2025/05/30(金)『妄想「共に歩む者」』更新記録② 「一章」掲載。 「四毒抜き体験雑記」と「日本人の体質」を浅めに。
※作品の文体とは一部異なります。
初めまして、あるいは改めまして、オトオリと申します。
いつの時代も困難が立ち塞がると気が塞ぎ、視野が狭まって、高い能力を持っていても右往左往してしまう。そんな状況に立ち向かう主神の一場面を描いた「一章」を掲載致しました。
気が塞ぐ、視野が狭まる、そういったことはここ数年、世界じゅうの多くのひとに観られた状態・症状ではないかと存じます。正誤の情報が混在し、意図的に誤った情報が多く流されている古い情報発信元からは決して入ってこない正しい情報も中には疑わしく思えてならないものもあり、その一方で正しい情報が先述媒体から齎されることもあるため自分に落とし込んで行動するには慎重さが必要な時代です。何事も自分で調べて・考えて・納得してゆくことが必要だと思い知らされる日日です。
今回の日記では多くを書きませんが、私が小さな頃は息を潜めていたものが現在の日本で跋扈し、いささかならず国民が逼迫しています。特に食品について輸入品が大方を占めているために輸入がストップすればお金があっても買えない時代になったと多くの国民も認識していることと存じます。あまつさえ米価高騰により主食を奪われつつあり、現実として買えない・買い控えせざるを得ない家庭もございます。
主食を奪われれば何が起こるか。浅いところから記すなら戦後、GHQによる食料転換政策が大きく、米軍が日本人童子にチョコレートを与えた様子が国民もよく知る象徴的な場面であったのかも知れません。それからおよそ八〇年です。大量生産されているお菓子はその場ではおいしいかも知れませんが、長期的に観て体調不良の一因であり、医療費高騰の一助でもございます。が、一部ではそれを知らないまま「ご褒美」という名を冠した万能アイテムのように扱っている向きもございます。体内フローラという言葉を耳にしたことのある方は多いでしょう。その絶妙な生態系を崩壊させるのが「ご褒美」であることは少なくございません。そして元来の日本の食生活にはほぼほぼ存在しなかった添加物や精製された食品・調味料もまた脅威で──。グルテン過多の小麦を主とする輸入食品・外来食品は見事に現代に溶け込んで違和感を持たない国民がたくさんいる状況に至ってしまいました。多様性やグローバル社会、SDGsといったどことなく聞こえのいい言葉も緩衝材となり輸入品への忌避感が低下し、お米の大切さ・米価高騰・お米喪失の重大性、農家減衰への意識の希薄さに氣づかない事態にもなってしまったのです。これらの意識はテレビ依存度の高い世代ほど強固で、携帯端末普及後に生まれた若い世代の声に耳を傾けない要因の一つとも考えられます。食料転換政策とはすなわち、その国に生まれ育つことの誇りを国民に棄てさせるものだということです。無自覚の国民ほど誇りを棄てる姿勢が標準動作となり「愛国心」に耳を貸してくれませんし、異常な判断を正常だと思い込む傾向が強いです。いささか過剰な表現に聞こえるかも知れませんが、書き手として文章上で遠慮する考えはございません。何が国の未来であるか、何が人間としての元来の宝であるか、
「それは子達である」
こう立ち返れば何が異常なのかはすぐに判ることです。未来を奪うような選択を年長者がやってゆくことだけはあってはならないのです──。
さて、私個人の話に戻しまして、俗にいう「四毒抜き」の実体験を記します。四毒とは①小麦粉、②砂糖、③油、④乳製品のことです。③の油は一般的に「揚げ油」といわれていますが、私の場合は実践可能性として植物油全般を指しています。これらを摂らないことを「四毒抜き」といいます。
四毒抜きを行うことでよくいわれる変化は、花粉症・炎症に関係する症状の緩和、口や汗のにおい、加齢臭が抑えられる、などです。完全に抜くことが推奨されますが人付合いや精神衛生の観点で現実的には難しいです。が、結論から言えば、日本人の遺伝子は日本の食事──和食──が合っており、生まれながらにして外来の食事──洋風・中華など──に馴染めないのです。こればかりは「好き・嫌い」でどうにかなることではございません。
深いところを衝くなら、
「人類は狩猟採集時代が長い」
この事実が重いです。大量生産・大量消費の食生活は歴史的に浅く、遺伝子が馴染める由がございません。現代人の体質は何万年も掛けて築かれたもので簡単に変わりません。そこを土台にしているので「食べないほうがいいもの」が明確になるのです。私に取ってそれは砂糖、つまり甘いものにほかなりませんでした。残念ですが、そういうものなのです。腸内フローラを崩壊させて免疫力を下げて不要な医療を受けて時間とお金を擦り減らすおそれを考えれば「摂らないだけ」でうまく回る『摂らない選択』は画期的です。なお、ここまで読んで、
「何が愉しくて抜くの?」
「好きなものを食べないのつらくない?」
と、思われる方もいらっしゃるかも知れません。ところがどっこい。むしろ地味に愉しいのです。物選びの明確な基準ができるので、買物の愉しさだけで数倍は高まります。それに、「おいしい」と思っていたお菓子が目に留まらなくなるのです。これは試さないと理解できない不思議体験かも知れませんが、経験済みの方はご理解くださるでしょう。
