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2025/10/11(土)『妄想「瑣瑣たるひかり」』更新記録❹ 「終章」を掲載。 散文:ナラティブと多文化共生、偽ムスリム、首長リコールほかいろいろ。そして選挙──。(約280字+散文14100字)

 

 

 ※作品の文体とは一部異なります。

 

 初めまして、あるいは改めまして、オトオリと申します。

 早くもこの副題における「終章」に至りました。作品作りにおける基本「起承転結」を意識しつつも、作中において「物語」が押し出される私の中では希しい形式の作品です。短く纏めるのが苦手なのでなおのことですが、章数や文量に対して登場人物がそこそこ多いのが難点ではございました。

 主軸となる人物の家族観や世界観もそれとなく表現できていると手前味噌ながら思って、書き終わってみると某サイトで連載した某超長編より満足感は高いように思います。(勿論、某超長編にも思い入れと教訓がございますが、書き手としての満足感として「ねじ曲げなかった」ことはとても大きい要素なのです)

 

 

 さて、以下は余談もとい散文です。作品に関わりがない日記部分ですのでご興味がない方はクリアバックなどしていただければと存じます。(クリアバックは今もあるのでしょうか……ガラパゴス携帯のシステムですが、スマホやタブレットが増えた今では「『<』を押下してください」などとするのがよいのでしょうか⦅?⦆と、完全に余計な話を挟みました。改めて、以下より散文です)

 

 

 

 ──散文『ナラティブ』と多文化共生──

 

 物語と聞くと最近「narrative(ナラティブ)」が浮かんでしまいます。ナラティブというのがなんなのかというと、直訳が「物語」なのですが、ここに「政治的な」をつけて表現すると途端に胡散くさくなるのです。

 

 〖 政治的なナラティブとは 〗と、検索するといろいろ出てきます。検索結果の一部を取り上げてみましょう。

 

〔事実の選択的解釈。ある特定の出来事を説明する際、都合の良い事実を選び出し、強調することで、聞き手に都合の良い解釈を促す〕

 

 これは一種、作家である私自身にも当て嵌まる「書き手側の意図に読者を引き込む文章」を意味するでしょう。作家のある一定の意図、最近だと「構文」などと称せられるものかも知れません、これを好んで読者は読む作品を選んだりするものだと思います。そして、「この日記は全て私のナラティブで構成されています」という用例が、現代の政治的ナラティブに近い使い方と言えます。


 「政治的ナラティブ」もっと細かく言えば「政治的文脈におけるナラティブ」これがじつは歴史から現代に掛けて蔓延っています。

 現代のことをちょっぴり挙げるなら、保育園や幼稚園における教育、小学校・中学校における義務教育、以降のあらゆる教育、及び、教育機関における校則の数数、規則というほどではないものの暗黙の了解になっていて逆らいがたいものの数数──、「あんなの必要かな?」とか、「あれは嫌だったな」とか、「自由に考えられないよね?」とか、思い当たる部分が、親世代には多いのではないでしょうか。子世代はまさにそれに曝されていて、鬱屈した毎日を送っている可能性もあれば、変に順応してしまって、オブラートに包んでいえば()()()()()()こともあるかも知れません。

 私はそれを「洗脳」と思いますが、そう思わないひとに取っては、たとえ幼い子達が素晴らしい建築技術で造られた日本の神社を差し置いてイスラム教のモスクを粘土細工で作らされていても、問題視すべき点は欠片もないのでしょう。多文化共生のためなら日本文化を後回しにしてもいいわけです。その後ろで神社やお寺や文化財が外国人観光客や不法滞在者によって荒らされていたり破壊されていたり窃盗・売却されていても気にしません。日本文化を後回しにするということはそういうことです。これが極端なことのように聞こえるのであれば、世界情勢への認識が甘いと思ったほうがいいです。

 

 さて、主題がナラティブなら、キーワードが多文化共生です。そして、中でもイスラム教に焦点を当てましょう。

 日本人は宗教活動にほかの国より無警戒ではないでしょうか。なぜなら、日本は多神教で、さまざまな神の存在を肯定し、宗教を寛容に受け入れることができるのです。歴史を振り返っても、そもそも仏教と神道が混在している不思議な国でもございます。お寺=仏教、神社=神道、このくらいは私のような無宗教の人間も存じていることですが、ここにイスラム教が入ってくると話がややこしくなってきます。なぜならイスラム教は一神教です──。誤解が生じますので正しましょう。仏教は一神教でもなければ多神教でもないとのことなので別として、日本で広く知られているキリスト教も一神教ですね。

