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『妄想「破綻の日常」』更新記録。


※作品の文体とは一部異なります。

※当該作品の〔最新更新部〕は更新時こちらに移します。


 2018/09/08『妄想「破綻の日常」』の連載開始。

 数年前、別サイト「魔法のiらんど」を主として掲載していた『無神物語』シリーズを踏襲したシリーズが今作品『妄想』シリーズです。同じ世界観で別のキャラクタを主とし、あるいはどこかでかつてのキャラクタも交えて展開していきたい物語になっています。

 「始章」の前書きに記しております通り、一章から二二章を始章と終章で挟んで全二四章構成。更新は毎週末(金・土のどちらか)夜に一章ずつを予定しております。(追記2018/12/01∥現在は粗筋の下部に前書きの内容を移しました)

 以前の作品をご覧くださった方方はご存じのことですが、私の書く物語はあまり明るいものとは言えず、血が流れすぎることもあります。だからこそ、物語の中で血を流してくれるキャラクタに恥じないよう、可能な限り丁寧に仕上げて掲載していきたいと考えております。

 私の作品と既にご縁のある方方、これから手に取ってくださる方方、どちらでもない方方まで、包括して何かよき気づきに繋がるような作品となれば幸いです。

 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

──以上、書き収め──


 2018/09/14『妄想「破綻の日常」』一章掲載。

 先週の始章に続きまして、一章を掲載致しました。

 作品頁にもある通り、一五歳未満の方の閲覧は禁止しております。ご興味がある方は年を経てご覧いただきますよう、お願い申し上げます。

 以上、書き収めます。


 2018/09/16『妄想「破綻の日常」』始章・前書き修正。

 わずかな修正ですがバタついて二回更新してしまいました。お目汚し失礼致しました。

 作品に直接関係はございませんが──、私に書くこと以外の特技はなく、記憶力に難があるので、この作品は設定資料やらなんやら事前準備に時間を費やし、少しずつ書きためて参りました。私が好きなポケモンの話に擬えるなら、今回の作品は「サン・ムーン」から登場した「ゼンリョクのZ技」と言ったところでしょう。描写していない部分も含めていろいろと考えながら書いておりますので、もともと遅い筆がさらに遅くなっているように思います。

