表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

今にきっと…In My LIFE。

作者: 杏時

後で書きます。

母が、命を絶った。


私の日常は大きく変わった。


不運だね、苦労してるのね、と嘆く本当に温かい人たちがいる。


ここぞとばかりに、私につけ込もうとする人たちがいる。



大丈夫。


私は、泣きつきも噛みつきもしない。



自分の中にある膨大なエネルギーを、物心ついた時から強く感じながら生きてきた。


共に暮らす姉弟も、同じだろう。捌け口のない抑圧されたエネルギーは、歪み、間違った形で社会に出てしまうこともあれど…。



幼少時の父の死、そして母の死。



――これほどの犠牲。



分かってる。それらを払ってしか、この人生は咲かない。



母の死は、私が死ぬまで心に居座り続けるだろう。そして、私もいつか必ず死ぬ。それを、常に感じていたい。


そうでないと、生きていると実感できない。



できることは、何でもやる。



あの母が、とても好きだった。



感情は乱れがち、だけど力強く、やはり他人をひき込む何かパワーがある人。優しかった人。



一方では、本当は誰も強くなんかないと、体現していた人が。




大丈夫。


今の私の支えは、自分はあの人の子なのだという真実。




中途半端な女の子に、負ける気がしない。



今この瞬間は、二度とやって来ない。


そう思い、命を燃やすだけ。

がんばれ!後藤真希ちゃん☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