 要するに、問題は一神教にではなく、一神教を信奉する側にあるということなのです。

 

 はっきり断っておきたいのは、私は特定の宗教・教義を信奉していないこと、それから、特定の宗教思想を攻撃したいのではないこと、ある種の信心は大切だと思っていることです。かつてほぼ強引に信奉させられたことがあるため特定の宗教に属したり関わったりするのは懲り懲りというのはございます。また、日本には自然信仰があれば十分との見方が幼い頃にはあったので、先の強制信奉により残っているかも知れない公的情報はさておき、私は特定の宗教思想に依ったことがないのです。

 その上での話ですが、俗に「イスラム教徒 (ムスリム)」と呼ばれるひとびとに警戒してほしいのです。ここでも注釈しなければなりません。ややこしいようですが、私が言う「ムスリム」は「ムスリム」ではないのです。

 本当にややこしい話で、私自身も最近調べて動画などを何本か観て、ようやくその輪郭を理解できてきたところなのです。「イスラム教徒を名乗る偽のイスラム教徒、つまり偽ムスリムが存在する」というのが最も誤解が生じにくい表現でしょう。通俗的には「イスラム原理主義」という言葉もございますが、私が調べた「イスラム教の教義」と「テロ組織的イスラム教徒の主張する原理(信奉する教え)」が異なるため、「イスラム原理主義」はある種の誤認かプロパガンダ、あるいはイデオロギ主体の思考が混じっていると捉え、私は「偽ムスリム」と称することにしました。

 

 そう、端的にいえば「偽者」がいるのです。そして、じつはこれは偽ムスリムに限りません。先程少し触れた教育機関を例に挙げると教師、これにも偽者がいます。ほかには、警察官にも、裁判官にも、議員にも──、これらは要するに、その職業に不適格なひとという意味です。なぜなら、「ナラティブ」を生み出して、支えて、広めているひとびとだからです。そのナラティブが多文化共生を自然のように装わせており、いつの間にか幼い子にモスクを作らせるという致命的な洗脳行為にまで発展して、一部親世代がそのおかしさを「おかしい」と思えないところまで来てしまっているのです。当然のことですが、「外国人だから排除」とか「異教だから排除」とか申し上げているわけではございません。私の中で揺らがないのは、文化の下地は母国のものであるべきとする考え方なのです。それは恐らくは世界の多くのひとに共通する価値観だと考えています。基礎学習がしっかりできていないとそのあとの学習がぐだぐだになって、小卒の私のように頓珍漢なことを書き出すまさしく危うい人間が出てくるのです。ですから基本は大事です。応用も、派生も、発展も、基礎がなければできません。進化などはもっとです。それらが混在して衝突する多文化共生においてはなおのこと、基本が大事となります。

「自分がどんな文化のもとで育ち、どんな世界観を持って生きているか、広く日本人として共有している価値観はなんなのか」

 それらを簡単に纏めるなら、アイデンティティといいますね。その中に、仮に「私はムスリムです」と、特に自分の意思で改宗したのでもない子が思い込んでしまう。そんなことが起こり得る状況は避けるべきなのです。それが、岐阜の保育園で起きていると知って衝撃を受けた今週の私です。ちなみに岐阜は私の故郷です。……ちなみに、を、重ねますが、いわゆる偽ムスリムは児童性愛を推進している勢力です。はい。これで「偽ムスリムのナラティブ」が観えてきます。また、「偽ムスリムとの多文化共生」がいかに危険か観えてくるはずです。要するに、日本の未来を担う幼い子達が「(偽の)ムスリムは身近で安心なもの」と刷り込まれて、おかしなことになりかねないのです。

 

 イスラム教義の源流にあるアッラーを否定しているのではございません。アッラーは慈悲深い神様として有名でしょうからそれ単体で害とは全く思いません。問題なのは、その慈悲深きアッラーの名を借りて明らかに非人道的・非道徳的・反倫理的児童婚を普通のことのように広めてきた偽ムスリムです。彼らはアッラーの慈悲深さを拡大解釈し、恣意的に使っています。