「以前書いていた作品に登場させたキャラクタや舞台も早く登場させたいなぁ」

 などと思いつつ、着実に書き進めております。

 次の更新も予定通り金曜日か土曜日の夜を予定しております。お手に取っていただき、何かの気づきになれば幸いです。

 以上、書き収めます。


 2018/09/21『妄想「破綻の日常」』二章掲載。一部修正箇所について。

 本日、二章を掲載致しました。

 遅ればせながら、今週の初め頃、一章の一部にルビを振るなどの改善を行いましたので合わせて書き記します。

 今後も変らず書き進めて参ります。

 以上、書き収めます。


 2018/09/28『妄想「破綻の日常」』三章を掲載。

 予定通り三章を掲載致しました。

 二章にはヒヤッとする誤字がございました。これに限らず、掲載済みの章についても気づいたところ、気になったところを随時修正して参ります。


 2018/09/29『妄想「破綻の日常」』四章を掲載。

 昨日の三章に続いて、四章を掲載致しました。

 来週か再来週は掲載できない可能性がございますので今週は二章分を急いで掲載させていただきました。

 決して明るい話ではございませんが、愉しんでいただければ幸いです。

 以上、書き収めます。


 2018/09/29『妄想「破綻の日常」』五章を掲載。

 治安悪化の原因に近づくにつれて、少女と男性の距離も──。

 見直し作業が想定より捗ったため、前倒しで五章を掲載致しました。

 六章は予定通り来週、またはそれ以降の金曜日か土曜日を予定しております。

 以上、書き収めます。


 2018/10/05『妄想「破綻の日常」』六章掲載。

 予定を繰り上げ、深夜ですが六章を掲載致しました。

 残り四分の三を年末までに掲載できるように更新して参ります。ご興味のある方はご閲覧ください。‬


 2018/10/06『妄想「破綻の日常」』七章掲載。


 2018/10/12 追記23:16『妄想「破綻の日常」』八章を掲載。

 八章を予定通り掲載致しました。

 ストーリ全体の三分の一を越えました。

 気を緩めず、修正箇所が見つかれば随時修正して、着実に更新して参ります。

 追記23:16前後∥掲載して早早ではございますが、八章の一部表記を見直しました。


 2018/10/19『妄想「破綻の日常」』九章掲載。

 九章の掲載を致しました。表記統一など、まだまだ見直すべき点も多いことと存じますが、これからも着実に更新して参ります。


 2018/10/20『妄想「破綻の日常」』一〇章掲載。

 一〇章を掲載致しました。折返し間近──。この調子で着実に更新して参ります。


 2018/10/26 追記『妄想「破綻の日常」』一一章掲載予定。

 今回の掲載に当り、粗筋の文面を追加、キーワードの一部見直しを行いました。

 一一章を掲載致しましたら、改めてこちらに掲載完了の旨を追記致します。

 追記22:25前後∥一一章を掲載致しました。


 2018/11/02『妄想「破綻の日常」』一二章掲載予定。

 掲載するために起きていたかったのですが、ゆえあってこの章は早朝四時に掲載されるよう「掲載予約」を致しました。これまでのお話を追ってくださっている方は、四時以降、掲載され次第追っていただければ問題ないかと存じます。

 大切なひとをこの世になんとしても繫ぎ止めたい。そんな気持も込めて──。

──以上、書き収めます──


 2018/11/03に『妄想「破綻の日常」』一三章掲載予定。

 今週は、明日も新章掲載を予定しております。

 早朝掲載予定ですので、興味のある方は是非ご覧ください。

 その次の更新は来週を予定しております。

 明るい物語でもなく、恐らくノリのいい物語でもなく、きっと不快感が募る物語ですが、これも一つの記録として──、最後まで執筆して参ります。

──以上、書き収めます──


 2018/11/04 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』始章加筆。

 読者の想像力は筆者を優ると考えております。ゆえに「最初から説明だらけもいかがなものか……」と考え、基本的に説明を最小限にしているのですが、少なくとも戦争被害と復興の様子に関しては最小限にも及んでいないだろうと判断して加筆致しました。

 世の中、悲惨で溢れ返っておりますが、行動しなければ、発言しなければ、それら悲惨を看過しているような気がしてなりませんので、その気持を引き締め直して、また気持を込めて、今後も必要とあらば加筆修正を行って参ります。

──以上、書き収めます──


 2018/11/09『妄想「破綻の日常」』一四章掲載。

 距離が縮まりそうで縮まらないヒロイン達を書くのは執筆者としても気持的にしんどいことがございます。相手のことを理解しているつもりが理解できていなかったり、自分のことを理解してもらえているつもりがしてもらえていない、そういった擦れ違いというのは恋愛関係に限らず日常茶飯事です。これを拗らせるといろいろとひどいことになりますが……拗らせているようでじつは進展している関係性というものも。

 そのような着実な進展を記録する一四章を掲載致しました。ヒロインについては、いささか「あり得ない」精神構造をしているため、始章からこれまで、感情移入しにくいキャラクタになっていると思いますが、「『死』の選択肢しか見えなくなっている方方の希望や支えに、わずかながらでもなっていればいいな……」と、妄想して描いております。

──以上、書き収めます──


 2018/11/16 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』一五章を掲載。

 眩いばかりのヒロイックというものがファンタジに限らず物語には大切な要素だと思いますが、その辺りは一二章にも少し記録したところなので、目立たない畦道に萌ゆる草花のような人人にも趣旨がずれない程度に焦点を当てたく思います。正しいことをしていても間違うことが全くないわけではございません。泥臭くても懸命に、少しずつでも進んでいく人人の幸せを祈りつつ。

