地に受け入れられた経緯があるはずです。それゆえに、イギリスに暮らすことは誇りなのではないでしょうか。そして常に英国民への尊重を忘れず、その意思を重んじている。だからこそ、自らが英国民として大切にしたいと考えている文化とそれによって育まれてきた国民性・人間性・倫理観を守りたいと強く思っているのではないでしょうか。その思いが謙虚さに顕れる。そのように、私は思っています。
およそ47年間をイギリスで暮らしているハビブ氏は、大切にしたいものを破壊してゆくグローバリズム、それを推進しているグローバリスト、またその傀儡である政治家や活動家に対して強い憤りを覚えているに違いございません。その憤りは多くの英国民の思いに合致しており、ときに英国民の声を代弁するようにして、落ちついた物腰で鋭い言葉を発することもあります。無論、元ReformUK副党首という立場からも判る通り、反グローバリズムであり、グローバリズムにNOを突きつける主張を崩しません。ハビブ氏の講演は、全体を通して落ちついていて、しかし話したいことがたくさんあり、気持が先走って言葉に詰まることもちょくちょく見られ、その点も、魅力的に感じます。
私は彼のような政治家が首相であれば、国民の声がすぐに届くいい国になるのではないかと思えてなりません。日本も同じように、国民の声が届きにくい、あるいは届かない政治が長年続いており、仮に届いたとしてもそれとは別のところで大きく撥ね退けられていて、ジリ貧にあるように感じています。イギリスも恐らくは、もっと窮している中で同じような気持をいだいているのではないかと私は心配でなりません。そしてその気持を、不幸にも近い未来、日本人もいだくことになるかも知れません。高市党首誕生に際して(一時的なものもあるでしょうけれども)諸外国では主流メディアもオルタナティブメディアも歓迎ムードの記事が多く挙がっています。日本国内の支持率(2025/11/04時点)が2001年小泉政権の87%に次ぐ脅威の82%と好調とのことです。が、衆参少数与党であり、ほとんどは利権に塗れた支持基盤による支持に支えられているだけの政党なので、民意が反映されるとは考えないほうが賢明です。私の体感としては三〇年の停滞と失態を続けているのが自民党ですので、最低でも五年を加算した三五年間の成功を収め続けない限りは信頼できません。しかしながらそれは不可能だと私は疑いません。じきに誕生するであろう高市政権が仮に善政でも、自民党のほとんどの議員がワクチン推奨派であり、従来のCOVID-19mRNAワクチンの強化版ともいえる自己増殖型ワクチンの危険性にも無頓着です。新たに就任した厚生労働相である上野賢一郎氏もどうやら官僚か秘書が作成した文書を読むだけの傀儡のようですので、期待感はとっくに失われました。ワクチン行政に関する姿勢も「審議会の判断により重大な懸念はない」と踏襲。残念ですが、私のような無学者が観ても無能ですので即刻辞めていただきたい。ワクチン審議会のメンバにmRNAワクチン反対派の識者を組み込まない限り、公平・公正な判断は不可能なのではないでしょうか。皆さん人質でも取られているのでしょうか、との推測は恐らくは全く当たっていないでしょうが、人質を取られていてワクチンを推進するほかないというなら百歩譲って理解しますので即刻裏でワクチン反対派の議員などに通報してほしく存じます。また、高市政権における懐疑的目線は少なくとももう一つございます。それがウクライナへの支援表明です。先に触れたワクチン行政の方針転換がまるで見られない上、高市首相誕生のあと、NHKが未だに古い情報を盾に炎症の根本問題を(注射位置の腕にとどまり数日で溶けて排出されるとされたmRNAが、じつはどこの細胞にも入り込んでスパイクプロテインを恒久的に産生したり、その無制限なスパイクプロテインによって全身に炎症が起こる場合があること、ほかにも、DNAコンタミ⦅DNA=核酸が意図せず混入する⦆問題などなどを世界はとっくに認識していますが、「LNP=脂質ナノ粒子」のみが問題でそこさえどうにかすれば炎症に纏わる副作用がなくなると掏り替えて)報道している始末ですので、この究明速度から推するに最低でも真実を報道するのにまだ何年も掛かるのではないかなと思ってしまいます。