 また、彼ら偽ムスリムがよく口に出すのは、アッラーの言葉を伝えるために選ばれた人間でムスリムが模範とすべきとされる「ムハンマド」です。この方ももはや偽ムスリムの恣意的ナラティブに利用されていますので、特定の状況下では実態とは全くと異なるものとの認識を持つべきです。繰り返しますが、児童婚を推進しているのです。おまけに、その結婚させられた少女には死亡者も出ています──。致命的なのは、そのようなことがあっても、

「模範たるムハンマドがやっていることを自分達もやる。これは当然合法で、未成年はこれを受け入れなければ罪だ」

 と、していることです。ここまで来ると、いっそ噓を疑いたくなりませんか。どこでどう話を盛ったらそんな薄気味の悪い状態を普通だと考えられるのでしょうか。なお、これでも誇張ではございません。もっとひどいものが普通にございますし、そんな「普通にひどい」書込みは放置されるのに、その偽ムスリムを批判したら逮捕されるというイギリス情勢を毎日のように目にしていますので、全く笑い事ではない現実なのです。

 ええ、そうです。彼ら偽ムスリムは「偽の思想」で動いているので狂っているのです。個個人との対等な対話が不可能とまでは言いませんが、しかし、「偽の思想で動く偽ムスリム」に私達の常識が通ずるとの前提はまず成り立たないことを覚悟して対話に挑むべきでしょう。そうしてなお、残念ながら、理解し合うことは難しいと私は思っています。

 彼らの活動は日本でも際立ってきています。保育園児にモスクの模型を作らせる不自然さを「『そこまでしなくてもいいですよ』と止めない、ある種の価値観の欠如」も許しがたいことですが、現地住民の反対を押しきって土葬を推し進めているのが最たるものです。「彼らが言えばそれが正しいこと」です。日本人の文化や倫理観や意思はアッラーやムハンマドを否定するものでありそれらを信奉する彼らを否定するがゆえに罪ということです。彼らが政治に介入するようになったらもはや危機感は危機そのものに昇華し、極限に達します。イギリスは今まさにその状況にございますがむしろ深刻なのは土葬を推し進めている地方自治体の首長のほうかも知れません。彼らは偽ムスリムに弱みを握られているのでしょうか。それとも偽ムスリムの狂った思想に共感したのでしょうか。どちらにせよ、「やったか・やりたいか」でしょう。そのような首長を発見した方は、ぜひリコールを訴えてください。自分達の子子孫孫が狂った思想のもとで奴隷のように扱われたくなければ。──どんなにオブラートに包んでもこれくらいの表現にはなります。本当はもっと直接的な表現もできます。が、いくら個人の散文でも書きたくないことは書きたくございません。「気色悪い・狂った思想」それから「変質者集団」。作品内の架空の人物にならもっと強烈なことを言わせたりさせたりしますが、向こう側にリアルの人間が存在する以上はこれが限界です。異常性を受け入れる首長はリコールしてください。地方自治体の正常さを保つことは、必ず、地方自治体が集合して成り立っている日本という国のためにもなります。そういった動きが次次出てこないなら、日本は本当に変質思想に狂った勢力の奴隷に成り下がってしまうのです……。

 なお、この変質者と同じような性質を有しているか、支持しているのが、グローバルエリートです。まともな動きをしている部分もございますが、全体の方針としては国連や多くのNGOが同類です。

 

 

* * * * *


 参考までに『市町村長のリコール』について。

 「概要、条件、流れ」の3セットで簡単に解説します。

 

 概要:

 日本では、市町村長(市町村の首長)に対するリコール(解職請求)は、地方自治法に基づく直接請求制度として認められています。住民が有権者の一定数以上の署名を集めて解職を請求し、住民投票で決定する仕組です。主に地方自治法第74条の2から第81条、及び関連施行令で規定されています。


 条件:

 ここでの対象は市長、町長、村長。

 市町村の有権者(選挙権を持つ住民)のうち、原則として総数の3分の1以上の署名が必要。

 有権者数が多い場合は、署名数の計算式が調整されてハードルが低くなります。(例:40万人超の自治体だと総数の1/6+超過分の1/40など)

 署名は、請求代表者(有権者)が主導します。

 就任後1年未満、または前回の解職投票から1年経過していない場合は請求できません。また、署名は本人が自署し、偽造は罰則対象。

 

 流れ:

 ①請求代表者の選定と署名集め準備──有権者が請求代表者(複数可)を決め、選挙管理委員会に「解職請求代表者証明書」の交付を申請。これにより署名集めが可能になります。署名簿は選挙管理委員会から交付され、署名期間は1箇月(有権者数が多い場合は2箇月)。