 そんな願いを込めて、ヒロイン達とは別の目線を五〇%ほど描いた一五章を掲載致しました。


 2018/11/17 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』一六章を掲載。

 恋愛関係に照らすとヒロインとお相手を外から観て愉しいかどうかはかなり怪しいものですが、この作品で一二を争うほどヒロインが浮かれる場面なので、これまでの章に比べると息苦しい場面が少なく、筆者としては少しだけ心が軽い──、そんな一六章を掲載致しました。

 私の体感が読者の方にも伝わり、「活力」や「踏みとどまる気持」が生まれてくれたら、あるいはそのヒントが得られるようであれば幸いです。

──以上、書き収めます──


 2018/11/24 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』一七章を掲載。

 前提は「基礎」。基礎はあらゆる分野において発展・結論に繋げるために必ず必要なもの、その根底に確証がなければなりません。

 小説に置き換えるなら、起承転結における「起」が「基礎」に当たるでしょう。が、この物語はそれが曖昧で、「筆者である私より読み手側のほうにストレスが溜まりそうだな……」と、思います。そんな曖昧な前提の中、作中ではわずかな真実を拾ってもしくは偽りも真実と捉えて突き進み、確実に打ち解けつつあるヒロインと想い人です。が、真実を捉えていても人間関係は気づかぬうちに不一致が発生しており決定的な溝を作っていたりするもので、偽りを真実と捉えるがゆえに思わぬ功を奏することも──。と、いう一七章を掲載致しました。

 以下、小説とは一部文体を変えます。

 現実の世界では、「曖昧な前提」が国会で問題となっています。外国人技能実習生の失踪理由について、法務省が文言の一括化(「低賃金」、「契約賃金以下」、「最低賃金以下」、これら三つの失踪理由を、『より高い賃金を求めて失踪』と一括化)をしたのは恐らく多くの方が耳にしたのではないでしょうか。言葉によって印象がガラッと変わります。一括化された理由では危機感が伝わってきませんが、もとの三つの項目は外国人技能実習生が置かれた環境の劣悪さが伝わってくるようです。

 東京の最低賃金は2018/10/01から985円となっているそうです。さて、唐突ですが、この「時給985円」で働くことを仮想し、いざ働いてみると「時給885円」で換算されていたとします。「契約賃金以下」かつ「最低賃金以下」とは、こういうことでしょう……。たかが100円、されど100円です。さらにはこれ以外に何かしらの不遇を強いられたとすると、私ならそんな現場()で働きません。行き場がなければ失踪するほかないでしょう。そうなったら、『より高い賃金を求めて失踪した』とされてしまうのでしょうか。恐ろしい話です。外国人技能実習生の中でも一握りの話かも知れませんが、そこには多くの人生と苦悩がひしめいているように感じます。ここで触れた外国人技能実習生の失踪問題は表層でしかありませんが──。

 一日本人である私としては、外国の方方が日本で学んだ技術を生かして家族ひいては母国の発展に貢献してくださればいいなと思います。一環境において、「日本にはもう来たくない」、「日本はひどいところだ」と、いうように思っている外国の方がいるのも現実で、そんな風に思われてしまう日本ではあってほしくないなと心から思います。

 小説の話題からはいささか逸れましたが、以上で書き収めます。

──2018/11/24──


 2018/11/30 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』一八章を掲載。

 この作品において、ヒロインには──少し大袈裟な表現ですが──「想い人に対する絶対的な救済」を体現してもらっているので相変らず暴走気味に突撃していきます。その甲斐もあって頑なだった想い人の苦しみの核心部分に触れるに至り──、と、いう一八章を掲載致しました。著者としては安堵しつつ……、二人を応援するような気持で引続き書き進めて参ります。

