ファッションおやじ
その男性はファッション館に勤めていた。
最近、女性用婦人服の売り上げが好調だ。
「うーん、もっとピンクについて勉強しよう
なになに?カメオ・ピンク?ふーむ、ホリディ・ピンク?
うーん、どのピンクがいいかな」
熱心に色の見本表を見るおやじ。
ふとみると、女性がピンクの服を着て歩いていた。
「うーん、ありゃ?どのピンクだ?うーん、これか?
いや、これより薄い感じ?」
などと見比べる。
「外歩けるくらいの感じのピンクじゃなきゃ売上は
伸びないし、よし、あんな感じのピンクでいくか!」
そうして婦人雑誌をめくりはじめた。
おわり




