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今は昔…

前書きって自分のこと書くんですかね?まあこんなこと書いてる時点で自分のことなんですけどね

皆さん初めまして。皆さんと言うほどのもんでもないと思いますけどね嘔吐津おうとつです

今後ともどうぞよろしくお願いします

昔々、とある予言者がいました

彼の予言は絶対に当たるというのです

そんな予言者が、ある日町に遊びに行きました

そして一人の少年に話しかけました



「そこの少年や。そう、君だ。白い髪の、そうそう。少し話をしようと思ってな」


おっさん誰?


「当然の質問だな。必要はないので名乗らない。どこぞの目立たない予言者だと思っておくれ」


じゃあ、予言者が僕に何の用?


「だから、話をしようと思っているのだが。今暇だろう。分かっている。だから声をかけたのだ」


なんか怪しいやつだな…警察に突き出してやろうか


「話が進まない気がするので強引に進めよう。ゴリ押しは時には必要なのさ。覚えておけよ。俺はいつでもここにいる。話が聞きたくなったらここに来るといい。君が最後まで話を聞くことはわかっているがな。毎日、そうだな、一時間程度だけでいい」


わかったよ。警察には突き出さないでやる。話も聞いてやるさ


「よろしい」


で、どんな話なんだ?昔話か?


「いい事を教えてやろう。良いかどうかは分からんが。予言者を自称する奴のする話なんてな、嘘か未来だけだぜ?ちなみに偽物は嘘を話すし、本物は嘘と未来の両方を話す」


じゃあ、おっさんはどっちなの?


「おっさんは本物だよ。おっさんと言ってもまだ三九歳なんだがね」


十分おっさんだよ


「そうかい。じゃあ、そろそろあらすじだけでも話そうか。今日はそれだけで時間いっぱいだ」


よろしくな


*****


敢えて時間は言わない。少し重要な部分だからね。これは、とある勇者たちの話だ。後に、白光要塞はっこうようさいと呼ばれる者と、千槍せんそうと呼ばれる者の、話

その国に、ある日神が舞い降りた。そしてこう言った


「今この国より、盾の勇者と矛の勇者が誕生する。二人の勇者は争わなければならぬ。二人の勇者がどちらも死んだ時、次の勇者が誕生するだろう。勝った方には、私が願いを叶えてやろう」


少し内容は違うかも知れんが、まあこんな事を言ったわけだ。酷い髪もいたもんだね。永遠に戦い続けろだなんて。おっちゃんは基本的に盾の目線、というか、そっちメインで話すからね

そういえば、言い忘れていた設定が一つある。その国の人間は、皆何かしらの能力がある。どれもパッとしない奴だけどね。−20度から100度までの炎をだせたり、水を出せたり、手先が異様に器用だったり、まあそんなんだ。微妙だろ?盾の勇者は足が速かった。矛の勇者は飯がいらない。矛の勇者は案外良い能力だろう。食費0円。羨ましい。まあ、ちゃっちゃと話してしまおうか。あらすじ


結果を言うと勝ったのは盾だ。負けたのは矛だ。そして、その国は”崩壊不可能の帝国”と呼ばれるようになる

案外そのまんまだよ。なんのひねりも無し。格好良く言うなら、可視の不可侵、と言ったところかな?

まあ僕はあいつはキライだけど


盾の勇者は、神に一番近い人間になった。どういう事かは、覚えていたらいつか話すよ。覚えていなくても、話さなくても、君にはいつかわかる事だがね


矛の勇者は…死んだ。最後まで希望を持って。決意を持って。仲間を。家族を。敵までも信じて。結局死んだ。哀れな奴だよ


今日は最後にこれだけ


この話は、僕にとって、全くのバットエンドだ。吸血鬼は出てこないよ?

誰も幸せになれない。永遠ってのはある種最高の不幸だと思うのだよ


*****


「まあ、今日はこんなもんでいいだろう。もうすぐ雨が降るから、早く帰りなさい」


おう、わかったよ、おっさん。また明日な


「そうだな、また、明日」

前書きで全部言っちまったんだが?こんにちは。また会いましたね。これはまさか…運命…?ヴェートーベン、貴様!お前のせいで…!(意味不明)

じゃあめっちゃ懐かしい気がする締め方しましょうか

星10で続く〜(うごメモ的な奴)

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