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倶楽部妨錠~To the things left behind looking for travel in Japan~  作者: 倶楽部妨錠代表祇園さんの信者
歴史を築いた東の遺産〜All the way to the living even now〜
3/3

準備その2と色々と重大な事。

今回のお話は、「なあんだ前回と変わらねぇ、じゃん。」とか言って飛ばすとこれからの話が一部意味不明になってしまうので注意です。

「明日から夏季休校に入る。休み明けには模試とかがあるのでこれまでの内容はよーく復習しておくように。では日直、よろしく。」

「きりーつ、れい、ありがとーございました~。」

『ありがとーございましたー。」


は~、暑かった夏の地獄(授業という名の)も終わったことだし、そろそろ仕度を急がなくては。あ、もちろんテス勉は毎日やっている。高校受験の時からだろうか、いつの間にか癖が付いていたようだ。

ん、あれに見えるは海別じゃないか。


「よーう茂正ぁ今日は一人か?」

「ん?ああそうだが。でも今日は用事あるからどこも行けないぞ。」

「お?そうか。そういやぁお前夏期休校中どっか行くらしいな。聞いたぞ。」

「うん?まあそうだが、何故知っている?」

「これよこれ、みーんな知ってるぞ。ほら、『茂氏がお前らに内緒で旅行するらしいぞ。』ってさ。誰だか知らねぇけどよぉ〜」

「あぁ、何処かと思ったらL○N○の1○トークか。いつの間に作成したんだよ?」

「何言ってんだお前、五月頃には出来てたぞ。」

「ほほ〜う。休み明けに入ってみるかな。」


少し心配だ。彼奴らにはあまり知られたくないのだが...。いや、別に恥じる事ではないだろう。その時はその時で堂々と言ってやるか。巡るものが少し珍しいだけの単なる旅行だし。


「じゃあそろそろ帰るぞ。遅れるとアレなんでな。」

「おう、じゃあな。」






さてと、ここで二回目のメタ発言&なかなかのネタバレをしておこう。この物語ではメタ発言とある程度のネタバレでバランスが保たれている点がいくつかあるのだが、そんなので物語が出来るのであろうか。代表さん(作者)よ。


今回は僕のこの霊感のルーツを教えよう。さっきから背後に白い影がうねうねしてるが気にしない。家に着けば消えるだろう。


さて、ここが僕の家。

神社と隣接している。というか一体化している。

僕の家は代々氏子の家系なのだ。が、僕には兄弟姉妹が居て、当たり前だが兄と姉が継ぐこととなっているので僕はほぼ関係のないことなのだが。

まあそんな話は長くなるから置いといて、僕にさっきまでついていた白い妖はいつの間にか消えていたようだ。まあ今回の最大のネタバレはこれだ。僕には守護神が常時ついている。僕の身体に危険を及ぼす存在にのみその力が働き、もちろん神なので僕の指図は非常時以外通用しない。てか指図した事が無い。

その神の名は「蒼樹久方尊そうじゅひさかたのみこと」。一応女性である。お、なんか話すみたいだ。何だろう。←なにその気の抜け方


「「一応」とは何様ですか。貴方を常時守っているこの私をもっと感謝して下さい。離れますよ?」

「これは×2大変失礼致しました。そういえば僕の考えの常時分かるのでしたね。どうかお許しを。」

「...。良いでしょう。というか今までずっとこの繰り返しではありませんか。本当なのですか?」

「もし嘘ならば貴方様はとっくに離れていることでしょう。」

「...。おかしな事を言って納得させないでください。」


少々神と人間との会話などと思えない所もあるが気にするな。何年一緒だと思ってる。生まれ付きだったらしいからな。もう16年程になるか。


「そういえば、もうすぐ小旅に出掛けるらしいですね。女性1人と共に。」

「ええ、そうです。東海道を7日程で巡ろうかと。」

「いくら私がいるからといって、無茶はなさらないでくださいね。」

「承知いたしました。」


さてと、準備を進めなくては。出発は2日後。約一週間を予定しているが、きっと余裕でそれ以上掛かることとなるだろう。何処を通っても良い。何に乗っても良い。好きなだけ歩いて良い。こんななんでもありの旅に何度憧れたことだろうか。自分の心体の限界を試したくなってくる。何処まで『奥へ』行けるか。


「もう忘れたのですか。言ったでしょう?無茶はなさらないように。」

「あ、はい。」

さてと、

次回からようやく本編?みたいなのが始まります。これまでの話を序章みたいなヤツにしなかったのは単純にこれからの話がゴチャゴチャになるということを防ぐ為です。それと、僕の気分です。

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