 ②署名集め。代表者が署名簿を使って有権者から署名を集めます。署名者は住所・氏名・生年月日を記入し、押印します。集めた署名は、選挙管理委員会に提出します。

 ③署名審査──選挙管理委員会が署名を審査(有効署名の確認)。有効署名が要件を満たせば、請求を認定し、公表します。審査期間は約20日~30日程度です。不備があれば補正可能です。

 ④請求の受理と住民投票の実施──認定後、代表者は5日以内に市町村長に解職請求書を提出します。市町村長はこれを公表し、選挙管理委員会が60日以内に住民投票を実施します。投票は単純多数決で、投票率の要件はありません。

 ⑤投票結果と解職──投票で有効投票の過半数が賛成なら、市町村長は即日失職します。反対多数なら在職継続。失職した場合、50日以内に新しい選挙が行われます。

 ⑥異議申し立て──署名審査や投票に不服があれば裁判所に提訴可能です。

 

 事例として、過去に2023年の真鶴町長リコールなどがあり制度活用が見られます。この制度は住民の自治を促進するものですが、署名集めの負担が大きいため、実際の成功例は限定的です。

 

 

 『リコール以外の代替手段』について。

 

 概要:

 国会議員のリコールや総理大臣にリコールはないそうです。(国政安定性を重視した憲法上の設計⦅法第51条の議員特権など⦆によるものだそうですが、今はこれが権力維持に繫がっているようにしか感じないほど議員の質が落ちているのが問題なのですよね……)

 しかし代替手段があるとのことなので、そちらを書きます。

 

 条件:

 除名──各議院(衆議院・参議院)の議決で可能(憲法第58条)。議員の3分の2以上の賛成が必要です。除名は不祥事(例えば犯罪行為)があった場合に議院が判断しますが、有権者が直接請求できるわけではなく、議院内の懲罰委員会で審議。除名されると議員資格を失う、つまり失職です。

 辞職勧告──議院が決議できますが強制力はありません。議員本人が辞職するかどうかは任意です。つまり「なあなあ」ですね。場合によってはそれで救われる「いい議員」もいるとは思いますが……。

 弾劾──国会議員自体に対する弾劾制度はありません(弾劾裁判所は裁判官対象)。

 次の選挙での落選──任期満了(衆院4年、参院6年)や解散総選挙で、有権者が投票で「解職」する形になります。


 流れ:

 リコールではないので傍観するほかないものですが、除名の流れは、「①不祥事発生後、議院の懲罰委員会に付託。②審議・調査。③本会議で3分の2以上の賛成で除名決定。④即時失職」という感じだそうです。


 有権者は、議員に抗議や請願(憲法第16条)をする間接的な手段しかなく、法的強制力はありません。

 

 

 『総理大臣を含む国務大臣のリコール不可』について。

 

 概要:

 やや繰返しになりますが、内閣総理大臣(首相)及び国務大臣に対する直接的なリコール制度も存在しません。これらは国会の指名・任命によるもの(憲法第67条・第68条)で、有権者が直接解職を請求する手段がありません。替りに、議会を通じた間接的な仕組で責任を問われます。

 内閣総理大臣は国会の指名(衆議院の優越⦅衆議院と参議院の議決が異なる場合に、一定の要件の下で衆議院の意思が国会の意思として優先される制度⦆)。

 国務大臣は総理の任命。

 リコール以外の代替手段は内閣不信任決議。衆議院で可決されると内閣は総辞職するか衆議院を解散します(憲法第69条)。これは国会が内閣の責任を問う主な手段で、有権者の直接関与はありませんが、選挙を通じて間接的に影響します。

 

 条件:

 総理の指名選挙──国会で指名され、交代は議会の多数派次第。

 国務大臣の罷免──内閣総理大臣が任意に罷免できます(憲法第68条)。総理自身は、辞任や不信任で交代。

 訴追・弾劾──在任中は総理の同意なしに訴追されません(憲法第75条)が、犯罪などで辞任圧力が掛かる場合があります。弾劾は適用外。

 党内の動き──与党内でリコール的な署名活動や総会開催を求める場合がありますが、これは党規約に基づく政治的圧力で、法的強制力はありません。


 流れ:

