死ぬとは思わなかった
掲載日:2026/08/02
私が死ぬとは思わなかった。
まるで永遠の時を生き抜くようかの幻想を強く抱いていた。
歳をとった人は軒並みに死んでいくけれど
私は20代であるし死とは無縁の存在である事を強く印象付けていた。
車の事故であった。
呆気ない結末は私を亡き者へと葬り去っていくのである。
交通事故というものは現代において主流であり
江戸時代のような切り捨て御免みたいな辻斬りは銃刀法違反をするから皆無であるけれど
この現代は車の交通量が極めて激しく
謂わば何処にでも死という恐怖と恐ろしさは簡単に転がっている。
で
肝心な点を話そうと思うんだけど
私は死んだんだよね?………