私は学者でもなんでもございませんから多少事実誤認もあるかも知れませんが、コロナワクチンに関する諸問題の原因となっているワードのほんの一握り程度は拾えたと思っています。半年そこらで素人の私がここまで知れたのですから、情報が命の政治家達や国営放送局が知らないわけがない。連動したそれらが情報交流もしていないなら、そして先の情報を知らないなら──、命を守ることについて多角的に熟考しておらず信頼できない、と、いうことにもなるでしょう。そして、ウクライナへの支援はすなわちウクライナを支援する西側諸国(と、いうよりも、その後ろにいるという諸悪の根源・軍産複合体)に寄ることになります。戦後復興分野における貢献を担保するには、あまりに高すぎる資金投入でしょう。事実として、岸田政権から続けられてきた支援ですが戦争は一向に終わっていません。毎日のように「軍関係者・支援者・国民に感謝する、ウクライナに栄光あれ」と述べるのみのゼレンスキー大統領は戦争を止める気配はないようです。ロシアのプロパガンダという説もまだまだ強いですが、「ウクライナ軍に攻撃された」というウクライナ国民の声も幾度となく聞こえています。外交における短期戦略としてのウクライナ支援は停戦合意を促す圧力として、また、中国による台湾侵攻への抑止などにまで波及する、つまり日本において非常に有効に働くとも言われますが、飽くまで短期的な戦略です。プーチン氏の情報統制が完璧で、その私生活がほとんど出てこないために、ある種のロシア・プロパガンダに洗脳された意見かも知れませんが、仮にそれが単にプロパガンダではなく事実であるなら、ウクライナ・ロシア戦争はプーチン氏の提案する停戦合意を蹴り続けているゼレンスキー氏(とゼレンスキー氏を操っている勢力)の責任ということになります。して、日本並びに諸国の支援金はゼレンスキー氏ら勢力に丸丸吸収される上、支援国国民のほぼ全員が願っているであろう支援の目的であるウクライナ国民の救済は全く果たされないばかりか、むしろウクライナ国民を苦しめる結果になるのではないでしょうか。(現実としては、未成年が軍事訓練を受けているという話を聞きます。いずれ軍に投入されることが前提の動きとしか思えません。)さらに言えば、戦後復興分野での貢献と事業参入も永遠に先送りとなり、当然、プラスの効果はございません。
さて、焦点をイギリスに戻した余談に入ります。つまるところ、個人的な趣味の域です。
日本人が、文字や漢字の一字一字に意味を持たせて名前を与えられるように、海外の皆さんの名前にもきちんと意味があるのですね。
そこで、ハビブ氏のフルネーム「ベニャミン・ナイーム・ハビブ」ですが、以下のような意味があるそうです。
Benyamin──ヘブライ語由来で、「南の息子」または「右手の息子」を意味するBenjaminの異形。
Naeem──アラビア語由来で「悦び」「祝福」、「恩恵」などを意味。
Habib──アラビア語由来で、「愛しいひと」、「最愛のひと」を意味。
ふむ……まるで現代イギリスの救世主かのような名前です。名前が全てならほとんどのひとは犯罪を犯さず平穏に暮らせることを思えば、名前が全てとまでは言えませんが、ハビブ氏についてはすごくしっくり来ました。
一方、イギリス首相キア・スターマーのフルネームについてはGrokさんに質問して回答をもらい、散文用に編集したものを下掲します。
* * * * *
Keir Starmer首相のフルネームは、Keir Rodney Starmer。
※ちょくちょく見掛けるSirは騎士の称号で出生名ではない。
各名前の意味の和訳は以下の通り。名前は起源によって複数の解釈があるため、主なものを基にする。
Keir──ゲール語(アイルランド・スコットランド系)起源で、「暗い」「黒い」「黒髪の」または「浅黒い肌の」を意味する。
Rodney──古英語起源で、地名から派生し、「Hrodaの島」を意味する。ここでHrodaは「名声」や「有名な」を表す古い名前。
Starmer──英語の居住地名起源で、主にレスタシャーのStarmoreという場所から来ており、「Stormの囲い地」や「Stormの農園」を意味する。(Stormは古い個人名)。一方で、古英語の「sterre」(星)から派生し、「明るい性格の者」を指すという解釈もある。