 議員と同じくリコールがないため、傍観するのみの流れですね……。①衆議院で不信任案提出(議員50人以上の賛成で本会議上程)。②審議・採決。③可決で内閣総辞職 or 衆議院解散→総選挙。④新内閣成立。

 

 有権者は選挙や世論で影響を与えますが、直接的なリコールは不可能……。

 

 

* * * * *

 

 以上、「*」で挟んだ部分はGrokさんも動員して一部推敲し簡潔にしつつも書き込んだつもりですが、間違いがございましたら申し訳ございません。

 

 

 さて、話をもとに戻して参ります。

 SDGsを掲げている組織・団体・個人は全く信頼できません。語弊を避けるため書き添えるなら、「SDGsの背景や実態を知っているか否か」で「グローバリストか否か」がはっきり変わります。言うまでもなく前者がグローバリストです。後者は使い棄てにされる「駒」です。また、後者は再教育できるでしょうけれども前者は難しいでしょう。

 多文化共生はSDGsの複数の目標に適っているものです。それのみでも日本や諸外国の文化や罪のないひとびとへの損害を尤もらしい目標のもと大っぴらに促進しています。そのじつ、繰り返すようですが、地域社会の破壊に目を向けない、偽りの公平・公正を謳っている偽善の目標を搔き集めたものがSDGsです。全て疑ってください。鵜吞にすれば、地域が破壊されて、国が滅びます。

 大袈裟な!と思った方はぜひ人口比率をご確認ください。日本人の人口が年年減少し、新生児出生率が過去最悪を更新したことは誰でも知るところでしょうが、それら情報の中身が大切です。人口の多くを占める高齢者が亡くなり、一方で新生児が目減りを続けていることで人口が減少するとともに、移民が増加していますね。政府曰く、「労働力の確保〕であり「人口を増やすため」だそうですよ。

 待ってください。「人口」は「日本人」でなければ意味がないのではないでしょうか。なぜなら、「日本の人口」ですよ。そうです。「日本人:外国人」の比率が少しずつ外国人過多に傾いていることが判るはずです。想像してください。これが続けばどうなりますか──。

 私は最近Xに搭載されているAI「Grok(擬人化されていることも多いので私は既述したようにGrokさんといいます)」によく情報収集を頼むのですが、単に「日本人と外国人の比率を纏めてください」と指定しただけなのに「移民により増加傾向」と。AIは客観的です。現実や実態をこうもあっさりと明らかにしてくれました。

 

 

 ここで、とあるサイトの見出しと冒頭を取り上げましょう。

 

* * * * *

 

〔『多文化共生とは?身近な例と取り組みを紹介!自分にできることや現状と課題も簡単に解説』

最近、あなたの街にも外国人が増えたと感じることはありませんか?日本では今、外国からの移住者を積極的に受け入れています。

ここで必要になるのが多文化共生です。これは日本だけでなく、今後世界中で重要な課題となるでしょう。では、多文化共生とは実際にはどのようなことを意味するのでしょうか?

海外・日本の現状や私たちにできることなどから、多文化共生について考え、理解を深めておきましょう。〕

 

* * * * *

 

 

 まず問題なのは、見出しも冒頭も根本的な問題に一言も触れていないことです。次に、共生ありき、つまり、結論ありきで話が進んでいることです。この思考自体が偽ムスリムの行動そのものもに観られる特徴ですし、現代の移民問題への正しい理解を深めることを阻害しています。

 私ならこう書きます。

 

*『多文化共生とは。身近な例から目的を探り、抜本的解決策による真の共存と公平性を』

 最近あなたの町に外国人が増えたと感じたことはありませんか。日本では今、外国からの移住者を高齢化や労働者不足を理由として積極的に受け入れています。

 ここで必要になるのが原因の究明です。日本のみならず世界各国で文化・意識・生活観の違いにより地域で移民との衝突が起き、原住民の生活が脅かされると同時に外国人の孤立が進んでいます。

 政府や各国の連動を俯瞰し、全体の動きへの理解を深めて、できることを考えてゆきましょう。

 

 もういっそこれだけで完結でも構わないほど纏まっていると考えますがいかがでしょうか。無論、実際に書くとなればそのあとの文面も上述したような実例や目撃例を交えてしっかり書きます。結論ありきではなく、日本人のことのみを考えるわけでもなく、背景を追求、場合によっては責任を追及して、何が元凶なのか、それによる目的が何か、SDGsの真意がなんなのか、裏にどんな意図があるのか、解き明かす努力をします。

