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VRゲームを作る人  作者: 僕
3/5

発想の転換

いろいろあった。

詳細に説明すると、紙面がござるだらけになるので、割愛。

血で血を洗う様な流血はなかったが、長時間の討論の後、お互いに資料を見せ合ったため、三人の身体から多少の体液を排出し、和解に至った。

今の流れを断ち切るようだが、男性特有に溜まるものは、三日ぐらいで満タンになり、それ以降の物は再吸収されるらしい。ちなみに、三人が研究室に詰めるようになって三日目である。


「拙者はなんてことをしてしまったでござるかー!!」


「三人誓いを、三人揃って破ってしまうとは……」


「我慢出来ないものは我慢出来ないでござる。完成するまでリピドーを全てVR作成に捧げるなんて到底無理でござる。頭が冷えて丁度良かったでござる。」


「お前! あの時の情熱を忘れたのか!」


「そうだそうだ! でござるよ。デブが一番乗り気だったはずでござるよ!」


「……そうでござる。でも、今はそんな些細なことより、完成を急ぐでござる。ここで立ち止まっていては、ただの阿呆に過ぎないでござる。」


「デブ!ちょっと言い過ぎでござるよ! 撤回を要求するで……ござ……る………よ?」


「デブ。お前泣いてるのか?」


「泣いてないでござる。泣いてなんか無いござる。泣いたり、言い合ったりしている暇などないでござる。全ては理想を達成するため、一秒たりとも無駄にできないでござる。いち早く、理想と出会うため、前に進むだけでござる!」


「「デブーー!!」」


ひしと抱き合う三人の男。三日ほど風呂に入っていないため、かなりムッとくる光景である。

そんな暇があったら、話を進めろと思う。

正直臭そう。清潔感は大事。

三人の明日はどっちだ?

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