* * * * *
こちらはこちらで大物になるべくしてなったという感を覚えます。イギリス情勢を思うと「キア=暗い」と、取りたいところで、この表現は、SNSでもよく見掛けます。が、スターマー氏が若かりし頃はダークブラウンの髪をしていたことが確認されていますのでその点で合致している名前です。勿論、情勢は暗い(!)ので、星を冠するならば、国民をしっかり照らしてほしいものです……。
余談の余談ですが、今は白髪のハビブ氏もダークブラウンまたは黒髪だったと推定されます。写真が見つからなかったので確認はできませんが、首相になった暁には公開されないものか……ぜひ観てみたいです。ご自身の談として「若い頃はいろいろあった」とのことで、その一部を私もいつぞやに動画で知りました。子時代にそこそこきつい経験をした私でもなかなか壮絶に感じましたので割愛しますが、とどのつまり写真は出てこないかも知れません。
と、何やら余談ばかりになってしまいましたが、総括すると、イギリス情勢の鍵を握っているのはAdvanceUKと党首ハビブのリーダーシップ、そしてそれらを支持・監督し、治世の健全化を願うイギリス国民であるということです。
日本も同じことが言えると思います。(以前その地位にあったのはReformUKでしたが、)イギリスにおけるAdvanceUKのような愛国者による愛国者のための国造りができるポピュリズム政党が、長年不在だったのが日本です。自民党、すなわち自由民主党、と、看板こそまともなのですが、自由も民主主義も根刮ぎ奪ったのがこの党であり、その起源にCIAの資金援助が関与していたことは以前書いたと思います。五公五民を超越する国民負担を強いている現状、さらなる増税をも公言したのが石破政権ですので、最初からアメリカの奴隷としての国造りをしていたのが自由民主党であると言っても否定できないでしょう。その裏で、隷属することを強いる側に立った自由民主党は安定した政権と利権によって地位を確固たるものにし、裕福な暮しを約束されてきたのです。腐敗しても自浄作用がございませんので期待もできません。結論として、(高市早苗氏個人はともかく)高市内閣も同様です。いいことをしている、と、見せかけて、グローバリズムに乗った政策をしっかり画策しているので注意していただきたいと思います。自民党ではもうダメです。うんざりです。
ならばどの政党がいいのか。私の基準は飽くまで私の基準、学がないので非常に感情的ですし、冷静とは縁遠いので、一般社会で常識を弁えて生きてきた多くのひととは合致せず、その意見に当て嵌まらないでしょうけれども、ポピュリズム政党ということなら参政党以外にはないのでしょう。ただ、れいわ新選組や日本保守党なども、「信頼したいひとがいる・いた」と、いう言い方ができます。そういう意味で、原口一博氏や川田龍平氏、立憲民主党に籍を置く・置いていた面面にも当て嵌まるひとがいます。私はそもそも古い政党政治が好きではなかったので、基本的には政党で議員を観ていません。自由民主党は別で、それと、日本維新の会もいよいよ信用ならなくなってきたので、一部を除いてそれらに所属する政治家は基本的に信用しませんが、それ以外の政党の議員(元議員)であれば、あるいは先の二党に嫌気が差して別の政党に移った議員や辞めた議員であれば、信頼できる可能性があるでしょう。
ワクチン行政において、審議会のメンバに福島雅典教授が加われば安心できますが、少なくとも自民党政権・自民含みの連立政権では招かないでしょう。治験中に死亡者が出ているのに「懸念はない」と押し通されることが審議会の態度で判然としている自己増殖型mRNA製剤(レプリコンワクチンと呼ばれるもの)の利権が確実に潰されるので当然ですね。日本国民の敵であり日本で最も犯罪を犯している犯罪組織とも言われる自由民主党、それから、その自由民主党に擦り寄る党は日本維新の会に限らずグローバリズム政党であり、日本国民は二の次、三の次ですので、選挙で追い出すほかございません。