 残念ながら、SDGs推進側はその辺りに頓着していないようです。広告塔になって芸能人などは仕事なので生きる糧として推進しているのでしょうが、立ち止まって考えてほしいと思います。推進する母体側が伝えるのは、紛争が原因で母国にとどまれないなど「現地にいなければ知りようがない」と思わせる文言であり、かつ、「良心に訴えて移民を受け入れさせる」のを目的とした文言です。ひとびとの思考を停止させ、結論ありきの提案を鵜吞にさせる構文です。これについては感想を書いておきます。

「うんざりです」

 海外のニュースに目を通すと毎日のように、

「くそくらえ」

 を、見ます。それでは足りないほどの被害も毎日、目にします。

 それでも生まれ育った土地を愛し、守ってゆくためにひとびとは立ち上がっています。そういった土地、原住民を応援することこそが本当の多文化共生ではないでしょうか。私はそう思います。原住民が嫌がることを強いて自分達のコミュニティやお墓を強引に作って暮らすことが多文化共生であるという狂ったひとがいるなら、私はその方方に遠慮なく言います。

「全員お国にお帰りください」

 それが言えないのが難民条約や国際人権法に脅される形で国連などに対して弱腰になっている政治家です。国民を守れない政治家に資格はございません。私はそちらにもはっきり言います。

「全員辞任してください」

 「私以上に引き籠もってリモートもせず政治に関わらないでください」と追記してもなんら問題ございません。国民の投票で議員になったにも拘らず、国民の意思を酌めず、あまつさえ血税で生かされている立場を理解していないなら当然のことです。

「政治は難しいから議員に任せろ」

「時間が掛かるから成果が出ないのは仕方ない」

「○○は頑張っているからもっと大目に見ろ」

 こんな意見もあるのは承知しています。それが国民の声なら必要な声でしょう。しかし、私には私の意見がございます。不適格者は余さず辞職です。これが私の意見です。

 普通の会社でどうなるか考えれば簡単です。記事を書けない記者は筆を折ります。空間を綺麗にできない清掃業者は廃業です。運転免許証を持っていない運送業者は即座に解雇です。じつに自然です。違いますか。寝て覚めたら忘れるような汚職体質の方方のことでも名誉に配慮して辞職を提言していますがそれでも間違いでしょうか。自分がどこに立っているかも判らないほど虚飾を纏って足下が見えないのなら教えてあげようという親切心もあるのですが大きなお世話でしょうか。

 

 国民が貧窮と不法滞在者と重税と国費浪費そのほか諸諸の平均台のような世界で苦悩している中、自尊心を満たすための虚構のアピールを繰り返す政治家は自己承認欲求に塗れたYouTuberか何かに転職してフィルターバブルのお仲間で仲良しこよしの投げ銭ごっこに興じていれば良いかと存じます。失敬、端的に繰り返すと「辞職してください」。Володимир Зеленський氏(ゼレンスキー大統領)を支援して戦争を助長しウクライナ国民とロシア国民に死をも押しつけ日本国民や諸国に武器供給の罪を背負わせ続けた政権与党はむしろ独房禁錮系YouTuberとしてブレイクしていただいてぜひとも現金収入を国庫に返納すればよろしい。知名度のある見せ物としては稼げる見込みもあるでしょう。その名と数の力を利用して償ってください。自尊心を棄てて。

 ええ、これは日記の一部ですから素直に好き勝手書きます。これまで書かなかったことも含めて鬱憤が溜まっています。なお、常常毒は20%ほどで抑えています。Xでも40%にとどめるようにしています。……振り返ってみると、私は自分で思うよりずっと理性的だったようです。あるいは私も自尊心が働いているのでしょうが、よく見られたいがために噓をつくならもう少しマシなことを言います。間違ってもホームタウン賛成などとは言いませんし、人権云云を口実に不法滞在者を追放できないなどと嘯いたりしません。

 

 そうでした、それを書かなければなりませんでした。

 