 魔法的には優秀なヒロインと想い人も、人間としてはきっとまだまだ穴だらけです。そうした穴だらけの人間を書いていければと思います。

──2018/11/30──



 2018/12/01 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』一九章を掲載。

 かなり冷え込む季節になりました。常夏かつ砂漠をモチーフに描かれているメイン舞台も、冬を迎えております。

 幼い私は岐阜で育ち、肉親の指差した伊吹山が雪を被っていることで冬の訪れを感じたものです。冷え込むと霜や雪をよく見て、ときには雪掻きに追われた記憶があります。

 そうした風景を思い出しながら、一方では温かい国への憧れを込めているのが作中のメイン舞台であったりします。無論、赤道直下ともなると憧れを通り越して日本に戻りたくなること必至なので、ファンタジ要素を活かしつつも世界観を大切にして理屈を通し、私の感情も落とし込むことのできるような背景として設定しています。

 そんな温かい土地で結ばれたヒロインと想い人が思わぬ現実を突きつけられる一九章を掲載致しました。

 世の中、なかなかうまいこといきません。思いもしないことに直面することも無数にあります。絶望的な現実を突きつけられたときに足掻くことが人間には必要です。巷で広まるAIのような優れた知能の集合体達が十数年後にはどんな絶望も簡単に乗り越える結論を導き出すのかも知れませんが……、人間は泥臭く生きているものだと信じたいところです。

──2018/12/01──


 2018/12/08 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』二〇章掲載。

 指が悴んで動きません。一部キャリアの通信回線が遮断されるという事態の影響をもろに受けてしまったのでいろいろと焦った週末ですが二〇章を掲載致しました。


 2018/12/14 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』二一章掲載。

 二一章を掲載致しました。


 2018/12/15 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』二二章掲載。

 政府側の言う「粘り強く交渉していく」は、「ごり押しで作業していく」と同義だとはもうとっくに判明している。それが違法とは言えないとしても、玉城知事を選んだ沖縄県民の意には確実に背いているし、一部報道によれば県外からも疑問の声がある。その「県外の声」に私も入る。「どこが交渉だ」と。‬

 抗議の声が上がると「合理的な対案がない」と言い出すばかりか民意に寄り添わず埋め立てを強行的に実行していく政府──国会内でも強行採決という形で見られる異常さ──に人間的な正義はないように思う。「粘り強く交渉していく」には()()()()()()()()()が組み込まれていないのだろうか……。心のない政治が人を踏み躙っていると思えてならない。「『〔粘り強く──〕と、まだ詭弁を続けるのだろうか』と、国民を辟易させて政治への関心を失わせること」が目的ならじつに素晴らしい作戦だ、大成功しているから。だが、政治家としても人間としても極めて信頼感に欠けている。逃げることが恥とは言わないが、逃げ回り続けるだけの詭弁を弄しながら「力」を用いた汚い攻め方で弱い者苛めを繰り返している与党のやり口はまるで苛めっ子やチンピラだと感ずるからだ。かつての横綱相撲のような、「受けて立つ」という強者の精神が全く見えない。文字通り「土俵が違う」と今の与党なら切り返すのだろうと予測もつくがあえて言う、「受けて立て」と。俗世的な言い方をするなら、今の与党は「カッコ悪い」とみんなが感じているから支持率も下がるのではないか。

 沖縄県の過去を振り返れば、基地があることで被った「人災」も数知れない。植民地にした土地で犯した罪の数数を日本も各地から責められているが、それを沖縄県──強いて言えば米軍基地のある土地全体──に強いているようなものではないか。最近もその話題が挙がったばかりだが、法的決着がついているからと言ってのらりくらりと躱すばかりでは被害者感情を──煽っているようにしか見えないし──治められるはずはないだろう。金で誠意を見せろとは言わないが、少なくとも「法的決着がついている」だけでは突っ撥ねているようにしか感じない。謝意を見せることで賠償請求裁判に発展しかねないことを予測しての行動なのだろうか……。だが、正直な感想を述べるなら、それだけの罪だろう。「蹂躙」とは、「戦争」とは、それほど罪深いことであり、何十年、あるいは一〇〇年経っても消えない感情を綿綿と遺してしまう行為だと理解したほうがいい。

