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『妄想「冥姫の断凍」』更新記録⑩ 九章掲載。

 

※作品の文体とは一部異なります。


 冬の水を溜めて一度浴びてみると刺すような痛みと追いかけてくる寒さを体感し、わずかの時を経て幻想的な景色を眺めることにもなるでしょう。滝行を勧めるのでもなく真冬の寒さを肌で感ずることの大切さを芽吹きの季節にも感じております、オトオリと申します。

 世間がどのような状況にあるかは数日前の自分の行動やそれ以前からの意識の積み重ねによることを考え、気を引き締め直して過ごしております。どこからか「気の緩み」と言われて腹立たしく感ぜられるのは、これまで気を引き締めて挑みさまざま慮ったことの証明と存じます。開き直りが先行しないような意識を維持するのはとても難しいことですがエッセンシャルワーカの皆さんや同じく意識を維持している皆さんの積み重ねに報い、望ましい未来を迎えるため頑張りたく存じます。

 寒さといえば、積雪の中を突き進んで脚や腕が凍るような思い出を振り返ることもございます。凍える道を進んだのはその先に目指すべき場所がある、と、いう理由をおいてほかにない「九章」を掲載致しました。幼い時分は先のない暗がりも興味のまま覗き込んだように思い返します。好奇心のまま突き進むと見落としがあることもままございます。完全とは参りませんが少しでも前へ進めるよう、また愉しめるよう、書き記して参ります。

──2021/04/22執筆

  2021/06/13掲載──


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──当頁書き収め──

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