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VRゲームを作る人  作者: 僕
1/5

三人の誓

同じ阿呆なら踊らにゃそんそん

「駄目だ!」


その声が響いた部屋には三人の男がいた。

一人は小太りの男。仮にデブと呼ぼう。

もう一人はガリガリで眼鏡をかけている。ガリ眼鏡と呼ぼう。

最後の一人は特徴にないすぐに忘れられそうな顔だ。モブと呼ぼう。


モブが部屋の真ん中に置いてある機能性デスクチェアーに座って、ヘッドマウントディスプレイを外しているところだった。その手には、肘まである分厚いグローブの様なものを付けている。


「困難じゃ駄目だ! これじゃただの柔らかめのゴムボールじゃないか!」


デブとガリ眼鏡はパラメータのチェックをしていた画面から目を離し、モブに話しかける。


「これ以上パラメーターを複雑化したら、画像は兎も角、感触の再現が間に合わないでござるよ。」


ゴザル語を話しているのはガリ眼鏡の方だ。


「パラメーターを単純化して表現に使う数値を減らさなきゃイケナイでござる。」


デブもゴザル語を使用しているようだ。見た目は正反対な二人だが、見分けが付き難くて困る。


「仕方ない。一から考え直しかぁ。」


「大変な作業になると思うでござるが、三人で力を合わせて頑張るでござるよ。」


「もちろんでござる。全力で取り組むでござる。すべては……」


「「「完璧なおっぱいの再現のため!!!」」」


とりあえず、そんな話。

三人の明日はどっちだ!

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