未来永劫参政党が繁栄するとは限らない、とは、イギリスのReformUKの教訓もあって、私はやはり政党に信頼を寄せませんが、少なくとも今現在、確実に自民党を潰せると考えられるのは参政党を中心とした野党議員です。彼らを増やすことが大事ですので、「議員定数削減」を連立条件とした日本維新の会は、具体的には、参政党など台頭勢力を潰すことを主眼として地位確立を目論んでいることが明白なので、やはり信頼に値しません。これは、極端なことを言えば、一党独裁や政権固定を目論んでいるのと同じだと思います。時期が来れば、ゆうこく連合の超党派議員や、場合によっては新たな議員を推すのもよいでしょう。とかく、日本国民のことを最優先に考えている議員を選ぶのが最善です。口先に惑わされず、その議員がどのような経緯で「いい発言」を発しているのか、今ならXのAI「Grok」に聞くだけで十数秒で纏めてくれるので、「自分で調べに行く時間がない!」という方にお勧めです。私は使っていませんがChatGPTやGoogleGeminiでも出てくるでしょうか。試しに、「○○さんの来歴を表にして」などと打ち込んでみるとよいでしょう。足りない情報を「○○を表に追加して」などでたぶん追加してくれます。勿論、検索結果が全てではないので飽くまで公に大勢を占める情報を拾ってくることが多くそれは謂わば表面的な情報といえますが、「その人物が得意な分野は何か」や「その人物がぶれたか・否か」を知る手懸りや取っ掛りはなるでしょう。近日の状況を知りたい場合は「○○さんの○○年○月○日の活動」などと具体的に指定するといいかも知れません。
私は新党首となった高市早苗氏について来歴を調べてもらい、「日本人ファーストのスタンスによる政権運営をしてくれるか否か」を分析、かなり高い評価で「是」と結論が出ました。これまでの功績や姿勢が評価されているのでしょう、事実として、2025/10/31現在のXでも高市氏を支持する声がかなり多いように感じます。発足時点の支持率が82%だったことはそれを裏打ちしているでしょう。が、2025/11/10時点で高市内閣への支持率がピークアウト、と、いう情報も回り始めました。私はGrokさんにいろいろ調べてもらっている中で何回か「ん?」と思うことがあった(ちなみにGoogleGeminiは今のところ5回に4回「ん?」です……)ので、高市氏内閣についての現在の支持率を鵜吞にしていません。一方で、公的情報に基づくGrokさん(やGeminiやGoogleAI)の結論には一定の信頼を置いているので、高市氏の方針のみを捉えた場合に「中国・韓国に有利」と出てきたことには危機感を覚えます。中国については既に日本における人口侵略が進んでいるのでわざわざ武器を使うまでもないとは思いますが、いざとなれば国防動員法と中国領事館に隠されていると噂される(イギリスでは移民ホテルに搬入が確認されているのであながち無いことではないと思われる)武器を持ち出して、日本国民を害することは容易。理由も判らないまま危められるひともいるでしょう……。そうならないよう、また、未来を見据えて近隣諸国との軋轢はないほうがいいのが事実です。ただし、中国については、現在の中国共産党とは(勿論最低限の投資などは要るでしょうけれども、ずぶずぶにならない程度という意味で)浅い付合いにとどめておくべきとも思います。楽観視するならば、中国共産党は以前触れた「新中国連邦」の皆さんが打倒してくれるものと信じていますので──、その支援を、世界的に行うのが平和への近道ではないかと個人的には思っています。また、岸田政権、石破政権で続けられてきたウクライナ支援について、高市政権でも行う方針のようなので、その周りとの軋轢も(特にロシアとの摩擦)が高まる予感がしています。
と、何やら政治の話ばかりになりましたが、新作の更新にも力を注ぎたいので、しばらくXはお休みにしたいとも思います。この日記の散文部分を書くのに一箇月近く掛かったのは、イギリス情勢を知る上で翻訳している動画本数が一日十数本に上って、執筆作業できなかったのでした……。
では、今回はこの辺りで失礼します。
皆さんに取り、今日も明日も良い日であることを祈ります。
──2025/10/17(金)〜11/11(火)執筆
2025/11/15(土) 掲載──
──────────
──当頁書き収め──
──────────