昨今「糖化」「体の焦げ」という言葉もよく聞きますが、これも無関係の話ではございません。よく眠ったはずなのに眠くなってしまう、ゆっくり休んでも疲れが抜けない、と、いう方も、試しに砂糖を抜いてみましょう。狩猟採集時代には貴重だった「糖」というご褒美は現代では異常なほど溢れ返っているので、「あげないことがご褒美である」と私は心得ました。代謝でお疲れの肝臓や腎臓、血糖値を抑えようと必死な膵臓にお休みをあげましょう。全身の炎症を抑え、体調回復を見込めます。長期的には肌の皺やしみなども改善する見込みがあるそうです。ちなみに、「糖分ゼロ」を絶対に避けます。これは人工糖など異常に甘い添加物を用いており、血糖値こそ上げませんが、関係臓器を誤作動させて、回り回って「糖代謝異常」を起こし、いわゆる糖尿病にまっしぐらとなり、さらには視力低下や心臓病、脳卒中などを併発します。摂るとしても黒糖や甜菜糖など「糖以外が含まれる糖」を抓む程度にします。この「○○以外が含まれる○○」は塩や水にも同じことがいえますね。俗に食塩といわれる精製塩は人類に必要な栄養がごっそり抜き取られた腑抜けたものですので避けるのが無難です。購買意欲を煽る安値で浮いたお金は不調による医療費で取り返されると考えると納得しやすいでしょう。ちなみに健康は戻りません。崩れた体調は薬では治りません。治ったように見せかける対症療法が薬や手術です。根治は表向きであり概ね臓器の損失と引換えです。仮に害された体調でも健康に近づける。それが四毒抜きの最たる効果といえます。
四毒こと①小麦粉、②砂糖、③油、④乳製品、これらをいきなり全て抜くのは事実上困難で、先にも触れた通り環境的・精神衛生的に支障がある場合も多いです。自分なりの許容基準を見定めやすいので一度は全てを抜く機会を設けてみることを私はお勧めしますが、ひとまずは、自分の食生活を見直すにとどめて他者に四毒抜きをごり押しすることは避けます。ただし、体調的にも経済的にも悪いことがないのでご興味がある方が集まるSNSやこういった文面上ではお勧めします。
「飲物や料理に入れる砂糖や油を減らすだけでも実感できる変化があるかも知れません」
と。
「ひょっとすると新たな境地が拓けるかも知れません」
と。
感情的な私はデータを示すより感情に訴えるような発信のほうがしっくり来るのでこのように申しますが、無論、人類的にはデータも大切にすべきですね。
まずは三箇月前後で多くの方が変化を感ずるとされていますが、異常なほど糖代謝の高かった私は砂糖を三日抜くだけでもかなり体調がよくなりました。そして、四毒抜きを始めておよそ三箇月が過ぎました。特に小麦を抜いているあいだ、花粉の季節である二月から五月のうち四月から現在に至るまで花粉症の症状が──じつはほぼ出なかったのですが体調には個人差があると思うので表現を抑えめにして──軽減されました。
大きな変化には幅がございますがおよそ二年ほどあとに観られるとのこと。これは、体の中で新陳代謝の遅い筋肉や骨を基準にしているものと考えられます。体は食べるもので作られるので筋肉や骨も当然その一部。健康を保つには、体に合ったものを食べる必要があるのです。そして総身を丈夫に保つなら二年後を見越して食生活を見直してゆくのがよい、と、いうことも考えられます。遠大です……。が、人間とはかくも面白い。何も変わっていないようで良くも悪くも少しずつ変わってゆくのですから。
と、思わず長長と記しました。申し訳ございません。作中に四毒抜きの話が出てくるわけではございませんが、「一章」の掲載と「一生ものの体」を掛けたということにして当頁はこの辺りで戦略的撤退を講じます。冗長な文章は私の持味であり個性です。はい。自己弁護です。しかしどこかで区切りをつけなければ終わらないので、なんとか区切りをつけようと頑張らなければならないのです。……と、重ね重ね申し訳ございません。四毒抜きは飽くまで健康へ近づける、体を本来の状態へ整える考え方です。生まれ変わらない細胞も存在する以上は四毒抜きで全てが回復するわけではございません。が、「毒抜き」に焦点を当てるなら食品・デジタル・情報・関係、さまざまな面で必要なのかも知れません。
一時気温が高まりました日本列島は梅雨前線の接近と雨季の訪れを示すように急激に冷え込みまして、そこらじゅうで一枚多めに着込んだ方方を見かけました。一方で湿気が増して汗をかきやすくなり、寝冷えなどは汗の影響もございました。体温低下ひとつで不調を来す人間の体の複雑さと未知性は大変興味深いですね。
この日記が掲載されます三一日の土曜日及び週末は気温が安定し、皆さんが体調を崩さず大切な時間を過ごせますよう願って、書き収めます。
──2025/05/26執筆
2025/05/31 23:10掲載──
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──当頁書き収め──
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