 話を戻す。軟弱地盤の問題に突っ込むと回り回って税金が大量投入されて全国民の問題に発展することはほぼ間違いないわけだろう。これは「沖縄県だけの問題」か。近年の〈舌足らず政権〉は「『国の力をなんのために使うか』が見えなくなっているのではないか」と思えてならない。舌足らずだけなら個性だが、言葉足らず──言葉尽くさず──で国民の理解を得られないのでは最早国会に立つ価値すらない「権力だけの中身のない集団」に思える。言葉を武器に生きている人種ならなおさら。‬

 それもまた「理想論」として切り捨てていくのだろう。理想は夢だろうが、夢がなければ人間にはなれない。人間の集合であり人間のことを考えるべき国が、政府が、理想論も掲げられない世の中だとしたら、それは「人間じゃない何か」が国にも、政府にも、集合してしまっているのだろう。理想論大好きな身としては肩身が狭い世の中になってしまった──。「机上の空論を実行せよ」とまでは言わないとしても、夢を語り合える・手を取り合える社会のほうがずっと気持のいい、理解のある社会になっていくと思うのだが、それもまた机上の空論とされてしまうのだろうか。誰も排斥せず、誰も蹂躙しないで済む、優しい世界が訪れるように、みんなが前向きに動いてほしい──。

 政治などの専門家に言わせれば、今の政権に正義があるのだろうか。つくづく理解できないと感じ、辟易もしているが、それで目を背けるのでは今の与党と同じだ。そうはなりたくないので目を向け続けることで「私」という「民意」を示していきたい。



 2018/12/21 ハイファンタジ小説『妄想「破綻の日常」』終章掲載。

 前略。思いや願いや祈りを込めて執筆するのは筆者として当然のことなのですが、重いキャラクタがメインのストーリなので章題のみを取っても重いものが増え、読み手を沈鬱な気持にさせているのではないかと思います。そんな作品に一番最初に触れて沈鬱の海に沈みつつ執筆し、最終章掲載に至りました──。

 完璧を目指してはいても、書いているうちに書きたいものがいろいろと増えて、まだまだ書き足りないと自分自身で常に感ずるところで、次の作品を執筆していても完成した作品に手を加えたくて仕方なくなります。過去の作品であるこの作品にも、そうして加筆・削除した部分が多くあり、結果としてバランスが悪くなっている部分も多多あると自覚しております。理想とする文体を目指す上で変遷した表記統一や誤字脱字の修正だけでも掲載後に何回手を加えたか覚えていないほどなので、修正記録をつけることにしました。そうして加筆・修正作業をしていると、過去に書いた作品にまた手を加えたくなったり、自分自身が見えなかった・目を瞑っていた・見ようとしなかった──キャラクタや作品などの──よさであったり、筆者である自分自身の欠点や個性を見直すことに繋がっております。ゆえに作品を自己評価すると常に満点とは思えない状態で掲載している次第です。そうした不完全な作品を読んでいただくことに躊躇いがないかと言えばありすぎるほどに躊躇いがございますが、一方では極めて消極的な私に取って執筆している作品が唯一とも言える感情表現の場であり日記・記録でもあるので、その場で掲載してしまいたい気持もなきにしもあらずです。そのような葛藤を持って連載しておりましたので、既に修正したところも含めて私の記憶力の悪さや学のなさが見え隠れしているのではないかと恐ろしく感じております。同時に書くことは愉しみでもあるので、「自分なりの作品」を追い求めてファンタジ世界を書いていきたいと思います。

