3/4
見知った人の正体
見知った人物は焔姉だった。
僕は少し考えた末に少し遠回りをしてスーパーに行くことにしたが迂回する前に焔姉に見つかってしまった。
「刹那、何をしている?」
「夕飯の買い出しだけど」
「じゃあ、後ろの奴はなんだ?」
「ストーカー?」
僕がそう言うと焔姉はストーカーの方に目をやる。
「ほう、私の弟に何か用か?八雲」
「いや、その子が困っていそうだったからね手を貸してあげようとしただけだよ」
「手を貸してあげようとしただけでストーカー扱いされないだろ?いくら私の弟が可愛いからって手を出したら...分かるだろ?」
焔姉は少し威圧しながら言った。
「手を出すなんてとんでもない私は全ての少年のよろこぶ顔が見たいだけなんですよ!まぁ、あわよくば、少年たちのはじめてを私のものにしたいと思っているが...」
「よし分かった。刹那、お前スーパーに行くのだろ?私もつきあってやる」
焔姉はそう言って僕らと一緒にスーパーに行くことになった。