 ナラティブ、そして多文化共生。この主題とキーワードに今一度立ち返りましょう。物語とはお察しの通り私達の生活を支配している与党政権による体制であったり、アメリカの民主党によるプロパガンダ及びデマゴギであったり、諸外国のグローバリズム政党の作り出す国民虐待の筋書きのことです。そこにグローバルエリートのビル・ゲイツ氏やジョージ・ソロス氏、世界経済フォーラム(WEF)元会長クラウス・シュワブなどが深く関わっています。潜んでいるひとを含めたらそれこそ数えきれないほどいる、およそひとの心がない方方の独善に振り回されていたのがご存じCOVID-19及びCOVID-19mRNAワクチン周りの騒動です。しかしワクチンナラティブについて日本はさらなる隆盛を見せているため継続的な警戒が必要です。絶対に射ってはなりません。ニンバスがカミソリだろうが無視で構いません。碌に証明されていない有効性は短期間ですが、弊害は一生続く上、自己増幅型によりシェディング性が増しているレプリコンは周囲のひとびとへの毒性も強まるとの見込みが高いのです。ゆえに、「接種しないのが真の思いやり」だと私は思います。

 それでも射ちたいひとは射つでしょう。ワクチン後遺症に対する治療法も少しずつ証明されてきているようなので、いざというときはそちらを頼っていただければと存じます。ちなみに、納豆ナットウキナーゼがスパイクプロテインを融かすのに有効ですので常備してください。

 

 そうした流れを汲んでの不法滞在者、もとい俗にいう不法移民・移民の問題ですが、私がよく観ているイギリス情勢において、日本における参政党のように国民の期待を背負って議席を獲得・躍進したReformUK(改革党)があります。党首Nigel(ナイジェル) Farage(・ファラージ)は選挙前には不法滞在者を全員追放すると息巻いていましたが、選挙後になって、

「何十万人ものひとびとを強制送還するのは政治的に不可能だ。どうしてもできない」

 と、意見を翻して国民の反感を買いました。(その当時聞いたのではございませんが、外国人の私の反感も買いましたので、イギリス国民の怒りは想像を絶するでしょう)

 

 そろそろナラティブについての結論に入りましょう。全ては、グローバリズムに乗せた筋書きなのです。ホームタウンも、SDGsも、移民も、戦争も、増税も、少子化も、消費税も──、国民生活を決める国政を司る政府をも縛る国連などの方針によって定められた人権関連の条約も、全ての国国の全てのひとびとを生かさず殺さずの状態にして思考力を減退させ、考える暇を与えないように娯楽を提供しているあいだに雁字搦めの政府手動で「便利。犯罪者追跡のため。」としてデジタルIDを普及し、CBDC(中央銀行デジタル通貨)により民間人の資産を集約・管理し、支配することで、グローバルエリートの一部のみが君臨する結末へと誘っている、それが現代を席巻しているナラティブです。

 それはコロナ騒動のように、文字通り世界規模です。常識人ほど思ったはずです。あの事態が発生する前まで、「すぐに治まる」と。残念ながら私は基礎教育を受けていない非常識人ですが、そう思っていました。が、席巻したナラティブが叫び出して、洗脳されたひとびとが挙ってCOVID-19mRNAワクチンを接種し、ウイルスへの正しい恐れを失って狂騒してしまいました。認知的不協和や羞恥心といった思考停止や自己防衛的意識、あるいは肩書や家族など守るべきもののために未だ「ワクチンは危険」と掌を返せないひともいるでしょう。ナラティブはそうして守られて、結果として、グローバルエリートが裕福になる構造を打破出来ていません。

 

 ──かなりオブラートに包みましたが、これまでで一番、日本と世界の危機が伝わりやすい内容に纏まっていると思います。

 

 原口一博代議士が「時間がない」とよく言っています。私の世界情勢への熟考はXを覗くようになってからの、たかが七箇月の急拵えですから彼の境地に達しているとは全く思いませんが、1/100ほどはその焦燥を酌めているのではないかと思っています。

 その辺りを端的にいうなら、「日本だけではない」ということであり、「各国が絶妙なバランスで勢力図をぎりぎり保ってきた」ということであり、「どこかが崩れれば、ばたばたと倒れてゆくおそれがある」ということです。

 私が知るところでもう少し細かく書くなら、イギリスは最たるもので、フランスもかなり危うい状態です。ヨーロッパ全体の内政ががたついていると言ってもいいでしょう。その原因の一つに、移民原産国とまで言われているインド、中国、パキスタンなどがございます。