 話が変わるようですが、私が大好きなポケモンも可愛さや恰好よさだけではきっと成り立たず、「モン」を残しているからこそ愛くるしいのだと考えております。私は動物に触れる機会があまりに少なかったため懐かれることもなく、扱い方も詳しくございませんが、そんな私にはポケモンが「動物」のような存在として近くにあったように感じます。サル・クマ・イノシシなどが山里や町中に現れては作物を荒らしたり地域住民の生活を脅かしたり警察官の手を煩わせたりしているとちょくちょく報道されます。ポケモンの世界でもそのような描写がたびたび見かけられますが、ポケモンは知性が異常に高いのでしょうか、ときに言葉を解して和解したりもすれば、地域住民と共存関係を築いたりして、なんだかんだで排斥されることは少ないです。が、実際の動物は人間を傷つけたりして駆除対象になったりもしますし、決して穏やかな結末ばかりではありませんね……。と、作品と関わりがないようですが、俗にいう「ギャップ萌え」というようなものは真逆の要素やおよそ関わりのない要素が同居していることが大事なのですね。ほとんどのポケモンにはそれがあるように感じます。今や知らない人はいないのではないかと思われるほど有名な「ピカチュウ」はまさしくそれで、可愛い見た目に反して「技:雷」を落としたり「技:電気ショック」で人を感電させたりするわけです。恐ろしいです。同じ電気タイプに「メリープ」という羊のようなもふもふな仔がいますが、この仔も「特性:静電気」で感電させてきたりして地味にキツイです。リアルに考えるともふもふだからと言ってさわるのは危険ですね。そのような可愛いだけではないキャラクタや、恰好いいだけではないキャラクタ、外見では解らないような複雑怪奇なキャラクタなど、いろいろなキャラクタを書いていけたらいいなと思いながら、大人になった今もポケモンをプレイしております。一方で、外見・性格・能力一致で強いポケモンのような相乗効果的に魅力のあるキャラクタも非常に大切で、そのような存在も今後書いていきたいです。ちなみにポケモンバトルは得意ではないので、オンライン対戦どころかオフラインのバトル施設にもほとんど足を踏み込んでいない始末です。あの手の施設に踏み込める人は本当にすごいと思います。真似しようと思ってもできませんし、見習ってもきっと学びを活かせません。ひとえに、私には勇気がございません。

 さて、そんな私ですがこの作品では概ね私自身の本心を捻じ込み、押し込み、書き連ねました。ある種の誤解を招きそうなので予め書いておきたかったこともございましたがあえて書かずに参りました。ここまで参りましたので、読んでくださった方の想像にお任せしたく存じます。機会があれば話すこともございましょうがそれまで私が生きていたらということに致します。「辛うじて生かされている」と、毎日感じて生きている私に取ってこの作品を最後まで掲載できるかどうかも判らなかったのです。だから、私に取っての日記・記録に等しい作品をできる限り書き連ねたい。一分でも長く、一秒でも長く。一方では、先に触れた通りに掲載に至るまでの作品との対峙によって磨り減る精神があり、非常に苦しくもあります。一昔前、小説を書くような人間は精神を病んでいると──いうような意味合の固有名詞的侮蔑表現がよく──いわれましたが、違うと思います。病んでいるからではなく書くから病んでいくのです。それが小さきを説くことの難しさとの対峙であり、それがいかに難しいかを自身に突きつけ続けるからです。また、作品には自身の心を込めていくものですからその魂のようなものが撥ね返ってきます。それをまともに受け止めなければ先に進めませんから病まないほうが希しいのではないかと思うほどです。話が脱線しておりました。病む・病まないは筆者のスタイルにもよることでしょうから一概に捉ないでいただきたく存じます。筆者は皆、自分なりのスタイルで作品と向き合っているものだと信じているので、その方針ゆえに楽観的に観える者から悲愴的に観える者までさまざまでしょう。一括りにせず「個」を重んじていただきたく思うとともに、現代はそれが可能な時代だと信じます。

 長文ですのでそろそろ書き終えたいと思います。この作品で伝えたいことは、キーワードにもある通りのものです。最初は迷走していろいろと流行モノのワードを入れてみたり、釣りっぽい文句を並べ立てたり、と、自分らしくないことこの上ないと反省致しました。私はどうあろうと小卒相当未満の無学な人間です。世間一般の方方が持つ幅広い知識や学の深さには到底及ばず抱えきれませんから、私は理想論や空理空論に逃げてしまいます。それでも、書くことは愉しく、苦しく、やはり愉しいのです。今後お目に掛かることがあれば、よろしくお願い致します。短い間かも知れませんが、自分なりに頑張りたく存じます。草草。

──2018/12/21──


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──現状以上──

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