 この文脈における勢力とはつまりグローバリズムとポピュリズムであり、日本文化を守りたい日本人が選ぶべきは後者、すなわちポピュリズムです。多数決のみではない、一般市民の声を拾う政治形態です。私は基本的に政党政治が嫌いなので特定の政党を支持することはございませんが、少なくとも現在、最も国民の声を忠実に国会に届けているのは参政党だと考えています。一部日本保守党(にほんほしゅとう)もそうだと言えます。誤った多文化共生を訴える立憲民主党ながら、原口氏個人も信頼できます。元衆議院議員の川田龍平氏も、現在一般人という扱いになるとは思いますが、議員としての復活を見通して勢力的に活動しているので信頼できます。私が知らないだけでほかにも心ある政治家はたくさんいるはずです。そういった方を各各で見つけて支持し、応援し、国会に送り出すことが国民が比較的簡単にできる政治への参加方法です。ぜひ投票に出向いてください。高市早苗氏は消極的のようですが、仮に解散総選挙に突入した場合は衆議院選挙がすぐにもやってくることになります。慎重に調べて、隠れ自民などを見抜きつつ、信頼できる候補に投票してください。

 

 余談ですが、政治的なナラティブという意味合では、しばしば犯罪者が取り沙汰されます。

 私達は「犯罪者=恐ろしい存在」と捉えます。一般的な感覚として、それは仕方がないことでしょう。普通なら警察と関わり合いになることはございませんし、その警察に捕まるひとと関わることはもっと少ないはずです。

 しかし、移民と不法移民が明確に異なるように、一般人とテロリストが異なるように、政治犯と犯罪者は大きく異なると私は考えています。勿論、政治的な意図を持ってひとを殺めればそれはどう転んでも殺人犯です。許しがたい存在であり、人道を逸した恐るべき存在です。しかしながら、例えば、国民の主権を弱めたり、奪ったりした政府や政党、あるいは政治家に対立したがために罪をでっち上げられるということが政治の世界ではたびたび起きています。昨今のイギリス情勢でも見られますし、日本でも起きています。

 そもそも政治犯とは。辞書で引くとこう書いてあります。

〔政治上の主張を貫くためになされた行為が法に触れたことによって成り立つ犯罪。また、その犯人。〕

 言葉を扱う私のような人間に取って辞書はとても大事なもので、言葉の最も基本的な部分を示してくれていつも助けられていますが、しかしこの政治犯について、少なくともこの辞書の文面は不足しています。なぜなら、政治犯の多くは不当逮捕であることがほとんどです。辞書は、実態が汲み取りづらい概要になっています。

 この政治犯も、しばしば一般人の価値観を利用して「単なる悪人」として政界から葬り去られることがございます。先程触れた参政党繫がりなら豊田真由子氏がそれに当たるでしょう。秘書への罵倒という動かしがたい事実もあるためひどいバッシングを受けましたが、非常に反省しているようですし、個人的には優秀なひとだと認識していますので、ぜひとも国民に資する政治家として返り咲いてほしく存じます。

 要するに、犯罪によって消えたような政治家によ注目して、「誰が得をしたのか」を考えてゆくことが真実を見極めるために大切だということです。昨今、参政党への圧力が強いのは、それによって参政党が潰れれば得をする勢力が存在することを示しています。それは、ポピュリズム政党である参政党の対立党、すなわちグローバリズム政党であり、最たるものが自由民主党と立憲民主党といえるでしょう。(もはや「民主」を掲げないでいただきたく思います。そこから既に脱線している政党が大きな顔をしすぎなのです)

 

 

 さて、長長と書いてきましたが、今回はこの辺りで結びとします。来たる衆議院選挙や参議院選挙に向けた心構えを書けましたので、私の中では満足です。

 要するに、ここのところの作品と連動した「起承転結」の「結」をここに置いています。一応この頁は「作品の更新記録」なのです。宣伝的なことを書くなら……世界情勢と縁遠く、政治とは縁もゆかりもないファンタジ作品なので気楽にご覧いただけます、と添える程度にします。

 国内情勢や世界情勢においてはほぼ常在戦場の気持でいなければならない時代なのだと感じていますので、この先しばらく、断続的に作品掲載をしながら新作は着手できないだろうと思っています。

 

 ただただ、何事もなく、皆さんが平和に暮らせる世の中になることを祈っています。

 では、またお会いしましょう。

 

 オトオリよりお贈りします。

 

 

 

──2025/10/08(水)〜11(土) 執筆

  2025/10/11(土) 掲載──

 

 

 

──────────

──当頁書き収め──

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